ケイ酸アルミニウム
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- アルミワイス,合成ケイ酸アルミニウム ... 相互作用 1. 薬剤名等: テトラサイクリン系抗生物質<服用> 発現事象: 効果が減弱 理由・原因: アルミニウムと難溶性のキレートを形成し、薬剤の吸収が阻害
- 作成又は改訂年月 ※※ 2013年1月改訂 (第10版 販売会社変更) ※ 2011年10月改訂 日本標準商品分類番号 872343 日本標準商品分類番号等 再評価結果公表年月(最新) 1980年3月 薬効分類名 胃粘膜保護剤 承認等 販売名 アルミ ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アルミワイス
組成
成分・含量
(1g中)
禁忌
- ※※透析療法を受けている患者〔長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれることがある1)2)。〕
効能または効果
下記疾患における粘膜保護作用と症状の改善
- 胃・十二指腸潰瘍、胃炎(急・慢性胃炎、薬剤性胃炎を含む)
- 合成ケイ酸アルミニウムとして、通常、成人1日3〜10gを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 便秘のある患者〔便秘を悪化させるおそれがある。〕
- ※※腎障害のある患者〔長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれるおそれがあるので、定期的に血中アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。〕
- リン酸塩低下のある患者〔アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される。〕
薬効薬理
- 胃酸と次のように反応する。
Al4(Si3O8)3+12HCl→4AlCl3+9SiO2+6H2O
- 胃酸を徐々に中和してケイ酸と塩化アルミニウムを生じ(制酸作用)、生成したケイ酸は胃粘膜を被覆防護して胃の潰瘍部又は炎症部に及ぼす胃液の刺激をさえぎる(粘膜被覆作用)。一方、胃酸と反応して生成した塩化アルミニウムは胃壁に収れん的に作用して、その働きを調整する。高い吸着能や二次的胃液分泌作用は少ない。
本薬は非吸収性であり、アルカローシスを起こさない。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- 〔日局〕 合成ケイ酸アルミニウム
(Synthetic Aluminum Silicate)
性状
- 本品は白色の粉末で、におい及び味はない。
本品は水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品1gに水酸化ナトリウム溶液(1→5)20mLを加えて加熱するとき、わずかに不溶分を残して溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antacid
- 関
- 制酸薬
商品
[★]
- 英
- synthetic aluminum silicate
- ラ
- aluminii silicas syntheticus
- 商
- アルミワイス、合成ケイ酸アルミニウム、ノルモザン
- 関
- ケイ酸アルミニウム