- 英
- retained placenta, retention of the placenta
- ラ
- retentio placentae
- 同
- 遺残胎盤、胎盤残留
- 関
- 胎盤圧出法
[show details]
参考
- 1. D.産科疾患の診断・治療・管理 10.異常分娩の管理と処置 - 日産婦誌61巻3号
- http://www.jsog.or.jp/PDF/61/6103-062.pdf
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 西田 欣広,楢原 久司,織部 和宏
- 日本東洋医学雑誌 62(1), 34-37, 2011
- … 文献的には胎盤遺残に関して漢方診療三十年(大塚敬節著)に数行触れられているのみで,癒着胎盤への漢方を応用した報告はなく貴重な症例と思われる。 …
- NAID 130000880551
- 胎盤ポリープ (周産期診療指針2010) -- (産科編 産褥期の異常とその対応)
Related Links
- 経腟(けいちつ)分娩後の異常出血のうち、胎盤や卵膜の残存物によるものは5〜10%と されています。分娩後、胎盤の大半は5〜6分で娩出されますが、胎盤が完全に娩出 されずに子宮内に残留する状態が胎盤遺残で、胎盤全体が残るものと、胎盤の一部が ...
- 家庭医学館 胎盤遺残の用語解説 - [どんな病気か] 赤ちゃんを出産すると、それに続い て胎盤が出てきます。 ふつう、胎盤は出産後まもなく出てきますが、30分以上たっても、 胎盤の一部が子宮の中に残ってしまって、出てこない状態のことを、胎盤遺残といい ...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 24歳の初妊婦。妊娠 38週3日に陣痛発来のため入院した。これまでの妊娠経過は順調であった。入院後、陣痛は次第に増強し、陣痛発来後8時間で 2,960gの女児を分娩した。Apgarスコアは10点(5分)であった。児娩出後30分が経過したが、胎盤が娩出されず、用手剥離で娩出させた。処置中に性器出血が増量し、胎盤娩出までの出血量は1,200mLとなった。意識は清明。心拍数 72/分、整。血圧80/40mmHg。性器出血が持続し強い下腹部痛を訴えている。腹部の触診で子宮底を触知せず、腟鏡診では外子宮口が不明で暗赤色の腫瘤を認める。
- 性器出血の原因として疑う疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111G045]←[国試_111]→[111G047]
[★]
- 30歳の初産婦。妊娠中の異常は指摘されていない。分娩第2期は30分で経過し、3,050 g の女児を経膣分娩した。胎盤は自然剥離して5分後に娩出され欠損はない。膣内から新鮮な血液が20分で900g流出した。疼痛はなく顔色は蒼白である。脈拍90/分、整。血圧96/64mmHg。子宮底は臍下5cmで体部の収縮は良好である。考えられるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095C050]←[国試_095]→[095D002]
[★]
- 妊娠末期の経腟分娩において、子宮収縮は良好であるものの胎盤娩出後も多量の性器出血が持続する場合、最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110B029]←[国試_110]→[110B031]
[★]
- 関
- 分娩時出血
概念
- 分娩時多量出血(分娩後2時間までの出血が500ml以上)の原因としては弛緩出血、頚管裂傷、胎盤遺残、膣裂傷、子宮内反症、子宮破裂、DICがあるが、弛緩出血が最多で、腟・頚管裂傷、胎盤遺残も主要な原因である。(QB.P-316)
NGY.464改変
[★]
- 英
- placenta (Z)
発生
- G10M.30 NGY.287
- 妊娠7週から形成が始まり、妊娠4ヶ月末(妊娠15週末,妊娠前期末)に完成。妊娠10ヶ月末まで増大し続ける。
解剖
- NGY.287
- 正期産では500g、直径20cm、厚さは中央部で2cmの扁平な円盤状構造物である。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
機能
ガス・物質交換と代謝
単純核酸
|
酸素、二酸化炭素、遊離脂肪酸、脂溶性ビタミン、ナトリウム、カリウム、尿素、尿酸、薬剤の大部分、麻酔学
|
促進拡散
|
グルコース。GLUT1とGLUT3による
|
能動輸送
|
アミノ酸、水溶性ビタミン、カルシウム、リン酸塩、鉄、ヨード
|
エンドサイトーシス
|
IgG, LDLコレステロール
|
薬物・毒物・感染性物質の胎盤通過性
- 脂溶性・非イオン性薬剤、分子量≧600、非抱合型ステロイドホルモン、脂質
- 水溶性・イオン性薬剤、分子量<1000、血清蛋白結合能の強い薬剤、ポリペプチドホルモン、抱合型ステロイドホルモン
ホルモン産生
[★]
- 英
- remnant
- 発生過程において本来退化すべき組織または器官が、退化せずに残るか、あるいは器官形成期の状態に留まっていること。