- 英
- carcinoembryonic、oncofetal
- 関
- がん胎児性
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Japanese Journal
- 早産に関連した臨床検査 (今月の主題 周産期の臨床検査)
- ペメトレキセドを含まない化学療法により完全奏効が得られた上皮型悪性胸膜中皮腫の1例
- 田村 邦宣,大搗 泰一郎,柴田 英輔,金村 晋吾,安光 亮洋,塚本 吉胤,小牟田 清,田端 千春,福岡 和也,中野 孝司
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 34(3), 228-233, 2012-05-25
- … 74歳女性,主訴は右胸部痛,アスベスト曝露歴がある.胸部圧迫感を自覚し近医を受診,右胸水貯留の指摘を受け来院した.胸水細胞診では癌胎児性抗原(CEA)染色陰性,カルレチニン染色陽性の悪性細胞が認められ,悪性胸膜中皮腫が強く疑われた.局所麻酔下胸腔鏡検査では,壁側胸膜に多数の顆粒ないし小豆大の腫瘍が散在していたが,臓側胸膜には明らかな腫瘍性病変は認めなかった.壁側胸膜の腫瘍を生検し,上皮型悪性胸膜中 …
- NAID 110009457535
- 癌免疫細胞療法実施後にCEA偽高値を呈した患者血清の検討
- 阿部 正樹,松浦 知和,俵木 美幸 [他],阿部 郁朗,谷川 啓司,海渡 健
- 臨床病理 59(8), 763-769, 2011-08-25
- NAID 10029897502
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- 癌胎児性抗原とは主にがんと胎児の細胞組織で生産される、糖タンパク質の一種です。そのため、血液検査でがんを検知する腫瘍マーカーに採用されて
- CEA(癌胎児性抗原)|腫瘍マーカー・がんの血液検査|CEA(癌胎児性抗原)はヒトの大腸癌から取り出された蛋白で、その免疫学的な性質が胎児の組織と共通性を示すことから癌胎児抗原あるいは癌胎児蛋白と呼ばれています。CEA(癌 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- carcinoembryonic、oncofetal
- 関
- 癌胎児性
[★]
- 英
- carcinoembryonic antigen, CEA
- 同
- 癌胎児性蛋白抗原
- 関
- 腫瘍マーカー、広域腫瘍マーカー
概念
- M.W. 180 kDa
- 大腸粘膜で発現している糖タンパク質。癌患者の血清中の他に、胎児の消化管粘膜にも見いだされたことから命名された。消化器癌の腫瘍マーカーとして使われている。臓器特異性、疾患特異性は高くない。早期癌の診断には役立たない。補助診断、治療のモニターとして使われる。
基準値
- 5 ng/ml以下
- 0.0-3.0 ng/ml(nonsmokers), 0.0-5.0 ng/ml(smokers) (HIM.A-4)
注意
- 類似構造を持つNCA, NCA-2, NFAなどの関連抗原が存在 → 異なるモノクローナル抗体を使っているので、検査キットにより異なるカットオフ値をとる (臨床検査法提要第32版 p.632)
疾患との関連
- 大腸癌、膵癌で50-60%の陽性率だが、ほとんど進行例で早期発見には有用ではない (臨床検査法提要第32版 p.632)
- 消化器癌(*大腸癌、胃癌、膵癌) (臨床検査法提要第32版 p.632)
- 非消化器癌(肺癌、甲状腺髄様癌、乳癌、胚細胞腫瘍)。局所再発、肝臓転移で陽性 (臨床検査法提要第32版 p.632)
- 喫煙者や良性疾患(肺結核など)、慢性肝炎、肝硬変、胆道障害、腎不全、糖尿病などでも上昇しうる (臨床検査法提要第32版 p.633) ← 特異度が低い
- 消化管粘膜や白血球中にも存在。
- 正常人の大腸粘膜で産生され、糞便中に検出される
- 正常人の血中には検出されない
婦人科領域での意義
-carcinoembryonic antigen
- 同
- CEA
[★]
- 英
- oncofetal fibronectin
- 細胞外マトリックス蛋白質の一頭
- 頚管粘液中や膣分泌物中には通常認められない
- 卵膜の損傷や脆弱化、子宮収縮などで絨毛膜が損傷されると、癌胎児性フィブロネクチンが頚管内、腟内に流出する
- 早産発生の1-2週間前より高値
- 20周以前では生理的に高値、24週以降に用いられる。
[★]
- 英
- fetus
- 関
- 胎児の発生
成長
- およそのめやすね。正確ではない。(SPE.68)
- 25週: 750g
- 30週:1500g
- 35週:2000g ←だいたい2200gだけど
- 40週:3000g
- 25週から5週間で2倍、30週から10週で2倍
循環器
- 胎児心拍動は妊娠6週で認められ、妊娠7週目では100%確認できる。(G10M.6 QB.P-209)
感覚系
- 妊娠10週ごろから刺激に反応して口、指、趾、目を動かす。(NGY.285)
聴覚
- 妊娠中期には聴覚が発達。(NGY.285)
- 妊娠28-30週(妊娠後期の始め)には音の刺激により心拍数が増加。(QB.P-190)
胎児の成長
- G10M.6改変
妊娠月数 (月)
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妊娠週数 (週)
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胎児のイベント
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1
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2
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肺胞期に着床(受精後6日後)
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2
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5
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中枢神経系、心臓形成開始
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6
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肺形成開始
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7
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胚形成、胎盤形成開始
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3
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9
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胎児心拍最速(170-180bpm)
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10
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躯幹と四肢の運動が超音波で測定可能
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11
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外陰の性差が決まる(が超音波では分からない)
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4
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12
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排尿が超音波で観察可能、胎便形成開始。
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15
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胎盤完成。呼吸様運動が不規則に観察可能(10週から始まっているが観察は容易ではない)。
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5
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16
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嚥下が超音波で観察可能。 → 胎盤完成以降に羊水量が(急に)増えるが、嚥下が観察可能になるのはこれと関係ある?
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17
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外陰の性差が超音波で観察可能
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18
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胎動を感ずる(18-20週)
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6
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20
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肺サーファクタント産生開始
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7
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26
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肺の構造完成
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8
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28
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肺サーファクタント増加
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9
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34
|
胚が成熟、腎の発生完了
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国試
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-
- 関
- 胎仔、胎児、胎性、胚、胚性、胚芽、胚体、胎生期、胎仔型