- 英
- waterfall stomach
- 胃底部が嚢状に拡張して背側に落ち込み、胃体部は腹側に転位している胃の形態異常(QB.A-358)
- 胃の上部が折れ曲がり、胃底部が背面後方から下方に落ち込み、胃が二段になっている正常変異。胃潰瘍瘢痕治癒でみられることもある。
- 正常変異としては、先天性、肥満、神経質な気質でみられることがある。
- 上段から流れ落ちるバリウムが瀑布に見えることから命名された。
参考
- http://www.kenshin-shizuoka.net/kekka/kekka2/mg.htm
UpToDate Contents
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- 1. 消化器病学における臨床病理学的症例:胃clinical pathological cases in gastroenterology stomach [show details]
…pain. The endoscopy revealed a single 2 cm by 3 cm ulcerated lesion of malignant appearance in the stomach body . The colonoscopy was normal to the terminal ileum. A 52-year-old woman underwent …
- 2. 全身性硬化症(強皮症)の消化器症状gastrointestinal manifestations of systemic sclerosis scleroderma [show details]
… ectasia (GAVE; "watermelon stomach") can also be seen in a small subset of patients. Histological abnormalities of the stomach consist of submucosal collagen… and a rapid flow of contrast medium in upright position ("waterfall esophagus") .…
- 3. 胃排出遅延の原因pathogenesis of delayed gastric emptying [show details]
…of the stomach and intestine (the enteric brain), and the effects of locally released transmitters, such as amines and peptides, that alter the excitability of the smooth muscle of the stomach and intestine …
- 4. 胃部分切除術および消化管再建術partial gastrectomy and gastrointestinal reconstruction [show details]
…the stomach that lies between the fundus and the antrum. It contains cell types that are similar to the fundus. Antrum – The distal portion of the stomach demarcated from the body of the stomach on the …
- 5. 先天性消化管閉鎖症(食道、十二指腸・小腸・大腸、直腸・肛門など)の出生前診断prenatal diagnosis of esophageal gastrointestinal and anorectal atresia [show details]
… anatomic survey, with assessment of the presence, size, and site of the stomach . Polyhydramnios and a nonvisualized stomach or a small stomach (resulting from partial obstruction or gastric secretions) are the …
Japanese Journal
- 質疑応答 臨床一般 内科:消化器 瀑状胃患者への内視鏡挿入のコツ
- 胃の形態とFD (特集 機能性消化管障害 : 気のせいでない科学の裏付けと最新治療) -- (機能性胃腸症(FD))
- 日本人の上腹部症状は瀑状胃に多く,胃下垂に少ない (特集 プライマリーケアにおける機能性食道・胃疾患)
Related Links
- 瀑状胃は食べたものが胃の上部に滞り、胃の下部で分泌される胃酸が利用されずに過剰となるため胃炎を起こしやすいです。 また胃の構造によっては、完全に消化を終えるまでに8時間近くもかかってしますことがあります。
- なかでも日本人に多いと言われているのが、「瀑状胃(ばくじょうい)」です。いったいどんな形なのでしょうか。また、「瀑状胃(ばくじょうい)」の人に起こりやすい症状や対処法をご紹介しましょう。 胃の働きとは
- 瀑状胃 (ばくじょうい) って何?. 初めて聞く言葉にびっくりしました。. 瀑状胃とは 、胃の入り口が下を向いていて2つに折り曲がったような形になっています。. お腹の中にいる膝を抱えた赤ちゃんのような形です。. 日本人に2〜3割いる そうです。. 私その 2 〜 3 割に入ったんですね。. 胃の造影検査で立った姿勢でレントゲンを撮ると、バリウムが上の胃から下の胃 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- stomach (Z)
- ラ
- gaster, ventriculus
- 関
- 消化器系#上皮の移行
解剖
- 胃は以下の間膜によって連結されている。
- 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
- 脾臓との間は胃脾間膜
胃の位置
- 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
- 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
- 幽門:L1の高さ (KL.342)
胃の動脈
生理
胃腺の分布
2007年後期生理学授業プリント
HIS
胃腺の移動
- 胃底腺と幽門腺の境界は移動する。
- 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。
胃液のホルモンによる分泌調節
生理
神経支配
-
- T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
- 迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))
役割
- 1. タンパク質の消化
- 2. 食物の貯蔵
- 3. 殺菌
機能
- 受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
- 蠕動運動、逆移送
受け入れ弛緩
- 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経
臨床関連