- 英
- zinc-fume fever, zinc fume fever
- 関
- 金属熱, 金属フューム熱
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 酸化亜鉛ヒューム吸入により生じたびまん性肺胞傷害の1例
- 谷口 浩和,鈴木 健介,藤坂 志帆,本田 利栄子,阿保 斉,宮沢 秀樹,能登 啓文,泉 三郎
- 日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 41(7), 447-450, 2003-07-10
- NAID 10011424123
- 酸化亜鉛による好中球活性化作用 : 亜鉛熱の発症機序に関する研究
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★リンクテーブル★
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- 同
- 金属フューム熱
- 関
- 鋳工熱 foundryman's fever。インフルエンザ
- 亜鉛、銅その他の金属の溶解時に発生する金属ヒューム(金属酸化物、0.5μm以下)を多量に吸入した後、数時間後に見られる発熱でインフルエンザ様の症状としてとらえられる。
- 金属は特に亜鉛で多く、亜鉛熱 zinc fume feverとも呼ばれる。
- 潜時は数時間から12時間、あるいは2から8時間と記載されている。
- 金属ヒュームが肺組織タンパク質を変性させ、その変性したタンパク質が抗原となり、アレルギー性機序により発熱を来すと言われている。
- 12~24時間で倦怠感を残して解熱すると言われている。
- 感染症と違って、何度でも発熱しうる。
- 予防は原因の回避である。
[★]
- 英
- metal-fume fever, metal fume fever
- 同
- 金属熱、鋳造熱 foundry-man fever
- 関
- 亜鉛熱、金属フューム
[★]
- 英
- Zn zinc
- 関
- 亜鉛欠乏症。微量元素欠乏症 トレースエレメント欠乏症
- 原子番号30番の元素の金属で、原子量は65.39、元素記号はZnである。
- 人体では非常な僅かな量であるが、酵素が機能するために重要な役割を果たしており、必須微量元素と呼ばれている。
- 検査:金属定量用のスピッツで採血する。
- 基準値:血清亜鉛濃度:80-160μg/dl。小児の場合はこれより低め。
- 薬剤性:血中濃度上昇(サイアザイド系薬、ループ利尿薬、ジスルフィラム)、血中濃度低下(糖質コルチコイド、クロフィブラート、経口避妊薬)
医薬品
サプリメント
- (奏効)亜鉛欠乏症(下痢や腸管吸収障害、肝硬変、アルコール依存症、長期の中心静脈栄養)の治療
- (多分奏効):ウィルソン病
- (奏効するとはいえないが、効能は研究で示されている)摂食障害患者のうつ状態の改善や体重増加を促す、味覚障害、尋常性ざ瘡、骨粗鬆症(亜鉛低値と骨量減少の関連が示されている。亜鉛+銅+マンガン+カルシウムの摂取で閉経後の女性で骨量減少を抑制することがある、腸性肢端皮膚炎の治療、ハンセン病の治療、外用による単純ヘルペスウイルスの治療、加齢黄斑変性症の治療、胃潰瘍の予防・治療、低亜鉛血症を背景とした筋痙攣・足潰瘍の予防
臨床関連
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- 英
- heat、hot、 fever(→発熱)
- 関
- アイソトープ、加温、発情、発情期、放射性、加熱、熱い、熱感、ホット