- 英
- diphosphate、bisphosphate、pyrophosphate、diphosphoric acid
- 関
- ピロリン酸、二リン酸塩、二リン酸エステル
WordNet
- a salt or ester of pyrophosphoric acid
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/06/04 15:56:12」(JST)
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二リン酸 |
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識別情報 |
CAS登録番号 |
2466-09-3 |
PubChem |
1023 |
ChemSpider |
996 |
UNII |
4E862E7GRQ |
ChEMBL |
CHEMBL1160571 |
|
- InChI=1S/H4O7P2/c1-8(2,3)7-9(4,5)6/h(H2,1,2,3)(H2,4,5,6)
Key: XPPKVPWEQAFLFU-UHFFFAOYSA-N
InChI=1/H4O7P2/c1-8(2,3)7-9(4,5)6/h(H2,1,2,3)(H2,4,5,6)
Key: XPPKVPWEQAFLFU-UHFFFAOYAX
|
特性 |
化学式 |
H4P2O7 |
モル質量 |
177.98 g/mol |
融点 |
71.5 °C
|
水への溶解度 |
極めてよく溶ける |
溶解度 |
アルコール、エーテルに極めてよく溶ける |
特記なき場合、データは常温(25 °C)・常圧(100 kPa)におけるものである。 |
二リン酸(にリンさん、英: diphosphoric acid)は、化学式 H4P2O7 で表される無機化合物である。ピロリン酸(ピロリンさん、英: pyrophosphoric acid)とも呼ばれる。
リン酸を高温で脱水縮合することで生成する(接頭辞の pyro- は「熱・炎・高温」を意味する)。日本語において名称の類似するピロリンはアミンおよびイミンの一種であり、直接の関係はない。
生化学における二リン酸 [編集]
2つのリン酸間にある結合は高エネルギーリン酸結合と呼ばれ、高い結合エネルギーを有する。この加水分解反応で生じるエネルギーを利用して、液胞膜を介したプロトン輸送や、解糖系におけるフルクトース-6-リン酸のリン酸化が起こる。
DNA合成時の副産物として生じるが、この二リン酸は直ちに加水分解されるため、合成中の逆反応(分解)が起こらないようになっている。
関連項目 [編集]
- 二リン酸ナトリウム
- 偽痛風
- ジメチルアリル二リン酸
- アデノシン三リン酸
- ピロリン酸塩
水素の化合物 |
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二元化合物 |
AlH3 · AsH3 · BH3 · B2H6 · CaH2 · CH4 · GaH3 · GeH4 · HAt · HBr · HCl · HF · HI · HN3 · H2O · H2O2 · H2O3 · H2S · H2S2 · H2Se · KH · NaH · NH3 · PH3 · SiH4
|
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多元化合物 |
H3AsO4 · H5As3O10 · HAuCl4 · HBF4 · HBO2 · H3BO3 · HBrO · HBrO2 · HBrO3 · HBrO4 · HClO · HClO2 · HClO3 · HClO4 · HClO5 · HCN · H2CrO4 · H2Cr2O7 · H2CO3 · H2CO4 · H2CS3 · H[CuCl2] · H2[CuCl4] · HFO · HIO · HIO3 · HIO4 · H5IO6 · HMnO4 · H2MoO4 · HNC · HNCO · HNO2 · HNO3 · HNO4 · H2N2O2 · HOCN · HCNO · HPH2O2 · H2PHO3 · H3PO3 · H3PO4 · H3PO5 · H4P2O7 · H4P2O8 · H5P3O10 · H2[PtCl4] · H2[PtCl6] · HReO4 · HRuO4 · H2RuO4 · H2SeO3 · H2SeO4 · H2SeO5 · H2SiF6 · H2SiO3 · H4SiO4 · H2Si2O5 · HSNC · HSCN · H2SO4 · H2SO5 · H2S2O3 · H2S2O4 · H2S2O6 · H2S2O7 · H2S2O8 · HTcO4 · H2TeO3 · H6TeO6 · HVO3 · H3VO4 · H4V2O7 · H2WO4 · H2XeO4
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リンの化合物 |
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二元化合物 |
PBr3 · PBr5 · PCl3 · PCl5 · P2Cl4 · P(CN)3 · PF3 · PF5 · P2F4 · PH3 · P2H4 · PI3 · P2I4 · PN · P2O3 · P2O5 · P2S5 · P4S3 · P2Se5 · P4Se3
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多元化合物 |
HPH2O2 · H2PHO3 · H3PO3 · H3PO4 · H4P2O7 · H5P3O10 · POBr3 · POCl3 · POF3 · POI3 · PSBr3 · PSCl3 · PSF3 · PSI3
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- 名称 リン酸二ナトリウム(結晶) 別名 リン酸水素二ナトリウム(結晶)、りん酸水素二ナトリウム・12水、 リン酸一水素ナトリウム、リン酸水素ナトリウム水和物 英名 Disodium Phosphate. Sodium Phosphate,Dibasic 分子式 Na 2 HPO 4 ・12H ...
- 世界大百科事典 第2版 - 二リン酸の用語解説 - 化学式H4P2O7。二リン酸diphosphoric acidともいう。オルトリン酸H3PO4が脱水縮合してできる四塩基酸である。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ATP注10mg「イセイ」
組成
- ATP注10mg「イセイ」は、1管 (2mL)中に下記の成分・分量を含有する。
成分名 分量 (1管中)
- アデノシン三リン酸二ナトリウム (無水物として) 10mg
添加物名 分量 (1管中)
禁忌
- 脳出血直後の患者[脳血管拡張により再出血するおそれがある]
効能または効果
頭部外傷後遺症
心不全、筋ジストロフィー症及びその類縁疾患、急性灰白髄炎、脳性小児麻痺 (弛緩型)、進行性脊髄性筋萎縮症及びその類似疾患、調節性眼精疲労における調節機能の安定化、耳鳴・難聴、消化管機能低下のみられる慢性胃炎、慢性肝疾患における肝機能の改善
(静脈内注射)
- アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回5〜40mgを1日1〜2回、等張ないし高張ブドウ糖注射液に溶解して、徐々に静脈内注射する。
(点滴静脈内注射)
- アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回40〜80mgを1日1回、5%ブドウ糖注射液200〜500mLに溶解し、30〜60分かけて点滴静脈内注射する。
(筋肉内又は皮下注射)
- アデノシン三リン酸二ナトリウムとして、通常1回5〜40mgを1日1〜2回筋肉内又は皮下注射する。
重大な副作用
- ショック様症状があらわれることがあるので胸内苦悶、悪心、顔面潮紅、咳、吃逆、熱感等があらわれた場合には投与を中止すること。(頻度不明)
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物 (Adenosine Triphosphate Disodium Hydrate)
化学名:
- Disodium adenosine-5'-triphosphate trihydrate
化学構造式:
分子式:
分子量:
性状:
- 本品は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、わずかに酸味がある。水に溶けやすく、エタノール (95) 又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- pyrophosphate, PPi, pyrophosphoric acid
- 同
- 二リン酸 diphosphoric acid、焦性リン酸 pyrophosphoric acid、無機ピロリン酸 inorganic pyrophosphate
- 関
- 自由エネルギー
[★]
- 英
- diphosphate
- (二リン酸直列)diphosphate、(エステル2つ)bisphosphate
- 関
- 二リン酸、二リン酸塩
[★]
二リン酸エステル、二リン酸塩、二リン酸
- 関
- bisphosphate、diphosphoric acid、pyrophosphate
[★]
ピロリン酸、二リン酸
- 関
- bisphosphate、diphosphate、diphosphoric acid、PPi
[★]
二リン酸エステル、二リン酸
- 関
- diphosphate、diphosphoric acid、pyrophosphate
[★]
- 英
- diphosphate
- 関
- 二リン酸、ピロリン酸、二リン酸エステル
[★]
- 英
- uridine diphosphate N-acetylglucosamine
[★]
- 英
- uridine diphosphate sugar
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- phosphoric acid
- 関
- PO4
- pKa1=2.12
- pKa2=7.21
- pKa3=12.67