マーズレン
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- the 19th letter of the Roman alphabet (同)s
PrepTutorEJDIC
- sulfurの化学記号 / {略}South[ern]
Japanese Journal
- 少量アセトアミノフェン服用を契機に発症し,プロヘパールおよびマーズレンSの影響も疑われた遷延性薬剤性肝障害の1例
- 慢性胃炎の愁訴に対するマ-ズレンS顆粒の多施設二重盲検試験による臨床評価
- 消化性潰瘍に対するPLP注およびマ-ズレンS併用療法
Related Links
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- マーズレンS 配合顆粒EAファーマ株式会社 青みを帯びた顆粒剤 1gあたり14.7円 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物、L-グルタミン 処方薬 アズレン点眼液0.02%「ニットー 」日東メディック株式会社 点眼剤(液の色:青色澄明) 1瓶 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
マーズレンS配合顆粒
組成
成分・含量
- 1g中アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)3mg
日局 L-グルタミン990mg
添加物
効能または効果
下記疾患における自覚症状及び他覚所見の改善
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎
- 通常成人1日1.5〜2.0gを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
====実験病態モデル
==
====胃粘膜損傷モデルに対する抑制作用6)〜9)
====ラットを用いた各種胃粘膜損傷物質(タウロコール酸-塩酸、タウロコール酸-セロトニン、無水エタノール、アンモニア、アスピリン、インドメタシン及びジクロフェナク等)による胃粘膜障害を抑制する。
====潰瘍治癒促進作用10)11)
====ラットを用いた酢酸による胃・十二指腸の潰瘍モデルにおいて、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物+L-グルタミンの併用投与群は、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物、L-グルタミンの各単独投与群に対して有意な治癒促進作用を認めた。また、ラットを用いた潰瘍の治癒遅延モデルに対して抑制作用を示す。
====作用機序
==
抗炎症効果12)
- 本剤の配合成分であるアズレンスルホン酸ナトリウム水和物は、炎症性粘膜に直接的に作用し、各種胃炎に効果を発揮するばかりでなく、胃炎・潰瘍の合併症に効果を発揮する。
組織修復促進作用
- ラットにおいて、アスピリン、インドメタシンによる胃粘膜内のヘキソサミン含量の減少を抑制する。9)
- イヌにおいて、L-グルタミンは胃粘膜上皮の構成成分であるヘキソサミンの生合成に関与している。13))また、L-グルタミンはグルコサミンの生成を促進する(in vitro)。14)
血管新生促進作用11)
- ラット酢酸潰瘍モデルにおいて、潰瘍底の血管新生を促進する。
ペプシノゲン量減少作用15)
- ラットにおいて、本剤投与により胃粘膜内ペプシノゲン量を対照に比してpH2.0で約75%、pH3.5で約78%に減少させた。
有効成分に関する理化学的知見
====アズレンスルホン酸ナトリウム水和物
==
一般名
- アズレンスルホン酸ナトリウム水和物(水溶性アズレン)
化学名
- Sodium 1,4-dimethyl-7-isopropylazulene-3-sulfonate hemihydrate or hydrate
分子式
- C15H17NaO3S・1/2H2O 又は H2O
分子量
性状
- 暗青色の結晶又は結晶性の粉末で、におい及び味はない。メタノールにやや溶けやすく、水又は酢酸(100)にやや溶けにくく、エタノール(95)に溶けにくく、無水酢酸、ジエチルエーテル又はヘキサンにほとんど溶けない。光により変化し、水溶液(1→200)のpHは6.0〜9.0である。
====L-グルタミン
==
一般名
化学名
- (2S)-2,5-Diamino-5-oxopentanoic acid
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異な味がある。ギ酸に溶けやすく、水にやや溶けやすく、エタノール(99.5)にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- azulene
- 化
- アズレンスルホン酸ナトリウム azulene sulfonate sodium
- 商
- AZ、アズガグル、アズクレニンS、アズノール、アズノールST、アズラビン、アズレイ、アズレミック、アズレミン、アズレワン、アズレン・グルタミン、アズレンスルホン酸ナトリウム・L-グルタミン、アゾテシン、アテネレン、アボダース、ウルクゾール、エマーゲン、グリマック、グロリアミン、セダガストン、トーワズレン、ノズレン、バウロ、ハスレン、フォルテガード、ポドニンS、マーズレン、マーズレンS、マズレニン、マナミンGA、メサドリンS、ヨウズレンS、ルフレン、水溶性アズレン
- 関
- ジメチルイソプロピルアズレン、(合剤)マーズレン
- 含嗽剤
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- 英
- azulene-containing combination
- 商
- マーズレンS、ハチアズレ
- 関
- ジメチルイソプロピルアズレン
[★]
アズレン、L-グルタミン
- 関
- 消化性潰瘍用剤
[★]
- 関
- アズレン、L-グルタミン
効能又は効果
作用機序
- 本剤の配合成分であるアズレンスルホン酸ナトリウム水和物は、炎症性粘膜に直接的に作用し、各種胃炎に効果を発揮するばかりでなく、胃炎・潰瘍の合併症に効果を発揮する。
- 1) ラットにおいて、NSAIDsによる胃粘膜内のヘキソサミン含量の減少を抑制する。
- 2) イヌにおいて、L-グルタミンは胃粘膜上皮の構成成分であるヘキソサミンの生合成に関与している。また、L-グルタミンはグルコサミンの生成を促進する(in vitro)。
- ラット酢酸潰瘍モデルにおいて、潰瘍底の血管新生を促進する。
- ラットにおいて、本剤投与により胃粘膜内ペプシノゲン量を対照に比してpH2.0で約75%、pH3.5で約78%減少させた。
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2329122D1414_1_01/2329122D1414_1_01?view=body
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