- 78歳の女性。夫とは死別し、子供はいない。脳梗塞で5か月間入院治療している。左片麻痺は改善し日常生活は自立しているが、物忘れがあり夜間の徘徊が出現している。
- a. 入院の継続
- b. ショートステイの利用
- c. 特定機能病院への転院
- d. 介護療養型医療施設への転院
- e. 特別養護老人ホームヘの入所
[正答]
※国試ナビ4※ [101D001]←[国試_101]→[101D003]
★リンクテーブル★
[★]
- 46歳の女性。「頭の右側が痛い」という訴えで来院した。医師と患者との会話を以下に示す。
- 医師「どんな感じがするのか、詳しく教えていただけますか」患者「どんな感じかと言われても、なかなかお伝えしにくいです」
- 医師「では、以前に経験した頭痛とは、どのように違うか教えてください」
- 患者「そうですね。今回の痛みは、以前に経験した頭痛とは違います。そうとしか言いようがありません。とにかく痛くて、夜も眠れません」
- 医師「眠れないほどひどい頭痛なんですね」
- 患者「そうです。ひどい痛みです。でも、これは頭痛なんでしょうか。実は、別の病院でCTも受けたのですが、心配ないと言われました。皆さんは、普通の頭痛だと言いますが、私は、自分でこの痛みが頭痛かどうか、わからなくなってきました。ズキズキするとか、締め付けられるようだとかいった痛みとは違うのです・‥」
- これに続く対応として適切なのはどれか。
- a. 家族歴を聴取する。
- b. 頭部MRIを勧める。
- c. 精神科受診を勧める。
- d. さえぎらないようにして引き続き患者の話を聞く。
- e. 訴えをよく整理してから翌日来院するように指示する。
[正答]
※国試ナビ4※ [101D002]←[国試_101]→[101D004]
[★]
- 48歳の男性。胃癌がみつかり、十分な説明とともに、手術を前提に入院を勧めた。患者は仕事を理由にかたくなに入院を拒否している。
- 対応として最も適切なのはどれか。
- a. 死の転帰をとる可能性もあることを強調し、入院を強く迫る。
- b. 入院を拒否する背景を理解すべく患者と対話する。
- c. 入院しないのなら自分は主治医を続けられないと伝える。
- d. 検査だけでもと言って入院させる。
- e. そのまま様子をみるように言う。
[正答]
※国試ナビ4※ [101C050]←[国試_101]→[101D002]
[★]
- 英
- special nursing home for the elderly
- 同
- 特養、特養ホーム
- 関
- 老人福祉法、老人福祉施設
概念
法的根拠
機能
設置者
対象
- 参考1、老人福祉法#第20条の五によると、次の二つの例に当てはまる者に対して養護をおこなう。
- 1. (介護保険法)要介護者であって、身体上または精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし、かつ居宅においてこれを受けることが困難な者 = 介護老人福祉施設 ← 2000年代時点では常時の介護が必要な寝たきり老人、認知症の高齢者の入所が多い。
- 2. (老人福祉法)65歳以上の者であつて、身体上又は精神上著しい障害があるために常時の介護を必要とし、かつ、居宅においてこれを受けることが困難な者
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E9%A4%8A%E8%AD%B7%E8%80%81%E4%BA%BA%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0
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