- 3か月の乳児。哺乳力低下を主訴に来院した。意識は清明。身長62cm、体重5.5kg。第4肋間胸骨左縁に3/6度の収縮期雑音を聴取し、II音肺動脈成分は亢進している。血液所見:赤血球385万、Hb11.3g/dl、Ht34%、白血球8,900。心臓カテーテル検査所見:肺動脈圧52mmHg、右室圧52mmHg、左室圧75mmHg、Qp/Qs3.7、肺血管抵抗1.8単位、左室拡張終期容積(正常値比)201%。心電図を以下に示す。診断はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A024]←[国試_100]→[100A026]
★リンクテーブル★
[★]
- 36歳の男性。心窩部痛を主訴に来院した。10年前から十二指腸の再発を繰り返している。夜遅くまで残業することが多く、食事も不規則になることが多い。喫煙60本/日を15年間。2週前から会社の決算期にあたり毎晩遅くまで仕事をしていたところ、心窩部痛が強くなった。血液所見:赤血球454万、Hb13.4g/dl、白血球7,800。血清生化学所見:尿素窒素14mg/dl、クレアチニン1.1mg/dl。13C尿素呼気試験陰性。対応として適切なのはどれか。2つ選べ。
- a. 禁煙の指導
- b. 絶食の指示
- c. 酸分泌抑制薬の投与
- d. 非ステロイド性抗炎症薬の投与
- e. ヘリコバクター・ピロリの除菌
[正答]
※国試ナビ4※ [100A025]←[国試_100]→[100A027]
[★]
- 38歳の女性。会社の健康診断で心雑音を指摘され来院した。自覚症状はない。前胸部に連続性雑音を聴取する。心臓カテーテル検査所見:酸素飽和度は上大静脈70%、下大静脈72%、右房81%、右室81%、肺動脈82%、左室97%、大動脈97%。上行大動脈造影写真を以下に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A023]←[国試_100]→[100A025]