- 24歳の初妊婦。妊娠26週。間欠的な軽い下腹部痛と少量の性器出血とを訴えで来院した。既往歴には特記すべきことはなく、これまでの妊婦健康診査でも異常を指摘されたことはなかった。本日早朝から引っ越しを行っていて、昼ころから腹部緊満感を認めていた。夕刻来院時の診察では子宮口1cm開大、経膣超音波法による子宮頚管長は25mm、膣分泌物のpHは5.5であった。この患者にまず投与すべき薬物はどれか。
[正答]
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- 日齢10の新生児。発熱、嘔吐および哺乳力低下を主訴に来院した。昨夕、発熱がありグズグズ泣くことが多く哺乳力が低下した。抱き上げても泣き止まなかった。夜半から嘔吐が4、5回出現し元気がなくなってきた。体温39.1℃。大泉門0.5×0.5cmであり緊張が強い。四肢冷感があり、運動に乏しい。Moro反射は弱いが、両側指趾の把握反射は陽性である。脳脊髄液検査:細胞数1,380/mm3(基準30以下)で95%以上は多核球、糖10mg/dl(基準20~60)。
- この患児の薬物治療で適切でないのはどれか。
[正答]
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- 58歳の男性。自動車運転免許の更新時に視力障害を指摘され来院した。視力は右0.1(0.4x-3.50D)、左0.1(0.2×-4.00D)。眼圧は右13mmHg、左13mmHg。瞳孔反射、眼球運動および眼底には異常はみられない。仕事のため運転をしなければならない。左前眼部写真を以下に示す。右眼も同様の所見である。適切な治療はどれか。
- a. 経過観察
- b. 抗菌薬投与
- c. 副腎皮質ステロイド薬投与
- d. 非ステロイド性抗炎症薬投与
- e. 手術
[正答]
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