- 38歳の男性。頻回に生じる動悸発作のため来院した,以前から年に数回、1~2時間持続する動悸を自覚していたが自然に消失するために放置していた。意識を消失したことはない。血圧126/74mmHg。胸部の身体所見に異常はない。非発作時の心電図を以下に示す。
- 動悸発作の原因と考えられる不整脈はどれか。
[正答]
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[★]
- 38歳の女性。歩行中乗用車にはねられ救急車で来院した。意識は清明であったが顔面蒼白で低血圧と頻脈とを呈した。肺破裂による腹腔内出血があり、直ちに全身麻酔下に緊急手術が開始された。術中大量輸液と輸血とにより血圧は90/68mmHgに回復したが、気管内に多量のピンク色泡沫状の分泌物を生じた。頚静脈怒張を認め、胸部にギャロップとcoarse crackles(湿性ラ音)とを聴取する。脈拍112/分、整。血液所見:赤血球450万、Hb13.6g/dl、白血球5,800。動脈血ガス分析(人工呼吸、FiO2 0.6):pH7.36、PaO2 92Torr、PaCO2 42Torr、BE -1mEq/l。中心静脈圧17cmH2O。適切な治療薬はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 56歳の男性。住民健診で胸部異常陰影を指摘され精密検査のため来院した。自覚症状はない。身長172cm、体重70kg。胸部の身体所見では異常はない。血液検査に異常を認めない。誘発喀痰の結核菌検査と細胞診とは陰性である。胸部単純CTで孤立性結節を認める。結節内に石灰化を認めない。肺野条件の胸部単純CTを以下に示す。診断確定のために最も適切な検査はどれか。
[正答]
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