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Japanese Journal
- 血管平滑筋細胞の石灰化に対する25-ヒドロキシビタミンD₃の影響
- 荒井 典子,溝渕 正英,柴田 孝則 [他]
- 昭和学士会雑誌 = Journal of the Showa University Society 73(6), 526-531, 2013-12
- NAID 40020099015
- 1P190 血管平滑筋細胞内の核に対する核上下のアクチンストレスファイバの力学的役割(12.細胞生物的課題,ポスター,日本生物物理学会年会第51回(2013年度))
- Nagayama Kazuaki,Yahiro Yuki,Ukiki Mitsuhiro,Matsumoto Takeo
- 生物物理 53(SUPPLEMENT_1-2), S137, 2013-09-13
- NAID 110009819362
- インドキシル硫酸の動脈硬化に及ぼす影響 (特集 見逃されてきたウレミックトキシンを再考する : ウレミックトキシンは,心腎症候群のリスクファクターか)
- 伊藤 俊輔,吉田 雅幸
- 腎・高血圧の最新治療 = Current topics of kidney and hypertension : 腎・高血圧治療の今を伝える専門誌 2(2), 80-85, 2013
- NAID 40019883787
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- プラーク形成-血管平滑筋細胞の役割. (イラストや写真はクリックすると拡大します。) 動脈硬化巣では血小板、内皮細胞、マクロファージ、平滑筋細胞、T-リンパ球などの いろいろな細胞の病的な反応像が認められます。これらの細胞は、冠動脈危険因子で ...
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★リンクテーブル★
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- 関
- VSMC
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- 英
- vascular smooth muscle cell
- 関
- 血管平滑筋細胞
[★]
- 関
- vascular smooth muscle cell
[★]
- 英
- coronary smooth muscle cell
[★]
- 英
- smooth muscle (K)
- 関
- 横紋筋(骨格筋、心筋)
概念
平滑筋の構造 SP.125
- 紡錘型
- 直径:数μm, 長さ:数百μm
- 単一の核が中央部に存在
- Ca2+を貯蔵する筋小胞体を有する
- ギャップ結合を有する
- アクチンが束を造り細胞膜に付着
- 活動電位を発生する興奮性の平滑筋細胞 :消化管、門脈、膀胱、尿管、輸精管、子宮など
- 活動電位を発生しない興奮性の平滑筋細胞:大動脈、気管
- チャネル
- 膜電位依存性:Ca2+チャネル、Na+チャネル、K+チャネル
- Ca2+依存性:K+チャネル
- 細胞に対する直接の機械刺激、とりわけ伸展刺激によっても脱分極する。
平滑筋の筋収縮
- 収縮のモード:膜電位依存性、膜電位非依存性
- A. 膜電位依存性
- 1) 機械受容チャネル or 受容体共役型チャネルを介して脱分極
- 2) L型膜電位依存性Ca2+チャネルによりCa2+流入
- 3) Ca2+流入がリアノジン受容体を活性化して筋小胞体からCa2+放出
- 4) 筋収縮
- 1) 7回膜貫通型受容体(Gq)を介してホスホリパーゼCβ(PLCβ)が活性化
- 2) ホスホリパーゼCβによりIP3が産生される
- 3) 筋小胞体上のIP3受容体に結合して、細胞内にCa2+が放出される
平滑筋の収縮制御
- 平滑筋ミオシンのリン酸化によりミオシンとアクチンが結合 (⇔横紋筋ではアクチンフィラメント上にトロポニン(Ca2+依存的にミオシンの結合を許容するように制御)とトロポミオシン(ミオシンの結合を阻害)
- 平滑筋ミオシン(重鎖(229kDa)x2 + 20kDa軽鎖(リン酸化の制御を受ける) x2+ 17kDa軽鎖 x2)はミオシン軽鎖キナーゼによってリン酸化を受ける。ミオシン軽鎖キナーゼはCa2++カルモジュリン依存的にリン酸化を行う。
軽鎖ミオシンとカルモジュリン
cAMP
- 平滑筋のミオシンはミオシン軽鎖キナーゼによりリン酸化を受け、アクチンと相互作用できるようになり筋収縮が起こる。ミオシン軽鎖キナーゼは単独では不活性であり、Ca2+・カルモジュリン複合体の存在下で活性型となる。ミオシン軽鎖キナーゼはcAMP依存性キナーゼによりリン酸化を受けるとCa2+・カルモジュリン複合体との親和性が低下する。すなわち、細胞内cAMP濃度が上昇すると細胞内Ca2+が上昇しても筋収縮せずに弛緩したままとなる。これがβ2受容体作動薬→Gsα↑→[cAMP]i↑により平滑筋弛緩をもたらすメカニズムである。(HBC)
アセチルコリンによる血管平滑筋の弛緩
- アセチルコリン→血管内皮細胞の受容体に作用→phosphoinositide cycleの作動→inositol triphosphate↑→細胞内Ca2+↑→endothelium-derived relaxing factor(EDRF)の放出-(diffuse into the adjacent smooth muscle)→EDRFが可溶性のguanylyl cyclaseを活性化→細胞内cGMP↑→cGMP依存性蛋白キナーゼ→muscle proteinをリン酸化→筋弛緩
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- 英
- blood vessel, blood vessels
構造
- 内皮細胞(単層扁平上皮細胞)
- 基底板
- 内皮下結合組織(内皮下層 subendothelial layer):疎性結合組織、縦走平滑筋
- 内弾性板
分類
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- 英
- vascular smooth muscle
- 関
- 中膜
アドレナリンによる血管平滑筋の収縮
- アゴニストがα1受容体(Gq)に結合することで、次の経路により細胞内のCa2+濃度が上昇し、平滑筋が収縮する
- 1. 受容体依存性カルシウムチャネル(receptor operated Ca channel, ROCC)が開口し、細胞外からCaが流入する(SAN.189)
- 2. 受容体刺激に引き続きG蛋白質を介してホスホリパーゼC(PLC)が活性化 → 細胞膜のホスファチジルコリンからホスファチジルイノシトール-1,4,5-三リン酸(IP3)とジアシルグリセロール(DG)が生成 → IP3は筋小胞体からCa遊離を促進。DGはPKCを活性化し、収縮蛋白のCa感受性を高める。
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- 英
- smooth muscle cell
- 同
- 平滑筋線維 smooth muscle fiber
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- 英
- muscle cell, myocyte
- 関
- 筋線維