腰部脊柱管狭窄症
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Japanese Journal
- 腰部脊柱管狭窄症に伴う冷えと煩熱に清熱補血湯が有効であった一例
- 下垂足を呈した腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症の検討
- 奥間 英一郎,當眞 嗣一,浦崎 康達,金城 忠克,金城 聡,野原 博和,金谷 文則
- 整形外科と災害外科 60(2), 269-272, 2011-03-25
- NAID 10027974255
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- degenerative spondylolisthesis
- 同
- 偽すべり症 pseudospondylolisthesis
- 関
- 脊椎すべり症
概念
- 椎弓の分離が無く椎体が前方に滑っている状態
- L4椎に好発
疫学
病態
[★]
- 英
- lumbar spinal canal stenosis LSCS, lumbar spinal stenosis, LSS
- 関
- 腰部脊柱管狭窄(←狭窄した状態)
概念
- 神経組織を入れる腰部脊柱管あるいは椎間孔部がさまざまな原因によって狭窄を来し、馬尾あるいは脊髄神経根が圧迫されることにより生じる病態
原因
症状
- 神経性間欠性跛行:最も頻度が高い症状。前屈により症状が寛解する(脊柱管は腰部で前弯している、すなわち、前屈により脊柱管広くなる?ことと関係しているのだと思われる。)。
間欠性跛行の鑑別
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ASO
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L-SCS
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発生部位
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腓腹部
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大腿後面、下腿外側
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症状変動
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あまりない
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変動有り
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改善
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急速で速やかに改善 たったままで治る
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時間がかかる 座位(前屈)で軽減
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頻度
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少
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多
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治療
- 神経根障害は自然寛解傾向があるが馬尾障害にはこれがないため治療方針が異なる。つまり前者では保存的治療が第一選択となるが後者では保存的治療が有効であることは少ない。
- 手術は保存的治療の無効であったり、神経学的症状が悪化傾向にあり、また日常生活に支障を来す場合に適応となる。
-
- 薬物療法:(疼痛除去)消炎鎮痛剤、(神経損傷治癒促進?)ビタミンB12
- ブロック療法:神経ブロック(硬膜外神経ブロック、神経根ブロック)。
- 装具療法:コルセットによる腰部の伸展制限
[★]
- 英
- vertebral canal (M)
- ラ
- canalis vertebralis
- 椎弓と椎体の後面には椎孔があるが、椎骨が関節した脊柱ではこの椎孔がつながって脊柱管となる。
[★]
- 英
- vertebral column, spinal column, spine(これだけでも脊柱の意味をなす)
- ラ
- columna vertebralis
- 関
- 脊椎
[★]
- 英
- lumbar region、pars lumbalis、lumbar
- 関
- 腰髄、腰仙部、腰椎、腰椎部
[★]
- 英
- spinal stenosis、spinal canal stenosis
- 関
- 脊柱管狭窄症
[★]
- 英
- stenosis, stricture, constriction, narrowing