UpToDate Contents
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- 1. 裂肛：臨床症状、診断、および予防anal fissure clinical manifestations diagnosis prevention [show details]
- 2. 水疱性類天疱瘡および粘膜類天疱瘡の臨床的特徴および診断clinical features and diagnosis of bullous pemphigoid and mucous membrane pemphigoid [show details]
- 3. 水疱性類天疱瘡および粘膜類天疱瘡の疫学および病因epidemiology and pathogenesis of bullous pemphigoid and mucous membrane pemphigoid [show details]
- 4. 回腸嚢肛門吻合術を伴う肛門機能温存直腸結腸切除術：腹腔鏡によるアプローチrestorative proctocolectomy with ileal pouch anal anastomosis laparoscopic approach [show details]
- 5. 嚢炎：疫学、病因、臨床症状、診断pouchitis epidemiology pathogenesis clinical features and diagnosis [show details]
Related Links
- 直腸粘膜脱とは、肛門が開いた際に、普段は出てこないはずの直腸が、壁の一番上の層である粘膜層（部分脱出、粘膜脱）もしくは全層性に（完全脱出、直腸脱）肛門から外に出てきてしまう病気です。 粘膜脱は痛みがないため気づきにくく、排便習慣...
- そのため、直腸粘膜が傷ついたり、粘膜の血流が乏しくなることで、直腸に潰瘍や隆起性病変ができる病態を粘膜脱症候群といいます。女性に多く、20代から症状が始まり、30～50代で診断されることが多い病気です。
- 肛門（粘膜）脱とよばれることもあります。また脱出した状態が戻らず脱出した場所の血流が悪化してうっ血し血栓ができる「陥頓痔核（かんとんじかく）」とよばれる状態になると、激しく痛みます。
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★リンクテーブル★
| リンク元 | 「不完全直腸脱」 |
| 関連記事 | 「粘膜」「肛門」「脱」 |
「不完全直腸脱」
「粘膜」
- 英
- mucosa (KL), mucous membrane (KH), endometrium (Z. L-20), mucosae (Z. P-27)
- ラ
- tunica mucosa
- 関
- 粘膜固有層、粘膜筋板、粘膜下組織、筋層
- 消化器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系
定義
- 上皮、粘膜固有層、粘膜筋板をまとめて粘膜と呼ぶ
粘膜
- 上皮 epithelium：組織型は多様
- 基底板
- 粘膜固有層 lamina propria：結合組織。血管、リンパ管、神経が豊富。消化管では
- 粘膜筋板 muscularis mucosae：消化管のに存在する平滑筋
粘膜下の深層にある組織
- 粘膜下組織(粘膜下層) submucosa：疎性結合組織。より太い血管、リンパ管、神経。消化管ではマイスナー神経叢が存在(cf.アウエルバッハ神経叢)。
「肛門」
- 英
- anus (Z)
臨床関連
- 直腸及び肛門部の炎症及び類似疾患
- クローン病、潰瘍性大腸炎、放射線照射性直腸炎、薬剤性大腸炎、アメーバ赤痢、直腸粘膜脱症候群、急性出血性直腸潰瘍
- 肛門疾患
- 直腸及び肛門管の腫瘍
肛門疾患の好発部位
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.