- 英
- chorionic、trophoblastic
- 関
- 栄養膜、コリオン、漿膜、絨毛膜、絨毛膜性
WordNet
- of or relating to a chorion; "a chorionic villus is a minute vascular projection on the fetal chorion"
- of or relating to the trophoblast; "trophoblastic cancer"
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例 絨毛癌診断スコアとFIGO 2000 staging and risk factor scoring systemで診断が異なった難治性絨毛性疾患の1例
- WHO 2014年 絨毛性疾患改訂のポイント (今月の臨床 婦人科悪性腫瘍規約改訂のポイントと対応 : 「何が」「なぜ」「どのように」変わったのか)
- 症例報告 閉経期に化学療法を施行した絨毛性疾患の臨床的特徴
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- 妊娠性絨毛性疾患は,妊婦または最近まで妊娠していた者における絨毛組織の増殖である。症状として,特に妊娠早期に,過度の子宮腫脹,嘔吐,腟出血,および子癇前症が現れうる。診断として,ヒト絨毛性ゴナドトロピン β ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ゲストロン筋注用5000単位
組成
- 本剤は1管中に下記成分を含む。別に溶解液として、日局 生理食塩液1管を添付している。
成分・含量
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン 5,000単位 ヒト尿由来
添加物
添付溶解液
禁忌
- アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、前立腺癌)及びその疑いのある患者〔アンドロゲン産生を促進するので、病態の増悪あるいは顕性化を促すことがある。〕
- 性腺刺激ホルモン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 性早熟症の患者〔アンドロゲン産生を促進するため、性的早熟を早め、骨端の早期閉鎖をきたすことがある。〕
効能または効果
- 無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)、機能性子宮出血、黄体機能不全症、停留睾丸、造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症、睾丸・卵巣の機能検査、妊娠初期の切迫流産、妊娠初期に繰り返される習慣性流産
無排卵症
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして通常1日3,000〜5,000単位を筋肉内注射する。
機能性子宮出血及び黄体機能不全症
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして通常1日1,000〜3,000単位を筋肉内注射する。
妊娠初期の切迫流産、妊娠初期に繰り返される習慣性流産
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして通常1日1,000〜5,000単位を筋肉内注射する。
停留睾丸
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして通常1回300〜1,000単位、1週1〜3回を4〜10週まで、又は1回3,000〜5,000単位を3日間連続筋肉内注射する。
造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして通常1日500〜5,000単位を週2〜3回筋肉内注射する。
睾丸機能検査
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして10,000単位1回又は3,000〜5,000単位を3〜5日間筋肉内注射し、1〜2時間後の血中テストステロン値を投与前値と比較する。
卵巣機能検査
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして1,000〜5,000単位を単独又はFSH製剤と併用投与して卵巣の反応性をみる。
黄体機能検査
- 本剤1管を添付の溶解液1管で溶解して筋肉内に注射する。
ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして3,000〜5,000単位を高温期に3〜5回隔日に投与し、尿中ステロイド排泄量の変化をみる。
- 本剤の用法・用量は症例、適応によって異なるので、使用に際しては厳密な経過観察が必要である。
慎重投与
- 前立腺肥大のある患者[アンドロゲン産生を促進するので、病態が増悪するおそれがある。]
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば、乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 子宮筋腫のある患者[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。]
- 子宮内膜症のある患者[症状が増悪するおそれがある。]
- 未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があるため。]
- 乳癌の既往歴のある患者[乳癌が再発するおそれがある。]
- 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者[症状が増悪するおそれがある。]
- てんかん、片頭痛、喘息、心疾患又は腎疾患のある患者[アンドロゲン産生を促進するので、体液貯留、浮腫等があらわれ、これらの症状が増悪するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック症状
頻度不明
- ショック症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、顔面潮紅、胸内苦悶、呼吸困難等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
卵巣過剰刺激症候群
頻度不明
- ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き本剤を用いた場合又は併用した場合、卵巣腫大、下腹部痛、下腹部緊迫感、腹水・胸水を伴う卵巣過剰刺激症候群があらわれることがある。これに伴い血液濃縮、血液凝固能の亢進、呼吸困難等を併発することがあるので、直ちに投与を中止し、循環血液量の改善につとめるなど適切な処置を行うこと。
血栓症・脳梗塞・卵巣破裂・卵巣茎捻転・呼吸困難・肺水腫
頻度不明
- 卵巣過剰刺激症候群に伴い、血栓症、脳梗塞、卵巣破裂、卵巣茎捻転、呼吸困難、肺水腫を引き起こすことがある。
薬効薬理
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(HCG)は黄体形成ホルモン(LH)様作用と黄体刺激ホルモン(LTH)様作用を有する。また、卵胞刺激ホルモン(FSH)様作用も認められている。1)、3)
- 男性に対しては睾丸間質細胞を刺激して男性ホルモンの生成、分泌を促進し、精子形成能を高める作用がある。2)、3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
(Human Chorionic Gonadotrophin)
性状
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- chorion、chorionic
- 関
- 漿膜、絨毛性、絨毛膜、絨毛膜性、卵膜
[★]
- 英
- chorionic
- 関
- コリオン、漿膜、絨毛性、絨毛膜
[★]
- 英
- human chorionic gonadotrophin
- 同
- ヒト絨毛性ゴナドトロピン
- 商
- HCGモチダ、ゲストロン、ゴナトロピン、プレグニール、注射用HCG
[★]
- 英
- chorionic disease
- 同
- 栄養胚芽性疾患 trophoblastic disease
- 関
- 絨毛癌、侵入胞状奇胎、胞状奇胎
[★]
- 英
- extravillous trophoblast cells, villous trophoblast
- 同
- 絨毛性トロホブラスト
[★]
- 英
- trophoblastic neoplasm
- 関
- 絨毛性腫瘍、栄養膜腫瘍、栄養膜新生物
[★]
- 英
- human menopausal gonadotropin-human chorionic gonadotropin test hMG-hCG test
[★]
- 英
- villi