ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
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- the 8th letter of the Roman alphabet (同)h
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- hydrogenの化学記号
- 鉛筆の硬度 / 《俗》heroin
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- 注射用HCG 3,000単位「F」/注射用HCG 5,000単位「F」/注射用HCG 10,000単位「F」 作成又は改訂年月 **2013年2月改訂(第7版) *2010年6月改訂 日本標準商品分類番号 872413 承認等 販売名 注射用HCG 3 ...
- 薬効 2413 性腺刺激ホルモン製剤 一般名 注射用ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン 英名 HCG Mochida 剤形 注射用 薬価 444.00 規格 5,000単位1管 メーカー 持田製薬 毒劇区分
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Japan Pharmaceutical Reference
販売名
注射用HCG 3,000単位「F」
組成
有効成分
- 日局 ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン (妊婦の尿由来)
含量
添加物
添付溶解液
禁忌
- アンドロゲン依存性悪性腫瘍(例えば前立腺癌)及びその疑いのある患者[アンドロゲン産生を促進するため、腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 性腺刺激ホルモン製剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 性早熟症の患者[アンドロゲン産生を促進するため、性早熟を早め、骨端の早期閉鎖をきたすことがある。]
効能または効果
- 無排卵症(無月経、無排卵周期症、不妊症)、機能性子宮出血、黄体機能不全症、停留睾丸、造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症、妊娠初期の切迫流産、妊娠初期に繰り返される習慣性流産、睾丸・卵巣の機能検査
- 本剤は添付の生理食塩液1mLで溶解し、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモンとして、下記のとおり筋肉内注射する。なお、本剤の用法・用量は症例、適応によって異なるので、使用に際しては厳密な経過観察が必要である。
無排卵症
- 通常、1日3,000〜5,000単位を筋肉内注射する。
機能性子宮出血、黄体機能不全症
- 通常、1日1,000〜3,000単位を筋肉内注射する。
妊娠初期の切迫流産、妊娠初期に繰り返される習慣性流産
- 通常、1日1,000〜5,000単位を筋肉内注射する。
停留睾丸
- 通常、1回300〜1,000単位、1週1〜3回を4〜10週まで、または1回3,000〜5,000単位を3日間連続筋肉内注射する。
造精機能不全による男子不妊症、下垂体性男子性腺機能不全症(類宦官症)、思春期遅発症
- 通常、1日500〜5,000単位を週2〜3回筋肉内注射する。
睾丸機能検査
- 10,000単位を1回または3,000〜5,000単位を3〜5日間筋肉内注射し、1〜2時間後の血中テストステロン値を投与前値と比較する。
卵巣機能検査
- 1,000〜5,000単位を単独またはFSH製剤と併用投与して卵巣の反応性をみる。
黄体機能検査
- 3,000〜5,000単位を高温期に3〜5回、隔日に投与し、尿中ステロイド排泄量の変化をみる。
慎重投与
- 前立腺肥大のある患者[アンドロゲン産生を促進するため、症状が増悪するおそれがある。]
- エストロゲン依存性悪性腫瘍(例えば乳癌、子宮内膜癌)及びその疑いのある患者[腫瘍の悪化あるいは顕性化を促すことがある。]
- 未治療の子宮内膜増殖症のある患者[子宮内膜増殖症は細胞異型を伴う場合があるため。]
- 子宮筋腫のある患者[子宮筋腫の発育を促進するおそれがある。]
- 子宮内膜症のある患者[症状が増悪するおそれがある。]
- 乳癌の既往歴のある患者[乳癌が再発するおそれがある。]
- 乳癌家族素因が強い患者、乳房結節のある患者、乳腺症の患者又は乳房レントゲン像に異常がみられた患者[症状が増悪するおそれがある。]
- てんかん、片頭痛、喘息、心疾患又は腎疾患のある患者[アンドロゲン産生を促進するため、体液貯留、浮腫等があらわれ、これらの症状が増悪するおそれがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 骨成長が終了していない可能性がある患者、思春期前の患者(「小児等への投与」の項参照)
重大な副作用
ショック(頻度不明):
- ショックを起こすことがあるので、観察を十分に行い、顔面潮紅、胸内苦悶、呼吸困難等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
卵巣過剰刺激症候群(頻度不明):
- ヒト下垂体性性腺刺激ホルモン製剤の投与に引き続き、本剤を用いた場合又は併用した場合、卵巣腫大、下腹部痛、下腹部緊迫感、腹水・胸水を伴う卵巣過剰刺激症候群があらわれることがある。これに伴い血液濃縮、血液凝固能の亢進、呼吸困難等を併発することがあるので、直ちに投与を中止し、循環血液量の改善につとめるなど適切な処置を行うこと。
血栓症、脳梗塞、卵巣破裂、卵巣茎捻転、肺水腫、呼吸困難(頻度不明):
- 卵巣過剰刺激症候群に伴い、血栓症、脳梗塞、卵巣破裂、卵巣茎捻転、肺水腫、呼吸困難を引き起こすことがある。
薬効薬理
- hCGは黄体形成作用(LH、男子では間質細胞刺激作用−ICSH)と黄体維持作用(LTH)が主であるが卵胞成熟作用(FSH)も認められている。
- 幼若ラットにhCGを投与すると卵巣の重量が増加する2)。
- hCGはFSHと協力して卵胞からエストロゲンを分泌させる3)。
- ヒトの月経黄体及び妊娠黄体の機能を賦活しステロイドホルモン特にプロゲステロンの産生分泌を促進する4)。
- hCGはFSHと協力して排卵を誘発する5)6)。成熟卵胞の場合には単独でも排卵を誘発することができる7)。
- ラットの摘出子宮筋の収縮を抑制する8)。
- ラットにhCGを投与すると精子数の増加が見られる9)。
- 睾丸の間質細胞に作用してアンドロゲンの産生分泌を促進する10)。
- 幼若ラットにhCGを投与すると副性器(前立腺、精のう等)の重量が増加する11)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(Human Chorionic Gonadotrophin)
性状
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- human chorionic gonadotrophin
- 同
- ヒト絨毛性ゴナドトロピン
- 商
- HCGモチダ、ゲストロン、ゴナトロピン、プレグニール、注射用HCG
[★]
- 英
- injection、shot、inject
- 関
- インジェクション、充血、注入、発射、注射剤、ショット、注射薬、インジェクト、撃つ
- 皮内注射:皮膚にほぼ並行::アレルギー反応の判定
- 皮下注射:皮膚に対し20-30°:持続性:インスリン、ワクチン
- 筋肉注射:皮膚に対し直角:中殿筋、三角筋。皮下注射に比較して即効性がある(吸収性の悪い薬品)。:ブスコパン、オピオイド系鎮痛薬、トキソイド
- 静脈注射:静脈に刺入:即効性、確実性
国試
[★]
ヒト絨毛性ゴナドトロピン human chorionic gonadotropin
[★]
ヒト絨毛性ゴナドトロピン human chorionic gonadotropin
[★]
- 英
- injectable
- 関
- 注射剤、注射液、注射可能
[★]