- 英
- concern、apprehension
- 関
- 関わる、関係、関心、関する、心配、憂慮
WordNet
- be on the mind of; "I worry about the second Germanic consonant shift" (同)interest, occupy, worry
- an anxious feeling; "care had aged him"; "they hushed it up out of fear of public reaction" (同)care, fear
- something or someone that causes anxiety; a source of unhappiness; "New York traffic is a constant concern"; "its a major worry" (同)worry, headache, vexation
- a feeling of sympathy for someone or something; "She felt strong concern for those less fortunate"
- something that interests you because it is important or affects you; "the safety of the ship is the captains concern"
- the act of apprehending (especially apprehending a criminal); "the policeman on the beat got credit for the collar" (同)arrest, catch, collar, pinch, taking into custody
- fearful expectation or anticipation; "the student looked around the examination room with apprehension" (同)apprehensiveness, dread
- painful expectation (同)misgiving
PrepTutorEJDIC
- 〈物・事が〉…‘に'『関係する』,かかわる,影響する / 《しばしば受動態で》〈事が〉〈人〉‘に'『関心を持たせる』,'を'心配させる / 〈小説などが〉…‘に'ついて書かれている(受動態にできない) / 〈U〉〈C〉(…との)『関係』,利害関係《+『in』(『with』)+『名』》;《しばしば複数形で》関係のある事柄,関心事 / 〈U〉(…に対する)『関心』,懸念,心配《+『about』(『over,for,at』)+『名』》 / 〈C〉事業,営業,会社,商会(firm);財閥,コンツェルン / 〈U〉重大な関係,重要性
- 《しばしば複数形で》《単数扱い》『気づかい』,不安 / 《文》理解[力](understanding) / 逮捕,拘引(arrest)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/21 18:45:49」(JST)
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「心配」はこの項目へ転送されています。角松敏生の楽曲については「心配/YOKOHAMA Twilight Time」をご覧ください。 |
不安(ふあん 英語 uneasiness)とは、心配に思ったり、恐怖を感じたりすること。または恐怖とも期待ともつかない、何か漠然として気味の悪い心的状態や、よくないことが起こるのではないかという感覚(予期不安)である。
目次
- 1 日常における例
- 2 パニック障害における不安
- 3 不安と抑圧
- 4 哲学と不安
- 5 関連項目
日常における例[編集]
何かをするときに「成功しないのでは」「自信がない」というときに思う。
- 明日の取引は成功するだろうか。
- 明後日の試合で勝てるだろうか。
- スピーチをうまくできるだろうか。
他に病気のときなど、身体に異常のあるときなどに考えやすい。 高熱を出したりすると死ぬのではなどと想像するのも不安に思っている状態である。
人は不安を感じると無意識に自分の体を触ってしまう。これを自己タッチという。
パニック障害における不安[編集]
パニック障害になっていると、精神的な問題で過呼吸に陥ったり心悸亢進が起こったり、あるいは体がゆれている感じがしたりすると同時に、「死ぬのでは」「次は大丈夫だろうか」というような強い不安に襲われる。これは、精神疾患として扱われ、治療を要する。現在では薬物による治療が主流となっており、一定の効果を上げているが、発症初期に正しい治療を施さないと治りにくくなる特性があり、広場恐怖やうつ病に移行するケースが多い。
不安と抑圧[編集]
いわゆる精神分析において、神経症(ノイローゼ)を発症するメカニズムが不安と抑圧の関連にあるとされている。精神分析の祖であるフロイト(Sigmund Freud, 1856-1939)は神経症患者の臨床から、生殖行為の障害により神経症が発症することをつきとめ、その際不安がその性欲の抑圧に何らかの影響を与えていると仮定した。<抑圧>とは性欲の表出を妨げる機能障害であり、そしてそのような欲動がさらけ出されることにより社会的な適応が妨げられることを防ぐ防衛機制でもある。
フロイト自身のその両者の関係についての仮定は前期・後期とで大きな違いがある。前期においてはもっぱら性欲(リビドー)を一種の生命力(エネルギー)と捉え、生殖行為が何らかの事情・理由で正常になされなかった場合、その際消費されるはずであった性欲が解消されることなく無意識の内に蓄えられ、そのような充足されず変質させられたエネルギーが<不安>として表出されるというものであった。前期の方向性は科学・生理学的性格が強く、またこのような性欲についてのエネルギー転換・代償行動をフロイトが「経済的」と呼ぶのも、不安をこれらのエネルギー転換の際の等価である交換物とみなしているからである。
後に彼は自らの説を修正し、「抑圧が不安を引き起こす」を、「不安が抑圧を引き起こす」と捉えなおした。後期においては「社会的な禁令」(タブー)や「禁令を命じるもの」(超自我)といった新たな要素が関わっている。それによると、我々の言う「良心」や「理性」といったものは、我々の社会生活上において不適当と想定されている人間の欲動(主に性欲)の表出を抑えるため、我々自身の内に内在化された社会的な禁令であり、それが<超自我>と呼ばれている。我々が上記のような欲動に駆られた際、それを抑えようとする超自我との葛藤(コンフリクト)を恐れ、この葛藤を解消するために不安という「危険信号」を自我が発することにより欲動が挫折させられるという。このように不安が自我の発する「心的状態」として捉えなおされたことにより、前期に比べてより心理学的性格が強くなったと言えよう。
哲学と不安[編集]
主に実存哲学(独)及び実存主義(仏)において取り上げられることが多い。先駆的著作としてキルケゴール(Sølen Kierkegaard, 1813-1855)の著作『不安の概念』があり、彼は著作中に不安について「反感的共感であり、共感的反感である」とし、不安とは「恐れているものに心惹かれている」ことであると表現している。彼はキリスト教的思想家であるため、不安は人間の罪とともに現れ、そしてその罪がまた新たな不安を引き起こすとし、最終的にはキリスト教の神への信仰へと向かうその時の人間の心的状態であるという。彼は「不安の研究」を「人間の罪における心的状態の心理学的研究」であるとし、無垢であるはずの人間が罪を犯すこと、そして罪を背負った人間が神の救済に対すること、それら両者の前者から後者へと移行する際の心的状態・中間段階が不安である。
関連項目[編集]
- 精神疾患
- うつ病
- パニック障害
- 不安障害
- 不安遺伝子
- 感情の一覧
- 安心
- 平安
- 自信
- ジッドゥ・クリシュナムルティ
- ジークムント・フロイト
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Source: Parrott, W. (2001), Emotions in Social Psychology, Psychology Press, Philadelphia. |
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- DMAベースメニーコアにおける通信オーバーヘッド削減手法
- 高前田(山崎)伸也 ,吉瀬謙二
- 情報処理学会研究報告. 計算機アーキテクチャ研究会報告 2011-ARC-196(3), 1-6, 2011-07-20
- … の両方を考慮したの効率的なプログラム並列化はプログラマにとって大きな負担となる.加えて,並列化ができたとしても予測不可能なデータ通信レイテンシにより,並列化の恩恵を十分に受けることができない懸念がある.本稿では,DMA 命令により明示的にコア間およびコア-メモリ間のデータ転送を行うメニーコアアーキテクチャを対象に,DMA 転送のオーバーヘッドを削減する手法,特に DMA 転送元における通信と処理のオー …
- NAID 110008583209
- 油症認定患者におけるアトピー性皮膚炎有病率と血清IgE値に関する研究第2報
- 内 博史,安川 史子,古江 増隆,Uchi Hiroshi,Yasukawa Fumiko,Furue Masutaka,ウチ ヒロシ,ヤスカワ フミコ,フルエ マスタカ
- 福岡医学雑誌 102, 100-104, 2011-04-25
- … levels of IgE and blood levels of dioxins in Yusho patients.油症発生から40 年が経過し,発症早期に認められた典型的な皮膚科所見,眼科所見を有する患者は減少しているが,発癌性や次世代への影響など慢性毒性への懸念は依然強い.ダイオキシン類の慢性毒性の一つとして,免疫系への影響があげられ,近年のアレルギー性疾患の増加とダイオキシン類による環境汚染との関連が議論されることがある.本研究では,経口的に …
- NAID 120003075299
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- 辞書 大辞泉 (国語辞書) け‐ねん【懸念】 [名](スル)1 気にかかって不安に思うこと 。「安全性に―を抱く」「先行きを―する」2 仏語。一つのことに心を集中させること。 3 執着すること。執念。「かやうの者までも皇居に―をなしけるにや」〈盛衰記.
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- 英
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- 関
- 関わる、関心、関する、観点、関連、関連性、敬意、結合、結線、心配、相関、相関性、相互関係、相互作用、属する、妥当、適切、結びつける、連結、連絡、適した、意味づける、懸念、接続、関係性、相関関係
[★]
- 英
- anxiety、worry、trouble、fear、anxious、worrisome、uneasy、nervous、concern、trouble、fear、care、anxiously
- 関
- 関わる、関係、看護、関心、関する、恐怖、苦悶、故障、困難、神経、神経質、世話、注意、治療、不安、介護、悩ます、懸念、ケア、気苦労、トラブル、不安症、恐れる
[★]
- 英
- interest、respect、concern、regard
- 関
- 関わる、考える、関係、関する、観点、興味、敬意、考慮、心配、みなす、利益、興味を持つ、懸念
[★]
- 英
- involve、concern
- 関
- 関係、関心、関する、関与、心配、含む、巻き込む、懸念
[★]
- 英
- apprehension
- 関
- 懸念