- 英
- chronic hemorrhagic ulcer of small intestine
- 関
- 非特異性多発性小腸潰瘍症
UpToDate Contents
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- 1. 成人における上部消化管出血の原因causes of upper gastrointestinal bleeding in adults [show details]
… depends on the clinical setting. Acute bleeding can be treated endoscopically with standard hemostatic techniques . Patients with iron deficiency from chronic bleeding can be treated with a proton pump inhibitor …
- 2. メッケル憩室meckels diverticulum [show details]
…versus 2 percent, in one study) . Bleeding from Meckel diverticulum may be chronic and insidious or acute and massive. Although the incidence of each type of bleeding is poorly reported in the literature …
- 3. 肥満手術の後期合併症late complications of bariatric surgical operations [show details]
… Patients with a chronic stenosis that is refractory to multiple dilations… include bleeding, narrowing or stenosis of the stoma, and leaks: Bleeding can occur from the gastric or short gastric vessels during dissection of the greater curve. Most of the bleeding problems associated…
- 4. 成人における短腸症候群の慢性合併症chronic complications of the short bowel syndrome in adults [show details]
… Iron supplementation is usually not necessary unless oral intake is inadequate or chronic gastrointestinal bleeding is present, as it is absorbed in the upper gastrointestinal tract, an uncommon site …
- 5. 小腸出血が疑われる(旧名:原因不明消化管出血)ときの評価evaluation of suspected small bowel bleeding formerly obscure gastrointestinal bleeding [show details]
… correctly categorized as suspected small bowel bleeding. Small bowel bleeding may either be occult or overt: Occult bleeding refers to a positive fecal occult blood test result that may or may not be …
Japanese Journal
- NSAIDsその他の非特異性の潰瘍 : 非特異性多発性小腸潰瘍症など
- 平井 郁仁,松井 敏幸
- 日本内科学会雑誌 100(1), 96-101, 2011-01-10
- NSAIDs起因性小腸病変,非特異性多発性小腸潰瘍症は比較的稀な小腸の炎症性疾患である.前者はNSAIDsが原因であり,小腸内視鏡を用いた最近の研究ではNSAIDs内服者における発生頻度は決して低くない.加えて高齢化社会である現在,NSAIDsや低容量アスピリンを内服する患者は増加する傾向にあり,消化管出血の一要因として重要である.後者は原因不明で,持続する潜出血による貧血症状を主症状とする疾患で …
- NAID 10029095736
- 腸疾患 非特異性多発性小腸潰瘍症--慢性出血性小腸潰瘍症 (静脈・経腸栄養(第3版)--基礎・臨床研究のアップデート) -- (各種疾患,病態における静脈・経腸栄養の実際)
- NSAIDs小腸潰瘍と非特異性多発性小腸潰瘍症(慢性出血性小腸潰瘍症) (特集 小腸疾患--診断・治療学の進歩) -- (臨床各論 慢性炎症)
Related Links
- 岡部治弥,崎村正弘:仮称“非特異性多発性小腸潰瘍症”.胃と腸 3:1539-1549,1968 八尾恒良,飯田三雄,松本主之,他.慢性出血性小腸潰瘍 いわゆる非特異性多発性小腸潰瘍症.小腸疾患の臨床.医学書院,176-186,2004
- 非特異性多発性小腸潰瘍症(NMUSI)は回腸中-下部に浅い多発性の潰瘍と潰瘍瘢痕の混在した病変を認め、潜在性あるいは顕性 出血による高度な貧血を特徴とする小腸潰瘍症で原因は不明である。その他に、カプセルやバルーン
- 症状 黒色便、血便といった消化管出血、下痢、腹痛、嘔気、嘔吐といったものから、浮腫・胸腹水などがみられることもあります。小腸潰瘍の原因によっては小腸以外に病変が出現することもあります。 診断 症状や生活歴、家族歴、既往歴、薬剤使用歴などを問診のうえ診察をします。
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★リンクテーブル★
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- 英
- nonspecific multiple ulcer of small intestine
- 同
- 慢性出血性小腸潰瘍症 chronic hemorrhagic ulcer of small intestine
[★]
慢性出血性小腸潰瘍症
[★]
- 英
- small intestine (Z)
- ラ
- intestinum tenue
- 関
- 管腔内消化
- 小腸は3大栄養素の消化、吸収を行う重要な部位である
- 腸液を分泌する
解剖学
定義
組織学
- →腸腺
生理学
運動の型
- a.分節運動 segmentation
- b.蠕動運動 peristalsis
- 蠕動ラッシュperistalic rush:急速移動。感染性下痢など腸粘膜の異常刺激による。
- 消化間欠期伝播性収縮
運動の発生機構
- 腸平滑筋固有リズムによる。ペースメーカーとなる細胞により発生する。
- 徐波 slow wave、基本的電気リズム basic electric thythm (BER)
- 外来神経系
- 副交感性:促進
- 交感性 :抑制
- 内在神経系
- 胃小腸反射により食後期運動誘発
- なお、IMCの調節には外来、内在神経系のいずれも関係する
- ガストリン、コレシストキニン、インスリン
- 食後期運動増大
- ガストリン
- IMC抑制
- モチリン
- IMC誘発
- セクレチン、グルカゴン
- 運動抑制
炭水化物の吸収
- 食物中の3大炭水化物.
- 1. 二糖類disaccharides
- スクロース(グルコース+フルクトース)
- マルトース(グルコース+グルコース)
- ラクトース(グルコース+ガラクトース)
- 植物性でん粉
- アミロース :グルコースが直鎖状に重合
- アミロペクチン:グルコースが樹枝状に重合
- 直鎖部はα1,4結合
- 分枝部はα1,6結合
- 動物性でん粉
- グリコーーゲン
- グルコースのβ1,4結合(消化不可)
炭水化物の消化
- 管内消化は、主に口腔、十二指腸で起こる
- 唾液αアミラーゼと膵αアミラーゼにより、直鎖状に2~9分子重合したグルコースまで分解される
- αアミラーゼは直鎖部分(α1,4結合)を加水分解する
- 唾液αアミラーゼは作用が弱く、また胃で失活する
- マルトース(グルコース2分子)
- マルトリオース(グルコース3分子)
- α1,4結合マルトオリゴ糖(グルコース4-9分子)
- α限界デキストリン(グルコース5-9分子、分岐したオリゴ糖)
- 2. 膜消化 membrane digestion (終末消化terminal digestion)
- 膜消化は小腸の刷子縁で起こる。
- 刷子縁にはオリゴ糖消化酵素が存在する。
- ラクターゼ:ラクトース→グルコース+ガラクトース
- スクラーゼ:スクロース→グルコース+フルクトース
- マルターゼ:マルトース→グルコース+グルコース
- トレハラーゼ:トレハロース→グルコース+グルコース
- αデキストリナーゼ:α1,4結合,α1,6結合の分解(=isomaltase)
- グルコアミラーゼ:マルトオリゴ糖(α1,4結合)→グルコース
- 3. 吸収(炭水化物の90-95%が小腸で吸収される。)
-
- 刷子縁膜
- Na依存性能動輸送を介して細胞内に取り込まれる。Na+とグルコース(ガラクトース)の共輸送体であるSGLT1が、Na+の濃度勾配を利用して細胞内に取り込む(2次的能動輸送)
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
- 刷子縁膜
- GLUT5によるNa非依存的促進拡散により細胞内に取り込まれる。
- 細胞内
- フルクトース+Pi→グルコース+乳酸
- 外側基底膜
- GLUT2による促進拡散により細胞外に拡散する
炭水化物の吸収傷害
- 腸内炭水化物濃度↑→腸内浸透圧↑ →下痢
- →腸内フローラ(細菌叢) →腸内ガス発生
- 乳糖不耐症
- 小腸上皮細胞刷子縁におけるラクターゼ産生不能
タンパク質の吸収
- 胃や膵臓でタンパク質を分解してオリゴペプチド(アミノ酸4個以上)を生成
- 1-1. 消化酵素の活性化
- ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (H+が触媒:::) → ペプシン
- 胃液ペプシノーゲン → (ペプシンが触媒) → ペプシン
- トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (エンテロペプチダーゼ) → トリプシン
- 膵液トリプシノーゲン → (トリプシンが触媒::) → トリプシン
- その他のタンパク質分解酵素(カルボキシペプチダーゼA,B)
- トリプシンが活性化
- 刷子縁でオリゴペプチドの分解がおき、そのための酵素ペプチド分解酵素が存在する。
- アミノペプチダーゼ
- N末から加水分解してアミノ酸を遊離
- ジペプチダーゼ
- ジペプチドを2個のアミノ酸に分解
- ジペプチジルアミノペプチダーゼ
- N末よりジペプチドを遊離する
- 刷子縁膜
- Na+依存性能動的輸送
- 中性アミノ酸、イミノ酸(プロリン、水酸化プロリン)、酸性アミノ酸:::::::::::Na+非依存性促進拡散
- 塩基性アミノ酸、中性アミノ酸(疎水基を有するもの)
- 外側基底膜
- Na+依存性能動的輸送、Na+非依存性促進拡散、単純拡散(外側基底膜はアミノ酸透過性高い)
- 刷子縁膜
- Na+/H+ antiporter
- 2H+/ペプチド synporter
- 細胞内
- プロリダーゼ、ジペプチダーゼ、トリペプチダーゼによる分解
- 外側基底膜
- Na+-K+-ATPase
脂質の吸収
- トリグリセリド(中性脂肪):C14~C18
- コレステロール
- コレステロールエステル
- リン脂質:::::::::主にレシチン
-
- 乳化は脂肪水解を速める
- 胆汁酸、レシチンなどにより1μm以下の脂肪滴形成
- 膵リパーゼ
- トリグリセリド → 2分子の遊離脂肪酸(FFA) + 2-モノグリセリド
- コレステロールエステラーゼ
- コレステロールエステル → FFA + コレステロール
- ホスホリパーゼA2
- レシチン → FFA + リゾレシチン
- 脂肪分解産物(モノグリセリド,リゾレシチン,FFA,コレステロール,脂溶性ビタミン)
- 胆汁酸、レシチンとミセル形成
- ミセルが微絨毛周囲の非撹拝層に侵入→単純拡散により吸収(脂肪の消化・吸収過程の律速過程)
- ミセルにより細胞内に脂肪分解産物が運ばれ、滑面小胞体内で脂肪分解産物から脂質が再合成される。その後、リポ蛋白にと結合してカイロミクロンとなり、ゴルジ装置に入りエキソサイトーシスにより絨毛リンパ管に入る。
栄養の吸収部位
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- 英
- ulcer
- ラ
- ulcus
- 関
- びらん
- 粘膜の損傷が粘膜筋板に達し、その筋層を貫通した場合。
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- 英
- hemorrhagic、haemorrhagic、hemophilic、haemophilic
- 関
- 易出血性、血友病
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- 英
- sis, pathy
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- 英
- chronicity
- 関
- 慢性的、慢性型