企図振戦
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/06 05:18:09」(JST)
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意図振戦(いとしんせん、英:intention tremor)とは小脳損傷時にしばしば認められる失調症状の1つで、企図振戦とも呼ばれる。安静時にはほとんど生じないが、運動時、特に運動終了直前に生じる律動的な運動疾患である。頭部や体軸側の抗重力筋において発生が顕著である。
関連項目
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4885006104
- 高橋迪雄監訳 『獣医生理学 第2版』文永堂出版 2000年 ISBN 4830031824
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- intention tremor
- 同
- 意図振戦 volitional tremor
- 関
- 振戦
[★]
- 英
- tremor
- 関
- 不随意運動
分類
動作状態による分類
- 膝の上に力を抜いて置いた手を観察
- 筋が活動していない状態で出現する振戦。3-6Hz。
- →パーキンソン病
- 上司を前方に伸展させ、手指を開くように命じる。
- 筋がある一定の強さの持続的な活動を行っているときに出現する振戦。4-12Hz
- →本態性振戦、甲状腺機能亢進症、尿毒症、CO2ナルコーシス
- 筋が随意的な活動を行っている状態で出現する振戦
- 小脳の障害
- →小脳障害、ウイルソン病、多発性硬化症
- 運動時に目標に近づくほど増強する振戦として運動時振戦と区別。
- 統一されていないらしい。intention tremor/postural tremor+intention tremor
原因による分類(BET.176)
心雑音
- 英
- thrill
- 心尖は心雑音の原因となる振動が大きくなると生じる(手技見えvol.1 p.92)
- 心尖の触診は聴診の4部位と同じ位置、手掌遠位部でおこなう
振戦が見られる領域 (手技見えvol.1 p.95)
血管雑音
- 英
- thrill
- 同
- 猫喘 purring thrill
[★]
- 英
- intention、intent、intend
- 関
- 考え、目的とする