心筋シンチグラフィ
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 負荷時の放射性核種心筋血流イメージングの概要overview of stress radionuclide myocardial perfusion imaging [show details]
…tomography (SPECT), or positron emission tomography (PET), to detect the gamma photons. Myocardial perfusion images are usually acquired at rest and following stress, with increasing adoption of stress-only …
- 2. SPECT放射性核種心筋血流イメージングにおけるアーチファクトartifacts in spect radionuclide myocardial perfusion imaging [show details]
… Attenuation correction refers to automated methods that adjust the intensity of the myocardial perfusion image to reflect the estimated magnitude of soft tissue attenuation on different regions of the …
- 3. 冠動脈疾患の核イメージングによる心筋生存能の評価assessment of myocardial viability by nuclear imaging in coronary heart disease [show details]
…study with either technetium Tc-99m sestamibi or technetium Tc-99m tetrofosmin. This has the advantage of a shorter overall study time compared with a single-isotope (ie, Tc-99m based tracer only) rest-stress …
- 4. 閉塞性の冠動脈心疾患診断のための負荷試験stress testing for the diagnosis of obstructive coronary heart disease [show details]
…with an intermediate pre-test probability of CHD to either an exercise ECG or exercise myocardial perfusion imaging. The study found that the exercise ECG strategy led to more abnormal initial tests, and …
- 5. 最適な心臓負荷試験の選択selecting the optimal cardiac stress test [show details]
…accuracy in women and patients with larger body habitus) . Similar to radionuclide stress myocardial perfusion imaging, stress (exercise or pharmacologic) transthoracic echocardiography is used to detect hemodynamically …
Japanese Journal
- 津村 京子,有田 幸生,田上 展子,尾羽根 範員,川端 聡,仙崎 菜々恵,吉野 知治,安賀 裕二,平岡 久豊,安宅 啓二
- 超音波検査技術 44(3), 378-384, 2019
- … 旋枝が左室へ開口しており,冠動脈–左室瘻を疑った.心臓カテーテル検査を施行した結果,左回旋枝からの冠動脈–左室瘻と診断した.労作時の息切れや胸痛などの自覚症状は認めず,運動負荷心筋血流シンチグラフィでも明らかな虚血所見は認めなかったため,手術適応はないと判断され経過観察となった.経過中,2008年より通院を自己中断,その後2014年の健康診断で心電図異常を指摘され,今回の精査受診と …
- NAID 130007662456
- 核医学・PETはどこまで進んだか? (特集 心臓リモデリングをどう治すか : 拡大心・肥大心へのアプローチ)
- 過換気症候群としてフォローされていた冠攣縮に伴う心筋梗塞の1例
- 鈴木 聡一郎,粟屋 徹,原 久男,廣井 透雄
- 日本冠疾患学会雑誌 22(3), 157-160, 2016
- … 症例は過換気発作の既往のある43歳女性.健康診断で心電図異常を指摘され他院施行の心臓超音波検査にて左室前壁から中隔の壁菲薄化と心室瘤を認め,精査目的で紹介入院となった.心臓MRI,心筋血流シンチグラフィーでは左前下行枝の陳旧性心筋梗塞の所見であった.冠動脈造影検査では冠動脈に有意狭窄を認めなかったが,アセチルコリン負荷試験陽性であり冠攣縮によって心筋梗塞をきたしたと考えられた.ま …
- NAID 130005419031
Related Links
- 心筋シンチグラフィとは、静脈に放射性同位元素を注射し、放出される放射線を撮影して、放射線量をコンピュータ処理して画像にし、心筋の血流やエネルギー代謝などをイメージングする検査です。
- 負荷心筋シンチグラフィー: 99m Tcテトロフォスミン(心筋血流診断薬)狭心症の例 上記の例では、運動負荷時に心臓への検査薬の集まりが二か所(前壁、下壁)で低下していますが、安静時では検査薬は心臓全体に集まっています
- 心筋の働きをみる検査 放射性同位元素標識薬剤(ラジオアイソトープ)を体内に注入し、心臓の変化を計測して診断する検査方法で、心臓核医学検査ともいわれています。 心筋シンチグラフィには、心筋血流シンチグラフィ、心筋梗塞(こうそく)シンチグラフィなどがありますが、心筋血流 ...
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- 99mTc-sestamibi, technetium Tc-99m sestamibi, technetium-99m-sestamibi, technetium-99m-MIBI, 99mTc-MIBI
- 同
- テクネチウム99mセスタミビ
- 同
- ヘキサキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)テクネチウム(99mTc) technetium(99mTc) hexakis(2-methoxyisobutyl-isonitrile)
- 商
- カーディオライト
- 関
- テクネチウム99m、心筋血流シンチグラフィ
用途
ヘキサキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)テクネチウム(99mTc)の調製
- 本品に、日局「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液」185~740MBq(1~3mL)を加えて振り混ぜ、95~99℃で15分間加熱した後、室温で15分間放冷する。
物性
- テトラキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)銅(I)四フッ化ホウ素
- 分子式:C24H44BCuF4N4O4
- 分子量:602.97
CNR
|
RNC-Cu+-CNR・BF4-
|
CNR
CH3
|
R:-CH2-C-OCH3
|
CH3
- ヘキサキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)テクネチウム(99mTc)
- 化学名:Technetium Tc99m Sestamibi (USP)
- 化学式:C36H66N6O6 99mTc
- 式量:777.95
[99mTc-(CNR)6]+
[★]
- 英
- myocardial perfusion scintigraphy
- 同
- 心筋血流シンチグラフィ、(方法)心筋シンチグラフィ、(図)心筋シンチグラム
- 関
- シンチ、99mTc-心筋血流製剤
- 心筋血流を表す放射性医薬品を用いて心筋を描画する核医学画像診断法。
201Tl=
- 早期像(静注後10分後)、後期像?(3-4時間後) ← 虚血心筋におけるタリウムの再分布を見るため。半減期73hr。放出エネルギー低。解像度が悪い
99mTc
- 肝臓に集積しやすいため投与後30-60分後に撮影。再分布がないので安静時と負荷時の撮影が必要
[★]
- 英
- sestamibi
- 同
- MIBI
- 関
- 99mテクネチウムセスタミビ(99mTc-sestamibi, 99mTc-MIBI)
[★]
- 英
- dipyridamole myocardial perfusion scintigraphy
- 同
- ペルサンチン負荷心筋シンチグラフィ persantine myocardial perfusion scintigraphy
[★]
- 英
- myocardial perfusion scintigraphy
- 関
- 心筋血流シンチグラフィー、心筋シンチグラフィ
[★]
- 関
- シンチグラフィー、シンチグラム
脳血流シンチグラム
脳槽シンチグラム
心筋シンチグラム
心筋壊死シンチグラム
心筋脂肪酸代謝シンチグラム
心筋交感神経シンチグラム
骨血流シンチグラム
肺換気シンチグラム
骨シンチグラム
骨髄シンチグラム
甲状腺シンチグラム
- 123I :(甲状腺摂取率)3時間値5-20%、24時間値15-35%
- 99mTcO4-:(甲状腺摂取率)30分値0.4-3.0%。唾液腺、唾液への生理的な取り込みが多いためバックグラウンドが高い。
- 131I :全身シンチグラムに使用。甲状腺全摘出後に行う。
- 123I-MIBG:甲状腺髄様癌
- 210Tl:分化型甲状腺癌
- 67Ga:甲状腺未分化癌、甲状腺悪性リンパ腫
副甲状腺シンチグラム
- 99mTc-MIBI:ヘキサキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)テクネチウム(99mTc):副甲状腺腫に集積
副腎髄質シンチグラム
副腎皮質シンチグラム
- 131I-アドステロール:クッシング症候群や原発性アルドステロンの確定診断に有用。たぶんステロール環をもっており副腎皮質に取り込まれる
腎シンチグラム
肝受容体シンチグラム
肝胆道シンチグラム
唾液腺シンチグラム
全身検索
ガリウムシンチグラム
タリウムシンチグラム
MIBGシンチグラム
FDGシンチグラム
[★]
- 英
- cardiac muscle (K), heart muscle, myocard cardiac muscle, myocardium
- 関
- 心筋の活動電位、横紋筋、筋肉
- 筋小胞体が発達していない
心筋の酸素消費量 (SPC.226)
- (tension-time index)=左心室内圧曲線収縮期相の面積(mmHg/s)×心拍数
- (doble product)∝(tension-time index)
- 1. 骨格筋細胞と違い心筋細胞は介在板を有しており、介在板近傍に存在するギャップ結合によって活動電位が伝播する。
- 2. ギャップジャンクションを通じて活動電位が伝播すると、心筋細胞膜上の電位依存性Na+チャネルが開き、脱分極が筋細胞全体に広がる。
- 3. 脱分極はT細管(横行管)に伝わり、T細管に存在する電位依存性のタンパク質の構造を変化させ、筋小胞体上のCa2+放出チャネルを開く。
- 4. さらに少し遅れてCa2+/Na+チャネルが長時間開口し、細胞内に多量のCa2+/Na+を取り込む。
- 5. 心筋細胞のT細管は細胞外部に開口しており、Ca2+の取り込みが容易になっている。
- 6. このようにして、細胞外と筋小胞体中のCa2+が細胞質に拡散する。
- 7. ここで、筋収縮に関わるアクチンフィラメントにトロポミオシンとトロポニンが結合し、収縮開始を妨げているが、Ca2+がトロポニンに結合すると、トロポミオシンがアクチンフィラメント上で場所を変える。
- 8. この結果、トロポミオシンが覆い隠していたアクチンフィラメントのミオシン結合部位が露出する。
- 9. ミオシンはATPの加水分解のエネルギーを使って、アクチンフィラメントに結合できる構造をとり、アクチンに結合する。
- 10. ミオシンがアクチンフィラメントで首振り運動をすることで筋収縮が起こる。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- myocardial blood flow、myocardial perfusion
[★]
- 英
- blood flow
- 関
- 血液