- 英
- technetium(99mTc) hexakis(2-methoxyisobutyl-isonitrile)
- 同
- カーディオライト
- 関
- テクネチウム99m-MIBI
UpToDate Contents
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カーディオライト 第一
組成
- 1バイアル中テトラキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)銅(I)四フッ化ホウ酸1.0mg
添加物
- 塩化スズ(II)二水和物0.075mg、L-システイン塩酸塩一水和物1.0mg、クエン酸ナトリウム水和物2.6mg、D-マンニトール20.0mg
効能または効果
- 心筋血流シンチグラフィによる心臓疾患の診断
- 初回循環時法による心機能の診断
- 副甲状腺シンチグラフィによる副甲状腺機能亢進症における局在診断
ヘキサキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)テクネチウム(99mTc)注射液の調製
- 本品に、日局「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液」185〜740MBq(1〜3mL)を加えて振り混ぜ、95〜99℃で15分間加熱した後、室温で15分間放冷する。
心筋血流シンチグラフィによる心臓疾患の診断
- 通常、成人には、調製後の本品370〜555MBqを静脈より投与し、30分以降にガンマカメラを用いて心筋血流シンチグラムを得る。または、心電図に同期させてデータ収集を行い、心筋血流シンチグラムを得る。
なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法によりそれぞれ適宜増減する。
初回循環時法による心機能の診断
- 通常、成人には、調製後の本品740MBqを肘静脈より急速に投与し、直後より心RIアンギオグラムを得る。必要に応じ、収集したデータより駆出分画を算出する。また、心電図に同期させてデータ収集を行い、拡張末期像及び収縮末期像を得る。
なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法によりそれぞれ適宜増減する。
副甲状腺シンチグラフィによる副甲状腺機能亢進症における局在診断
〔ダブルフェーズ法〕
- 通常、成人には、調製後の本品370〜740MBqを静脈より投与し、投与後5〜15分(初期像)及び投与後2〜3時間(後期像)に頸部及び胸部を撮像してシンチグラムを得る。必要に応じて断層像を追加する。
〔サブトラクション法〕
- 過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)又はヨウ化ナトリウム(123I)による甲状腺シンチグラフィを実施後、通常、成人には、調製後の本品185〜600MBqを静脈より投与し、その10分後に撮像する。必要に応じて断層像を追加する。
- なお、投与量は、年齢、体重及び検査方法によりそれぞれ適宜増減する。
- サブトラクション法実施時の甲状腺シンチグラフィは、過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)又はヨウ化ナトリウム(123I)の添付文書を参照の上、以下の要領で実施する。
過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)を用いる場合
- 通常、成人には、日局「過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液」74〜370MBqを静脈より投与し、頸部及び胸部の像を30分後に撮像する。
ヨウ化ナトリウム(123I)を用いる場合
- 通常、成人には、日局「ヨウ化ナトリウム(123I)カプセル」3.7〜7.4MBqを経口投与し、頸部及び胸部の像を4時間後に撮像する。
重大な副作用
- まれにショック及び血管浮腫、呼吸困難等のアナフィラキシーがあらわれるとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
99mTcの核物理学的特性
物理的半減期
主なγ線エネルギー
減衰表
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- butyl、Bu
- -CH2CH2CH2CH3
[★]
- 英
- technetium, Tc
- 関
- 99mテクネチウム
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類