- 英
- retrospective cohort study
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Japanese Journal
- 金子 真梨,小野 貢伸,濱田 浩美,鄭 漢忠
- 北海道歯学雑誌 35(1), 25-41, 2014-09
- 【目的】進行口腔がんの手術療法では外科的切除と遊離皮弁による再建が行われることが多い.一般に皮弁の形態は経時的に変化し,収縮や周囲組織の瘢痕化などを伴って隣接する咽頭腔の形態もまた変化すると言われている.しかし,これまで咽頭腔の形態や容積の変化を経時的に評価した報告は少なく,嚥下機能との関連について評価した報告はさらに少ない.本研究の目的は,口腔がん術後症例の咽頭腔形態と容積を経時的に評価し,嚥下 …
- NAID 120005476157
- 膝前十字靭帯再建術後患者の脛骨前方移動量に関連する術後6ヶ月時因子の検討
- 池野 祐太郎,福田 航,濱野 由夏,片岡 悠介,竹内 謙太,川上 翔平,五味 徳之
- 日本理学療法学術大会 2012(0), 48100126-48100126, 2013
- 【目的】 膝前十字靭帯(以下,ACL)再建術後はリスク管理の面から脛骨前方移動量(以下,ATT)の少ない運動が選択されるが,術後6ヶ月頃から競技復帰されるため医学的管理の場面が減少する.したがって,術後6ヶ月時点の身体状態と以降の運動量の程度から術後約1年時のATTに関連する因子を検討することは理学療法の目標を設定するうえで重要である. そこで,本研究はACL再建術後1年時のATTと術後6ヶ月時点 …
- NAID 130004584706
- 妊婦の冷え症と微弱陣痛・遷延分娩との因果効果の推定:—傾向スコアによる交絡因子の調整—
- 中村 幸代,堀内 成子,柳井 晴夫
- 日本看護科学会誌 33(4), 4_3-4_12, 2013
- 目的:冷え症の妊婦と,そうではない妊婦での,微弱陣痛および遷延分娩の発生率の相違の分析および,因果効果の推定を行うことである.方法:研究デザインは後向きコホート研究である.調査期間は2009年10月19日~2010年10月8日までの12ヵ月であり,病院に入院中の分娩後の女性2,540名を分析の対象とした(回収率60.8%).調査方法は,質問紙調査と医療記録からのデータ抽出である.分析では,共分散分 …
- NAID 130004565398
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- 後ろ向きコホート研究では,対象者が曝露されてからその後に生じた疾病との関係を調べるので,曝露要因と疾病との時間的前後関係を正しく評価できます.一方で,曝露がすでにおこった後で研究を開始するので,曝露の程度を定 ...
★リンクテーブル★
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後向きコホート研究
[★]
- 英
- cohort study
- 関
- 研究デザイン、コホート内症例対照研究
定義
- 対照集団を要因の有無別に分けて、疾病罹患の傾向を比較する
- ある時点で研究対象を決めて、その人たちを追跡調査するスタイルの研究
種類
- 前向きコホート研究 (Prospective Cohort Study)
- 後ろ向きコホート研究 (Retrospective Cohort Study)
特徴
|
名称
|
患者対照研究
|
コホート研究
|
時間軸
|
後向き研究
|
前向き研究
|
調査の方法
|
既往調査、病歴調査
|
追跡調査
|
対象
|
曝露情報の 信頼性
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患者の過去の記録やカルテに頼るため 信頼性は低い
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現時点での曝露状況が判明しているので信頼性は高い
|
対象
|
偏り バイアス
|
抽出の段階で、既に患者、対照群とも に偏りが発生している場合が多い
|
母集団から、要因の有無別に対照群が 抽出されるため、偏りは小さい
|
対象
|
まれな要因
|
評価不能
|
評価可能
|
調査
|
観察期間
|
なし
|
長期
|
調査
|
費用 労力
|
患者と対照のみを観察するので、費用・労力が少ない
|
大きな集団を長期に追跡しなければな らないので、費用・労力が多い
|
疾患
|
対照疾患
|
単一
|
複数
|
疾患
|
診断の正確性
|
正確性が高い
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正確性が低い →診断基準が必要
|
疾患
|
まれな疾患
|
可能
|
困難
|
解析
|
罹患率
|
計算不可
|
算出可能
|
解析
|
相対危険度
|
近似値の算出
|
算出可能
|
解析
|
寄与危険度
|
計算不可
|
算出可能
|
その他の特徴
- 人口の移動の激しい地域で追跡調査は困難
- 前もって発生頻度を予測して対照群の人口サイズを決定する必要がある
- 診断基準の設定が必要な場合もある →長期の観察では診断方法や疾病概念が変化することがあるため
- 因果関係について、患者対照研究よりも、より多くの情報が得られる
- 患者対照研究に比べ、選択バイアスが生じにくい。
- 患者対照研究に比べ、交絡因子の調整が容易。
参考
- http://phi.med.gunma-u.ac.jp/epidemiology/epi03.html
- http://phi.med.gunma-u.ac.jp/epi-spc/term4.pdf
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- 英
-
- 関
- 調べる、治験、調査、働く、検討、仕事、研究開発、作業、リサーチ、実験研究、研究技術、研究活動、研究優先順位、概要報告
[★]
- 英
- retrospective
- 関
- 遡及的、レトロスペクティブ
[★]
- 英
- cohort
- 関
- 同齢集団