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Japanese Journal
- 症例報告 卵巣転移によるMeigs症候群を来すも無再発を維持しているS状結腸癌の1例 : 大腸癌卵巣転移によるMeigs症候群本邦報告34例の集計
- 久保 秀文,長岡 知里,多田 耕輔 [他],宮原 誠,長谷川 博康,山下 吉美
- 山口医学 = Yamaguchi medical journal 64(2), 129-137, 2015-05
- … の腫瘍を認め生検でgroup5腺癌の診断であった.CTで右卵巣に多房性嚢胞と充実性部分が混在する腫瘤と右側優位の両側胸水貯留を認めた.S状結腸癌の同時性卵巣転移,あるいはS状結腸癌と卵巣癌の重複癌の疑いにてD3郭清を伴うS状結腸切除と単純子宮全摘を伴う両側子宮付属器摘出術を施行した.免疫染色にて大腸癌卵巣転移の診断確定となった.術後胸腹水の再貯留は認めず,術後14病日に軽快退院した. …
- NAID 120005617814
- 大腸癌術後9年を経過した後に切除した巨大な異時性卵巣転移の1例
- 鈴木 優美,平松 聖史,雨宮 剛,後藤 秀成,関 崇,鈴木 桜子,田中 寛,杉田 静紀,新井 利幸
- 日本消化器外科学会雑誌 48(4), 374-381, 2015
- … 今回,我々はS状結腸癌術後9年を経過して認めた巨大異時性卵巣転移を根治的に切除した症例を経験した.症例は77歳の女性で,2003年6月S状結腸癌にてS状結腸切除術,D3リンパ節郭清術を施行後5年間無再発生存し,外来フォローは終了していた.2011年ごろから腹部膨満感を自覚し,2012年5月当院を受診した.CT/MRでは,骨盤内を占居する巨大腫瘍を認めた.CEA 510.2 ng/mlと著しい上昇を認めた.孤立性単発転移であり, …
- NAID 130005065299
- 山高 謙,代永 和秀,伊藤 亮,清野 徳彦,西脇 眞,奥田 康一,Ken YAMATAKA
- 日赤医学 = The Japanese Red Cross Medical Journal 66(1), 176, 2014-09-01
- NAID 120005486910
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★リンクテーブル★
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- 61歳の女性。3か月前から乳房緊満感を認め、1か月前から少量の性器出血が持続するため来院した。閉経51歳。膣分泌物は白色、中等量で、子宮膣部に異常を認めない。子宮はやや大きく、左付属器部に手拳大の軟らかい腫瘤を触知する。
- 子宮頸部細胞診クラスI、子宮内膜細胞診陰性。血液所見に異常を認めない。血清生化学所見:FSH15mIU/ml(基準 閉経後30以上)、エストラジオール84pg/ml(基準閉経後20以下)。免疫学所見:CEA1.5ng/ml(基準5以下)、CA19-9 14U/ml(基準37以下)、CA125 38U/ml(基準35以下)。
- 経膣超音波検査で左付属器腫瘤は大部分充実性で内部に大小の嚢胞を多数認める。骨盤部単純MRIのT1強調像とT2強調像とを以下に示す。
- 最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [100A042]←[国試_100]→[100A044]
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腫瘍の転移
- 英
- metastasis
- 関
- metastatic potential、skip metastasis、metastatic disease
原発
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転移
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肺
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リンパ節が最多。肝臓、胸膜、対側肺、副腎、心膜、骨(肋骨、椎骨)、大脳(圧迫症状出現) 遠隔転移:肺内>骨>脳>肝>副腎 小細胞癌が最も転移しやすい。
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胃
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分化型:血行性に肝臓、未分化型:腹膜播種
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大腸
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肝臓、肺
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卵巣
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腹腔内播種、リンパ性転移(後腹膜)。血行性は希
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腎臓
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肺>骨>肝。副腎もありうる。能は多くない。
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骨肉腫
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肺>骨 発見時に10-20%の症例で肺転移。
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- 転移性脳腫瘍は原発巣が肺であることが最も多い、らしい。
- 転移性の硬膜外腫瘍は原発巣が肺癌>乳癌>リンパ腫
精神医学
- 英
- transference
- →感情転移
- 英
- transposition
[★]
- 英
- ovary
- ラ
- ovarium
- 関
- 子宮
解剖
卵巣の固定
- 卵巣提索:卵巣の上端と骨盤側壁を結ぶ。卵巣動脈、卵巣静脈、リンパ管、腹大動脈自律神経叢からの自律神経が通る
- 固有卵巣索
卵巣の上皮
- 腹膜には覆われず、胚上皮(表層上皮)に覆われている。
血管
重量
疾患 (NGY.201)
発生 L.307