- 英
- episiotomy
- 関
- 会陰切開、会陰側切開
WordNet
- surgical incision of the perineum to enlarge the vagina and so facilitate delivery during childbirth
Wikipedia preview
出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/07/16 18:55:10」(JST)
[Wiki ja表示]
|
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2013年12月) |
会陰切開(えいんせっかい、英Episiotomy)とは、出産・分娩時に会陰裂傷を予防する目的に会陰部に切開を加える分娩介助方法の一つ。
目次
- 1 歴史
- 2 方法
- 2.1 切開時期
- 2.2 麻酔
- 2.3 切開法
- 2.4 縫合
- 3 議論
歴史
1742年にアイルランドの外科医フィールディング・オールドが難産の症例に始めて行ったのが最初と言われている。
1985年、WHO(世界保健機構)ヨーロッパ地域事務局およびアメリカ地域事務局はブラジル・フォルタレザ会議で「出産科学技術についての勧告」を採択し、全ての産婦へ一律に会陰切開を行うのは妥当ではなく、他の方法による会陰保護を実施した上でなおかつ必要となる場合に行うものとした。
方法
切開時期
一般的に分娩第2期の膣口が全開大して児頭が見えてくる時期に行う。
麻酔
通常切開部に局所麻酔を注射し行うが、麻酔をしなくとも分娩時の痛みがはるかに強いために切開時の痛みを感じないという人も多い。
切開法
一般に剪刀(ハサミ)にて切開する。
- 肛門側に切開を加える。
- 7時または5時方向に切開を加える。
縫合
分娩終了後に頸管裂傷の有無を検索し、必要であれば頸管裂傷部の処置を行ってから施行する。 近年では吸収糸にて行う。
議論
会陰切開は一般の病院・診療所での出産において多くの場合行われており、産婦人科医不足に伴い助産師に会陰切開の施行を行わせるべきかという議論が起こっている。
|
この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:医学/Portal:医学と医療)。 |
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 産婦人科手技シリーズ2 周産期手術(8)会陰切開術・縫合術
- 会陰切開術・縫合術 (産婦人科手術療法マニュアル) -- (産科処置)
Related Links
- 2008年9月27日 ... 出産のとき、赤ちゃんが出てくる部分を切開することを会陰切開といいます。初産の人の 7~8割に ... 会陰切開」は、いよいよお誕生になるというころ、分娩台上で会陰部を切開 して赤ちゃんの出口を広げる処置です。会陰切開をおこなうとお産が ...
- 自然分娩の会陰切開に生命保険が使えるんですか?先月出産をしました。 同時期に 出産をした方に「会陰切開の診断書をもらえば手術になるから保険で10万円ほどくる かも」 と聞きました。 加入している保険会社に...
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、10~12の問いに答えよ。
- 30歳の1経妊未産婦。陣痛発来のため来院した。
- 現病歴: 妊娠初期から定期的に妊婦健康診査を受けており、妊娠経過は母児ともに順調であった。妊娠39週5日午前2時に自然陣痛が発来し、次第に増強したので午前4時に来院し、入院となった。]]
- 既往歴: 特記すべきことはない。
- 月経歴: 初経12歳。周期28日、整。
- 妊娠分娩歴: 4年前に妊娠7週で自然流産。
- 現 症: 意識は清明。身長162cm、体重63kg(妊娠前50kg)。体温36.4℃。脈拍88/分、整。血圧112/76mmHg。子宮底長35cm、腹囲98mm。下腿浮腫はない。Leopold触診法で児は頭位、第2胎向で、胎児心拍数144/分。胎児超音波検査では児頭大横径95mm、児の推定体重は3,500gである。内診所見では矢状縫合は骨盤横径に一致し、子宮口開大3cm、展退度60%、児頭下降度SP-2cm、子宮口の位置は中央、硬さは軟である。破水は認めない。
- 陣痛は次第に増強し、午後2時に自然破水した。午後3時の陣痛の間隔は2分、持続時間は60秒。内診所見では子宮口開大6cm、展退度80%、児頭下降度SP+1cm、子宮口の位置は前方、硬さは軟であった。午後6時に陣痛間隔は5~7分、持続時間は20~30秒となった。小泉門を10時に触知、子宮口開大8cm、展退度90%、児頭下降度SP+2cmであった。その後、陣痛の間隔と持続時間とは変わらず、午後9時の内診所見は不変である。胎児心拍数パターンに異常は認めない。
[正答]
※国試ナビ4※ [101E010]←[国試_101]→[101E012]
[★]
会陰切開、会陰切開術、会陰側切開
- 関
- perineal section、perineotomy
[★]
- 英
- episiotomy
- 関
- 会陰切開、会陰切開術
[★]
- 英
- perineum (M)
- 同
- 会陰部
広義の会陰の定義 (会陰部も参照)
- 前方の陰丘、外側の大腿内側面、後方の殿溝と殿間裂の上縁に挟まれた菱形の領域 (M)
狭義の会陰の定義
- 男性の場合尿道と会陰の間、女性の場合膣と肛門の間を指す (KH.237)
[★]
- 英
- incision、dissection、incise
- 関
- 解体、解剖、解離、精査、切開術、切り込みを入れる、切り込み、郭清、ダイセクション
[★]
- 英
- surgery
- 関
- 外科、外科学、手術、外科術、外科手術
[★]
- 英
- incision
- 関
- 切開、切り込み
[★]
- 英
- episiotomy (M)
- ラ
- episiotomia