- 英
- methylmethionine sulfonium chloride, MMSC
- 同
- 塩化メチルメチオニンスルホニウム
- 商
- キャベジンU、ビタスU
- 関
- メチルメチオニン、塩化メチルメチオニンスルホニウムクロライド、ビタミンU
UpToDate Contents
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- 医療用医薬品の薬効分類 [BR:jp08301] 2 個々の器官系用医薬品 23 消化器官用薬 232 消化性潰瘍用剤 2321 メチルメチオニン製剤 D00177 メチルメチオニンスルホニウムクロライド (JAN); メチルメチオニンスルホニウムクロリド
- 成分名 分量 働き メチルメチオニンスルホニウムクロリド 150.0mg 胃粘膜修復成分 炭酸水素ナトリウム 700.0mg 制酸成分 炭酸マグネシウム 250.0mg 制酸成分 沈降炭酸カルシウム 1200.0mg 制酸成分 ロートエキス3倍散 90.0mg (ロート ...
- キャベジンU 1g中に: メチルメチオニンスルホニウムクロリド・・・50mg メタケイ酸マグネシウム・・・・400mg 沈降炭酸カルシウム・・・200mg 重質炭酸マグネシウム・・・150mg 適応 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃炎
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
- 1g中 メチルメチオニンスルホニウムクロリド 50mg、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 400mg、沈降炭酸カルシウム 200mg、炭酸マグネシウム 150mg
添加物
- カルメロースNa、D-ソルビトール、l-メントール、硬化油、ステアリン酸ポリオキシル、ステアリン酸グリセリン、トウモロコシデンプン、銅クロロフィリンNa、グリチルリチン酸2K
禁忌
- 甲状腺機能低下症又は副甲状腺機能亢進症の患者〔高カルシウム血症をおこすことがある。〕
- 透析療法を受けている患者〔長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症があらわれるおそれがある。〕
効能または効果
- 通常成人1回1.0〜1.5gを1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- 腎障害のある患者〔高カルシウム血症、高マグネシウム血症、長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症をおこすおそれがあるので定期的に血中マグネシウム、アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。〕
- 心機能障害のある患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
- 肺機能障害のある患者〔症状を悪化させるおそれがある。〕
- 高マグネシウム血症の患者〔高マグネシウム血症を悪化させるおそれがある。〕
- 高カルシウム血症の患者〔高カルシウム血症を悪化させるおそれがある。〕
- リン酸塩低下のある患者〔アルミニウムにより無機リンの吸収が阻害される。〕
薬効薬理
メチルメチオニンスルホニウムクロリドの各種実験潰瘍、胃粘膜損傷に対する作用
- 実験潰瘍(酢酸、clamping)を抑制し、胃粘膜組織ムコ多糖成分の分解を防止(β-グルクロニダーゼ活性およびN-アセチル-β-グルコサミニダーゼ活性の抑制)する(ラット)2)。
- 実験潰瘍(エタノール、塩酸エタノール、塩酸アスピリン)における胃粘膜損傷を抑制する。インドメタシン前処理ではこれらの作用は低下する(ラット)3)。
- 実験潰瘍で胃血流を増加する(イヌ)4)。
- エタノール潰瘍に対して胃粘膜表層部の粘液糖蛋白量を増加・保持させる(ラット)5)。
- 胃切除後の残胃粘膜の変性防止を認め、上皮の再生、粘液分泌を認める(イヌ)6)。
メチルメチオニンスルホニウムクロリドとメタケイ酸アルミン酸マグネシウム・沈降炭酸カルシウム・炭酸マグネシウムの配合意義
- 実験潰瘍を抑制し、上記制酸剤配合による協力効果が認められる(ラット)7)8)。
有効成分に関する理化学的知見
メチルメチオニンスルホニウムクロリド
一般名
- メチルメチオニンスルホニウムクロリド(Methylmethionine Sulfonium Chloride)
化学名
- 3-Amino-3-carboxypropyldimethyl sulfonium chloride
分子式
分子量
融点
性状
- 白色の結晶又は結晶性の粉末で、わずかに特異なにおいがある。水に極めて溶けやすく、エタノール(99.5)、アセトン又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。また、吸湿性である。
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム
性状
- 白色の粉末又は粒で、におい及び味はない。水又はエタノール(95)にほとんど溶けない。1gを希塩酸10mLと加熱するとき、大部分溶ける。
沈降炭酸カルシウム
性状
- 白色の微細な結晶性の粉末で、におい及び味はない。水にほとんど溶けないが、二酸化炭素が存在すると溶解性を増す。エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。希酢酸、希塩酸又は希硝酸に泡立って溶ける。
炭酸マグネシウム
性状
- 白色のもろい塊又は粉末で、においはない。水、エタノール(95)、1-プロパノール又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。希塩酸に泡立って溶ける。飽和水溶液はアルカリ性である。
★リンクテーブル★
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メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、メチルメチオニンスルホニウムクロリド、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム
- 関
- 消化性潰瘍用剤
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- 英
- methylmethionine、methylmethionine sulfonium chloride
- 関
- 塩化メチルメチオニンスルホニウムクロライド、メチルメチオニンスルホニウムクロリド
[★]
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、メチルメチオニンスルホニウムクロリド、炭酸マグネシウム、沈降炭酸カルシウム
[★]
塩化メチルメチオニンスルホニウムクロライド、メチルメチオニンスルホニウムクロリド
- 関
- methylmethionine
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- 英
- methylmethionine sulfonium chloride
- 関
- メチルメチオニン、メチルメチオニンスルホニウムクロリド
[★]
- 英
- methionine, Met, M
- 関
- アデノシルメチオニン、アミノ酸
概念
-CH2-CH2-S-CH3
分解
臨床関連
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- 英
- chloride
- 関
- 塩化、塩化物、塩素イオン、クロライド、クロール
[★]
- 英
- (翻訳開始阻害タンパク質)thionin、(色素)thionine
[★]
- 英
- sulfo
- 関
- スルフォ