- 英
- opossum
- 関
- オポッサム
WordNet
- nocturnal arboreal marsupial having a naked prehensile tail found from southern North America to northern South America (同)possum
PrepTutorEJDIC
- フクロネズミ(米国南部産の樹上に住む有袋動物)
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/03/04 02:49:19」(JST)
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オーストラリアとその周辺の「ポッサム」とは異なります。 |
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オポッサム |
生息年代: 白亜紀後期–現世
PreЄ
Є
O
S
D
C
P
T
J
K
Pg
N
|
キタオポッサム Didelphis virginiana
|
分類 |
界 |
: |
動物界 Animalia |
門 |
: |
脊索動物門 Chordata |
亜門 |
: |
脊椎動物亜門 Vertebrata |
綱 |
: |
哺乳綱 Mammalia |
亜綱 |
: |
獣亜綱 Theria |
下綱 |
: |
後獣下綱 Metatheria |
上目 |
: |
有袋上目 Marsupialia |
目 |
: |
オポッサム目 Didelphimorphia |
科 |
: |
オポッサム科 Didelphidae |
|
学名 |
Didelphidae Gray, 1821
Didelphimorphia Gill, 1872 |
和名 |
オポッサム |
英名 |
opossum |
亜科 |
- オポッサム亜科 Didelphinae
- ウーリーオッポッサム亜科 Caluromyinae
|
オポッサム (opossum) は、有袋類オポッサム目オポッサム科の総称である。1目1科。アメリカ大陸に分布する。
ただしオーストラリアでは、双前歯目のポッサムのことをオポッサムということがあるので注意。
特徴
オポッサムは、外見は少しネズミに似ているが、カンガルーやコアラなどと同様に腹に育児嚢(いくじのう)という袋をもつ有袋類であり、ネズミに似た外見をしていることから、フクロネズミとも呼ばれる。
オポッサムは12–14日程度という非常に短い妊娠期間を経て、胎児の状態で出産される。生まれた子は、ただちに這って育児嚢にたどり着き、嚢の内部にある乳首から乳を吸って過ごすようになる。しばらくは育児嚢で育てられるが、大きくなると育児嚢から出て、親の背中で過ごすことが多くなる。親が子を背負う姿から、コモリネズミの別名が使われることもある。
雑食性でシロミミオポッサムは鳥・カエルをも食べる。また、死んだふりをする動物として有名である。
分布
有袋類はオーストラリアに生息するものがよく知られるが、オポッサムは北アメリカ大陸から南アメリカ大陸にかけて生息する。このオポッサム科の種数は70種以上と、有袋類のなかで最大である。
有袋類は有胎盤類より先に出現し、その後に現われた有胎盤類により生態系の位置を奪われた。しかしオーストラリア大陸と南アメリカ大陸は他の大陸から遠く隔絶していたため、ユーラシア大陸の有胎盤類はこの2大陸に侵入できず、この地域のみ有袋類の世界が残った。
オーストラリア大陸は隔絶状態が続いたために、現在でも有袋類は生態系の重要な地位にある。しかし、南アメリカ大陸は大陸移動の結果、北アメリカ大陸と陸橋で接続し、これを通って侵入した有胎盤類によって、有袋類中心の生態系は崩壊した。 しかし、オポッサム類だけは生き残り、逆に陸橋を通って北アメリカ大陸に進出している。
その理由は未解明だが、仮説の1つは、原始的な形態を持つために特定環境への適応をあまり発達させていなかったからではないかとする。つまり、様々な環境変化に対応することが可能だったのだ、というのである。
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ウィキメディア・コモンズには、キタオポッサムに関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにオポッサムに関する情報があります。 |
哺乳類の現生目 |
原獣亜綱 |
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後獣下綱 |
- オポッサム目
- ケノレステス目
- ミクロビオテリウム目
- フクロネコ目
- バンディクート目
- 双前歯目
- フクロモグラ目
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異節上目 |
|
アフリカ獣上目 |
- ハネジネズミ目(長脚目)
- アフリカトガリネズミ目(テンレック目)
- ツチブタ目(管歯目)
- イワダヌキ目
- ゾウ目(長鼻目)
- ジュゴン目(海牛目)
|
真主齧上目 |
- ツパイ目(登木目)
- ヒヨケザル目(皮翼目)
- サル目(霊長目)
- ネズミ目(齧歯目)
- ウサギ目
|
ローラシア獣上目 |
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- センザンコウ目(有鱗目)
- ネコ目(食肉目)
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|
廃止・希 |
- 有袋目(フクロネズミ目)
- モグラ目(食虫目・無盲腸目)
- 異節目・貧歯目(アリクイ目)
- ウシ目(偶蹄目)
- クジラ目
|
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- フクロネズミ(Didelphis virginiana)の食道粘膜筋板におけるsubstance P性神経(生理学)
- フクロネズミの精巣上体における精子の番いについての走査電子顕微鏡的研究
- フクロネズミTrichosurus rulpeculaの白血球と血小板 比較形態学的,計量的,細胞化学的研究〔英文〕
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- natural host, natural reservoir?
- 関
- 宿主
- 自然界で宿主となっている生物。寄生する生命体が害を与えずに共生できる宿主。
- Natural reservoir or nidus, refers to the long-term host of the pathogen of an infectious disease.
- It is often the case that hosts do not get the disease carried by the pathogen or it is carried as a subclinical infection and so asymptomatic and non-lethal.
- Once discovered, natural reservoirs elucidate the complete life cycle of infectious diseases, providing effective prevention and control.
参考
[★]
- 英
- opossum
- 関
- フクロネズミ、オポッサム属
[★]
- 関
- 鼠、齧歯目、ネズミ亜目