- 英
- pneumovirus infection
- 関
- ニューモウイルス感染症
Japanese Journal
- 医者があなたに言わないことⅡ(60)3月~6月 長引く高熱、咳はhMPV(ヒト・メタ・ニューモ・ウイルス)感染
- P-121 ヒトメタニューモウイルス感染が喘息発作の誘因となった小児気管支喘息2例の検討(小児喘息(病態・評価)1,一般演題,第25回日本アレルギー学会春季臨床大会)
- 重症心身障害児(者)病棟におけるヒト・メタニューモウイルス感染症の流行
- 松田 俊二,小村 珠喜,塚越 博之 [他],野田 雅博,木村 博一
- 感染症学雑誌 : 日本伝染病学会機関誌 : the journal of the Japanese Association for Infectious Diseases 86(2), 109-114, 2012-03-20
- 重症心身障害児(者)病棟ではしばしば感染症の流行がみられるが,その半数は病原体不明である.今回,愛媛病院の 2 病棟で感染症が連続して流行し(A 病棟で 40 名中感染者 18 名,B 病棟で 60 名中感染者 14 名),感染者 4 名の咽頭と鼻腔ぬぐい液よりヒトメタニューモウイルスが検出された.ウイルス遺伝子の系統樹解析からすべての株がサブグループB2 に分類される株と判明し,同一ウイルスの …
- NAID 10031120942
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- ... 抗体が消失する生後6ヶ月くらいから感染が始まり、2歳までに50%、10歳までにほぼ全員が感染します。RSウイルスに次ぐ細気管支炎の重要な菜要因です。 診断 鼻汁を鼻咽頭から綿棒でこすって取り、RT-PCR法という方法で ...
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ニューモウイルス感染症、ニューモウイルス感染
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- 英
- human metapneumovirus infections
- 関
- ヒトメタニューモウイルス
疫学
- 2009/12-2010/5に呼吸器感染症で入院した小児患者258人(山形市立病院斉生館(山形県))のうちRSウイルス30%、hMPVウイルス18%を占めた。
- 生後6ヶ月から感染。2歳までに約半数、10際までにほぼ全ての小児が初感染。
- 春先に多い(2-4月)
- 11-12月:RSウイルス・パラインフルエンザウイルス
- 1-3月 :インフルエンザウイルス
- 2-4月 :ヒトメタニューモウイルス
- 発症のピークは1-2歳 ⇔ RSウイルス感染症は1歳未満
- 感染経路:おそらく飛沫感染。集団完成する例が多い。
症状
- 1-3際の小児では38-39℃の発熱が4-5日持続。
臨床経過
- 1-3歳では咳がでると同日か翌日に発熱・鼻汁が出現する。発熱は5日前後、咳は1週間以上続く。気管支炎か下気道炎を起こす例もある。
身体所見
免疫
- 免疫を獲得しづらく、成人以降も何度も感染するが症状は軽くなる。
診断
問診
治療
- 対症療法:鼻汁除去、痰の排泄促進
- 細菌感染の続発による2峰性発熱を考慮。5日以上の発熱は細菌感染を考慮。
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- 英
- pneumovirus infection
- 関
- ニューモウイルス感染
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- 英
- virus
- 同
- ウイルス粒子 virus particle、ビリオン virion
- 関
- 微生物学、抗ウイルス薬、国試に出がちなウイルス
感染経路による分類 SMB.374
学名
目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)
増殖過程
- 吸着 absorption
- 侵入 penetration
- 脱殻 uncoating
- ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
- ウイルス粒子の組み立て assembly
- 放出 release
感染の分類
持続時間
ゲノム
- 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。
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- 英
- infection
- 関
- 定着、感染症、不顕性感染、顕性感染。サブクリニカル感染
- 細菌が宿主の体表面、体内や組織内に付着して増殖し、定着している状態。
- 感染の成立には微生物(定着能、増殖能、細胞内進入能、毒素産生能などを総合した病原性)と宿主(排除能、殺菌能などの生体防御機構)の力関係が崩れたときに生じる