尿素
Japanese Journal
- アトピー性皮膚炎におけるリドメックス ケラチナミン併用療法の臨床検討
- 老人性乾皮症に対するヒルドイド^( !R)軟膏の有用性の検討 : ケラチナミンコーワ軟膏^( !R)との左右比較試験
- 20%尿素含有軟膏(ケラチナミンコ-ワ軟膏)のアトピ-皮膚に対する臨床効果の二重盲検試験
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量
添加物
- ワセリン、流動パラフィン、セタノール、ステアリルアルコール、ポリソルベート60、ステアリン酸ソルビタン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、グリシン
禁忌
(次の部位には使用しないこと)
効能または効果
- 魚鱗癬、老人性乾皮症、アトピー皮膚、進行性指掌角皮症(主婦湿疹の乾燥型)、足蹠部皸裂性皮膚炎、掌蹠角化症、毛孔性苔癬
慎重投与
(次の場合には慎重に使用すること)
- 炎症、亀裂を伴う症例〔ぴりぴり感などを生ずる。〕
- 皮膚刺激に対する感受性が亢進している症例〔ぴりぴり感などを生ずる。〕
薬効薬理
- 角質の水分保持量を増加させる(牛 in vitro)。4)5)
- 角質の溶解剥離により肥厚している角質層を菲薄化し、鱗屑を消失させる(魚鱗癬患者)。6)7)
- 尿素の有する角質の水分保持増加作用、角質の溶解剥離作用により、魚鱗様紋理を軽快させ、また乾皮、角化皮膚をしっとりさせ、皮膚をより正常化する(魚鱗癬患者)。8)〜10)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
分子式
分子量
融点
性状
- 無色〜白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、冷涼な塩味がある。水に極めて溶けやすく、沸騰エタノール(95)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。水溶液(1→100)は中性である。
★リンクテーブル★
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- 英
- urea
- 同
- カルバミド carbamide、ウレア
- 商
- アセチロール、イソジンシュガーパスタ、ウリモックス、ウレア、ウレパール、カフコデN配合、ケラチナミン、ケラベンス、コンベルビー、ノルニチカミン、パスタロン、パステルハップ 、ビタルファ、ピロニック、プラチアミン、ブロバリン、ブロムワレリル尿素 、ベギン、ユービット、ワイドコール
- 関
- 尿素クリアランス、ウレアーゼ
O=C(NH2)2
生合成
分解
- 尿素はウレアーゼにより加水分解されて二酸化炭素とアンモニアを生じる。ヘリコバクター・ピロリ菌や尿路の細菌がウレアーゼを産生している
腎臓
- 多くの組織では浸透圧物質として無効であるが、腎臓のネフロンの多くの部位では有効な浸透圧物質である (文献名不明 p.373)
- 再吸収:近位尿細管、集合管(ADH作用時)
- 分泌 :ヘンレプールの細い部分
- GFRが低下すると血中尿素濃度と血中クレアチン濃度は上昇し、GFRが正常の1/3-1/4になると顕著となる。
腎髄質での尿濃縮機構
- 腎臓における尿の濃縮は(1)腎髄質の浸透圧勾配(NaClと尿素が形成)と(2)集合管による水透過性に支配されている。
- 尿素が腎髄質の浸透圧勾配に重要な役割を果たしている。
- シスプラチンは尿素サイクルを抑制し、尿濃縮機構を障害する。
外用薬
- 皮膚角質の水分保持力を増強させ、また角質溶解作用などにより角化皮膚をしっとりさせ、皮膚の状態を正常化させる。
- アトピー性皮膚炎、魚鱗癬、老人性乾皮症、掌蹠角化症、苔癬、進行性指掌角皮症などに使用される。
- 炎症を来している部位への外用により刺激感を生じる。
- 潰瘍、びらん、創面への直接塗布は避けるようにする。
臨床関連
- GFRが低下して血中に窒素化合物が蓄積している状態
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