尿素
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- ウリモックス 一般名 尿素 欧文一般名 Urea 製剤名 10%尿素クリーム 薬効分類名 角化症治療剤 薬効分類番号 2669 KEGG DRUG D00023 商品一覧 JAPIC 添付文書(PDF) この情報は KEGG MEDICUS の一部として提供されています ...
- 皮膚角化症治療の外用薬「ウリモックス(池田薬品)」の説明。成分名、製品名、作用・副作用、用法・注意点など。 ... 成分名 尿素 作用 皮膚の角質の水分保持量を増加させ、角質の溶解、剥離を促す作用があるので、皮膚の角化症 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量(1g中)
添加物
- スクワラン、セタノール、1, 3-ブチレングリコール、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリン、メチルパラベン、ブチルパラベン、その他3成分
効能または効果
- アトピー皮膚、進行性指掌角皮症(主婦湿疹の乾燥型)、老人性乾皮症、掌蹠角化症、足蹠部皸裂性皮膚炎、毛孔性苔癬、魚鱗癬
- 1日2〜3回、患部を清浄にしたのち塗布し、よくすり込む。
なお、症状により適宜増減する。
慎重投与
次の場合には慎重に使用すること
[一過性の刺激症状を生じることがある。]
[一過性の刺激症状を生じることがある。]
薬効薬理
,*生物学的同等性試験
- ウリモックスクリーム10%は、ウシ角質を用いた角質水分保持試験1)及びヒトにおける皮表角質水分吸収・保持試験2)において標準製剤 (10%) との効力比較の結果、両剤間に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。
有効成分に関する理化学的知見
局方名:
化学名:
- Urea
- 無色〜白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、冷涼な塩味がある。水に極めて溶けやすく、沸騰エタノール(95)に溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルに極めて溶けにくい。水溶液(1→100)は中性である。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- urea
- 同
- カルバミド carbamide、ウレア
- 商
- アセチロール、イソジンシュガーパスタ、ウリモックス、ウレア、ウレパール、カフコデN配合、ケラチナミン、ケラベンス、コンベルビー、ノルニチカミン、パスタロン、パステルハップ 、ビタルファ、ピロニック、プラチアミン、ブロバリン、ブロムワレリル尿素 、ベギン、ユービット、ワイドコール
- 関
- 尿素クリアランス、ウレアーゼ
O=C(NH2)2
生合成
分解
- 尿素はウレアーゼにより加水分解されて二酸化炭素とアンモニアを生じる。ヘリコバクター・ピロリ菌や尿路の細菌がウレアーゼを産生している
腎臓
- 多くの組織では浸透圧物質として無効であるが、腎臓のネフロンの多くの部位では有効な浸透圧物質である (文献名不明 p.373)
- 再吸収:近位尿細管、集合管(ADH作用時)
- 分泌 :ヘンレプールの細い部分
- GFRが低下すると血中尿素濃度と血中クレアチン濃度は上昇し、GFRが正常の1/3-1/4になると顕著となる。
腎髄質での尿濃縮機構
- 腎臓における尿の濃縮は(1)腎髄質の浸透圧勾配(NaClと尿素が形成)と(2)集合管による水透過性に支配されている。
- 尿素が腎髄質の浸透圧勾配に重要な役割を果たしている。
- シスプラチンは尿素サイクルを抑制し、尿濃縮機構を障害する。
外用薬
- 皮膚角質の水分保持力を増強させ、また角質溶解作用などにより角化皮膚をしっとりさせ、皮膚の状態を正常化させる。
- アトピー性皮膚炎、魚鱗癬、老人性乾皮症、掌蹠角化症、苔癬、進行性指掌角皮症などに使用される。
- 炎症を来している部位への外用により刺激感を生じる。
- 潰瘍、びらん、創面への直接塗布は避けるようにする。
臨床関連
- GFRが低下して血中に窒素化合物が蓄積している状態
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商品