- 英
- guanosine diphosphate, GDP
- 関
- グアニン
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/26 20:33:10」(JST)
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グアノシン 5'-二リン酸 |
|
一般情報 |
IUPAC名 |
グアノシン 5'-二リン酸 |
別名 |
GDP |
分子式 |
C10H15N5O11P2 |
分子量 |
443.20 g/mol |
形状 |
|
CAS登録番号 |
[146-91-8] |
SMILES |
O[C@H]1[C@H]([C@H](N2C(N=
C(N)NC3=O)=C3N=C2)O[C@@H]
1COP(O)(OP(O)(O)=O)=O)O |
性質 |
グアノシン二リン酸(グアノシンにリンさん、Guanosine diphosphate)、はヌクレオチドの一種であり、略号はGDPである。それはグアノシンヌクレオシドのピロリン酸エステルである。すなわち、GDPはピロリン酸基、五炭糖のリボースそして核酸塩基のグアニンから構成される。
GDPはGTPアーゼのGTPを用いた二リン酸化、例えばシグナル伝達の際にGタンパク質、により生成する。
生化学的にはGDPはピルビン酸キナーゼやホスホエノールピルビン酸の助けによりGTPに変換される。
関連項目
核酸の構成要素 |
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核酸塩基 |
プリン (アデニン、グアニン、プリン類縁体) · ピリミジン (ウラシル、チミン、シトシン、ピリミジン類縁体)
|
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ヌクレオシド |
リボヌクレオシド
|
アデノシン · グアノシン · 5-メチルウリジン · ウリジン · シチジン
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デオキシリボヌクレオシド
|
デオキシアデノシン · デオキシグアノシン · チミジン · デオキシウリジン · デオキシシチジン
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ヌクレオチド
(ヌクレオシド一リン酸) |
リボヌクレオチド
|
AMP、GMP、m5UMP、UMP、CMP
|
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デオキシリボヌクレオチド
|
dAMP、dGMP、dTMP、dUMP、dCMP
|
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環状ヌクレオチド
|
cAMP、cGMP、c-di-GMP、cADPR
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ヌクレオシド二リン酸 |
ADP、GDP、m5UDP、UDP、CDP · dADP、dGDP、dTDP、dUDP、dCDP
|
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ヌクレオシド三リン酸 |
ATP、GTP、m5UTP、UTP、CTP · dATP、dGTP、dTTP、dUTP、dCTP
|
|
主要な生体物質:炭水化物(アルコール、糖タンパク質、配糖体) · 脂質(エイコサノイド · 脂肪酸/脂肪酸の代謝中間体 · リン脂質 · スフィンゴ脂質 · ステロイド) · 核酸(核酸塩基 · ヌクレオチド代謝中間体) · タンパク質(タンパク質を構成するアミノ酸/アミノ酸の代謝中間体) · テトラピロール · ヘムの代謝中間体 |
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Related Links
- 栄養・生化学辞典 グアノシン二リン酸の用語解説 - ヌクレオチドの一つ.GTPアーゼによってGTPからリン酸が一つとれた形の化合物.Gタンパク質とよばれる信号伝達系の分子と結合して細胞内信号伝達に重要な役割を果たす.
- 株式会社スポーツニッポン新聞社(以下「弊社」といいます)が提供する スポニチwiki サービス(以下「当サービス」といいます)では、ウィキメディア財団が運営する日本語版ウィキペディアに含まれるフリー百科事典の情報及びその関連 ...
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★リンクテーブル★
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グアノシン二リン酸
- 関
- GDP
[★]
- 英
- guanosine diphosphate fucose、GDP fucose
- 関
- GDPフコース
[★]
- 英
- guanosine diphosphate mannose
[★]
- 英
- guanosine diphosphate sugar
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- phosphoric acid
- 関
- PO4
- pKa1=2.12
- pKa2=7.21
- pKa3=12.67
[★]
- 英
- guanosine Guo G
- 関
- [[]]