出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/11/14 17:26:41」(JST)
オオバコ | |||||||||||||||||||||||||||
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オオバコ
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Plantago asiatica L. |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
オオバコ(大葉子) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Chinese Plantain, Arnoglossa |
オオバコ(大葉子、Plantago asiatica)とはオオバコ科オオバコ属の多年草。車前草ともいう。
日本全土に分布する雑草である。茎は短く、地面に埋まっている。葉は葉柄があり、さじ型。花は穂状につき、緑色。踏みつけに強く、人などがよく踏む道路脇などの場所に生える。踏みつけが弱い場所では、高くのびる性質を持たないので、他の草に負けてしまう。
葉や種子は咳止めなどの薬になる。また、花穂を根本から取り、二つ折りにして、二人が互いに引っかけあって引っ張り、どちらが切れないかを競う遊びがある。
葉が広く大きいことから「大葉子」という。「車前」は漢名で、車(牛車・馬車)が多く通る道の端に多く生えることからこの名がついた。
リクガメのエサとしても有名でカルシウムが多い。
オオバコの成熟種子、花期の全草を乾燥したものを、それぞれ車前子(しゃぜんし)、車前草(しゃぜんそう)といい日本薬局方に収録された生薬である。また、葉だけを乾燥させたものを車前葉(しゃぜんよう)という。これら3つはともに消炎、利尿、止瀉作用などがある。
漢方では、車前子は牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)などに配合される。他の2つは民間薬的なものであり、漢方ではまず使わない。
花
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