UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- P2-7-7 胎盤用手剥離術は胎児娩出後どのタイミングで施行すべきか(Group79 妊娠・分娩・産褥の病理(症例)1,一般演題,第63回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 手術手技 名医が手解き 産科手術の基本手技(2)頸管裂傷縫合術,胎盤用手剥離術
Related Links
- 赤ちゃんが産まれて30分経っても胎盤が出てこないときに癒着胎盤を疑います。胎盤用手剥離術を行っても剥がれて出てこないときに、臨床的に診断をします。 最終確定診断 単純子宮全摘出術後(手術的に子宮をすべて摘出する手術 ...
- ふぃっしゅ 2010/10/28 13:24 琴子ちゃんのお母さん、こんにちは。胎盤用手剥離術は、医療行為です。自然な分娩経過で無事に赤ちゃんが生まれたのに胎盤が出てこない、というのは結構日常的に体験することです。
Related Pictures
★リンクテーブル★
[★]
- 34歳の初産婦(1妊0産)。妊娠37週6日の午前0時に破水感があり、午前時に受診した。妊婦健康診査は妊娠8週から受けており、特に異常は指摘されていない。来院時、羊水の流出を認め、混濁はなかった。内診で子宮口は3cm開大していた。その後の分娩経過記録を以下に示す。
- 午前3時:子宮収縮は10分間隔、子宮口は5cm開大。
- 午前10時:子宮口は全開大。
- 午前11時:2,850gの女児を娩出。児娩出後、子宮収縮は不良で子宮底マッサージとオキシトシンの点滴投与を行ったが胎盤は自然娩出されず。
- 午前11時30分:胎盤用手剥離術により胎盤娩出。胎盤娩出後には子宮収縮は良好となり止血。分娩時の出血量は1,200mL。
- 正しいのはどれか。
- a 分娩の開始は午前0時である。
- b 適時破水である。
- c 分娩第1期は11時間である。
- d 分娩第3期は30分間である。
- e 分娩時出血量は正常範囲である。
[正答]
※国試ナビ4※ [113F048]←[国試_113]→[113F050]
[★]
- 英
- placenta (Z)
発生
- G10M.30 NGY.287
- 妊娠7週から形成が始まり、妊娠4ヶ月末(妊娠15週末,妊娠前期末)に完成。妊娠10ヶ月末まで増大し続ける。
解剖
- NGY.287
- 正期産では500g、直径20cm、厚さは中央部で2cmの扁平な円盤状構造物である。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
機能
ガス・物質交換と代謝
単純核酸
|
酸素、二酸化炭素、遊離脂肪酸、脂溶性ビタミン、ナトリウム、カリウム、尿素、尿酸、薬剤の大部分、麻酔学
|
促進拡散
|
グルコース。GLUT1とGLUT3による
|
能動輸送
|
アミノ酸、水溶性ビタミン、カルシウム、リン酸塩、鉄、ヨード
|
エンドサイトーシス
|
IgG, LDLコレステロール
|
薬物・毒物・感染性物質の胎盤通過性
- 脂溶性・非イオン性薬剤、分子量≧600、非抱合型ステロイドホルモン、脂質
- 水溶性・イオン性薬剤、分子量<1000、血清蛋白結合能の強い薬剤、ポリペプチドホルモン、抱合型ステロイドホルモン
ホルモン産生
[★]
- 英
- surgery
- 関
- 外科、外科学、手術、外科術、外科手術
[★]
- 英
- detachment, ablation
- 関
- 表皮剥離、表皮剥脱