UpToDate Contents
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- 1. 消化管間質腫瘍、平滑筋腫、および消化管の平滑筋肉腫の局所治療 local treatment for gastrointestinal stromal tumors leiomyomas and leiomyosarcomas of the gastrointestinal tract
- 2. GISTを含む消化管間葉系腫瘍の疫学、分類、臨床像、予後の特徴、および診断方法 epidemiology classification clinical presentation prognostic features and diagnostic work up of gastrointestinal mesenchymal neoplasms including gist
- 3. 小腸腫瘍の疫学、臨床的特徴、および種類 epidemiology clinical features and types of small bowel neoplasms
- 4. 上部消化管の上皮下病変評価のための超音波内視鏡検査 endoscopic ultrasound for the characterization of subepithelial lesions of the upper gastrointestinal tract
- 5. 子宮筋腫と子宮肉腫の識別 differentiating uterine leiomyomas fibroids from uterine sarcomas
Japanese Journal
- 胃・十二指腸の腫瘍性疾患 胃平滑肉腫・肉腫--主にGISTについて (腫瘍外科治療の最前線) -- (腫瘍外科の最新治療指針)
- 胃前庭部に発生した平滑筋腫に対して完全腹腔鏡下幽門側胃切除術を施行した1例
- 藤田 晃司,松原 健太郎,村井 信二,中村 明彦,菅沼 和弘,宇山 一朗
- 日本臨床外科学会雑誌 = The journal of the Japan Surgical Association 64(3), 629-633, 2003-03-25
- NAID 10010513358
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- 平滑筋腫とは About Leiomyoma 筋肉は随意筋である横紋筋と不随意筋である平滑筋に大きく分けられます。 平滑筋は、血管や消化管を構成する筋層で、消化管の場合食べ物を腸の中へ運ぶ働きをします。 この筋層から発生する腫瘍を平滑 ...
- 胃の筋組織から発生した粘膜下腫瘍(しゅよう)です。内視鏡検査時に内視鏡の鉗子(かんし)で押すと比較的かたい腫瘍として感じられる特徴があります。胃平滑筋腫は良性腫瘍であり、転移を起こすことはありませんが、胃平滑筋肉腫は ...
- 平滑筋腫(消化管間葉性腫瘍) - 胃の症状 と病気 平滑筋腫(消化管間葉性腫瘍)とは 平滑筋腫(ヘイカツ・キンシュ)という病名は、現在では使われず、GIST(gastrointestinal stromal tumor=消化管間葉性腫瘍)と言われます。
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★リンクテーブル★
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- 41歳の女性。健康診断の上部消化管造影で異常を指摘されて来院した。腹部は平坦で圧痛はなく、腫瘤も触知しない。血液所見:Hb13.2g/dl、白血球4,700、血小板23万。血清生化学所見:総ビリルビン0.8mg/dl、AST(GOT)25単位(基準40以下)、ALT(GPT)20単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ247単位(基準260以下)。CEA2.5ng/ml(基準5以下)。胃前庭部内視鏡写真と同部の切除組織H-E染色標本とを以下に示す。最も考えられるのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096A024]←[国試_096]→[096A026]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103I004]←[国試_103]→[103I006]
[★]
- 英
- smooth muscle (K)
- 関
- 横紋筋(骨格筋、心筋)
概念
平滑筋の構造 SP.125
- 紡錘型
- 直径:数μm, 長さ:数百μm
- 単一の核が中央部に存在
- Ca2+を貯蔵する筋小胞体を有する
- ギャップ結合を有する
- アクチンが束を造り細胞膜に付着
- 活動電位を発生する興奮性の平滑筋細胞 :消化管、門脈、膀胱、尿管、輸精管、子宮など
- 活動電位を発生しない興奮性の平滑筋細胞:大動脈、気管
- チャネル
- 膜電位依存性:Ca2+チャネル、Na+チャネル、K+チャネル
- Ca2+依存性:K+チャネル
- 細胞に対する直接の機械刺激、とりわけ伸展刺激によっても脱分極する。
平滑筋の筋収縮
- 収縮のモード:膜電位依存性、膜電位非依存性
- A. 膜電位依存性
- 1) 機械受容チャネル or 受容体共役型チャネルを介して脱分極
- 2) L型膜電位依存性Ca2+チャネルによりCa2+流入
- 3) Ca2+流入がリアノジン受容体を活性化して筋小胞体からCa2+放出
- 4) 筋収縮
- 1) 7回膜貫通型受容体(Gq)を介してホスホリパーゼCβ(PLCβ)が活性化
- 2) ホスホリパーゼCβによりIP3が産生される
- 3) 筋小胞体上のIP3受容体に結合して、細胞内にCa2+が放出される
平滑筋の収縮制御
- 平滑筋ミオシンのリン酸化によりミオシンとアクチンが結合 (⇔横紋筋ではアクチンフィラメント上にトロポニン(Ca2+依存的にミオシンの結合を許容するように制御)とトロポミオシン(ミオシンの結合を阻害)
- 平滑筋ミオシン(重鎖(229kDa)x2 + 20kDa軽鎖(リン酸化の制御を受ける) x2+ 17kDa軽鎖 x2)はミオシン軽鎖キナーゼによってリン酸化を受ける。ミオシン軽鎖キナーゼはCa2++カルモジュリン依存的にリン酸化を行う。
軽鎖ミオシンとカルモジュリン
cAMP
- 平滑筋のミオシンはミオシン軽鎖キナーゼによりリン酸化を受け、アクチンと相互作用できるようになり筋収縮が起こる。ミオシン軽鎖キナーゼは単独では不活性であり、Ca2+・カルモジュリン複合体の存在下で活性型となる。ミオシン軽鎖キナーゼはcAMP依存性キナーゼによりリン酸化を受けるとCa2+・カルモジュリン複合体との親和性が低下する。すなわち、細胞内cAMP濃度が上昇すると細胞内Ca2+が上昇しても筋収縮せずに弛緩したままとなる。これがβ2受容体作動薬→Gsα↑→[cAMP]i↑により平滑筋弛緩をもたらすメカニズムである。(HBC)
アセチルコリンによる血管平滑筋の弛緩
- アセチルコリン→血管内皮細胞の受容体に作用→phosphoinositide cycleの作動→inositol triphosphate↑→細胞内Ca2+↑→endothelium-derived relaxing factor(EDRF)の放出-(diffuse into the adjacent smooth muscle)→EDRFが可溶性のguanylyl cyclaseを活性化→細胞内cGMP↑→cGMP依存性蛋白キナーゼ→muscle proteinをリン酸化→筋弛緩
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- leio
- 英
- leiomyoma
- 同
- 筋腫 myoma
- 関
- 平滑筋肉腫 leiomyosarcoma
概念
病因
疫学
遺伝形式
病変形成&病理
症状
診断
検査
治療
予後
予防
-leiomyoma
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- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物
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- 英
- myoma、leiomyoma
- 関
- 平滑筋腫