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- ricinoleic acid
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/01/25 01:44:38」(JST)
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リシノール酸 |
|
IUPAC名 |
(7Z,12R)-12-ヒドロキシオクタデカ-9-エノン酸 |
別名 |
12-ヒドロキシ-9-cis-オクタデケン酸 |
分子式 |
C18H34O3 |
分子量 |
298.461 |
CAS登録番号 |
[141-22-0] |
SMILES |
CCCCCC[C@H](C\C=C/CCCCCCCC(=O)O)O |
リシノール酸(リシノールさん、Ricinoleic acid)は、ω-9型の非飽和脂肪酸で、天然ではトウゴマの種子に存在する。ひまし油の構成脂肪酸の約90%はリシノール酸のトリグリセリドである。工業的にはひまし油の加水分解または鹸化によって作られている[1] 。
鎮痛剤や抗炎症剤としての効果があり、薬としても用いられる[2]。
出典
- ^ “The Biosynthesis of Ricinoleic Acid”. NIH. 2006年12月30日閲覧。
- ^ “Effect of ricinoleic acid in acute and subchronic experimental models of inflammation”. PubMed. 2007年1月6日閲覧。
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Japanese Journal
- <論文・報告>Bioconversion of Castor Oil by Microorganisms
- Production of ricinoleic acid-containing monoestolide triacylglycerides in an oleaginous diatom, Chaetoceros gracilis.
- 石油資源に依存しない化成品原料となるリシノール酸の分裂酵母による分泌生産系の開発
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- 関
- 下剤、トウゴマ Ricinus communis、リシノール酸
構造
作用機序
- 膵液で加水分解されてグリセリンとリチノール酸に分解される。リチノール酸は腸粘膜に刺激を与え瀉下作用を呈する。
薬理作用
- 迅速に発現する
動態
適応
注意
- 軽い腹痛を呈し、腹鳴を伴う。
- 妊婦への使用は骨盤内充血を引き起こすことがある。
- 腸吸収を妨げるので長期不要には不向き
禁忌
副作用
相互作用
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