ミコナゾール
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- 作成又は改訂年月 *2011年1月改訂(第7版) 2010年3月改訂 日本標準商品分類番号 872529 薬効分類名 抗真菌剤 承認等 販売名 フロリード腟坐剤100mg 販売名コード 2529704J1045 承認・許可番号 承認番号 21800AMX10718000 商標名
- フロリード腟坐剤100mg。持田製薬株式会社の提供する医療関係者のためのホームページです。医薬品の写真、服用の手引き、注意事項などの製品情報がご覧になれます。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フロリード腟坐剤100mg
組成
成分・含量
添加物
禁忌
効能または効果
- カンジダに起因する腟炎及び外陰腟炎
- 1日1回1個を腟深部に挿入する。一般に6日間投与で真菌学的効果(一次効果)及び自・他覚症状の改善が得られるが、菌の再出現防止のためには14日間投与することが望ましい。
薬効薬理
真菌に対する作用
- ミコナゾール硝酸塩は外陰・腟真菌症の起因菌であるカンジダ属やトルロプシス属をはじめ、白癬の起因菌(白癬菌属、小胞子菌属、表皮菌属)やアスペルギルス属、クリプトコックス属に対し、強い抗菌作用を有する10〜12)。また、グラム陽性菌にも強い抗菌作用を有するが、グラム陰性菌には作用しない10,11)。
カンジダ属、トルロプシス属に対する最小発育阻止濃度(MIC)は下表のとおりであった1)。(薬効薬理の表参照)
デーデルライン腟桿菌に対する作用
- ミコナゾール硝酸塩はデーデルライン腟桿菌に対してほとんど作用しない13)。
作用機序
- ミコナゾール硝酸塩の抗菌作用10〜12)、生化学的作用14,15)及び超微形態学的作用16)を検討した結果、ミコナゾール硝酸塩は低濃度では主として膜系(細胞膜並びに細胞壁)に作用して、細胞の膜透過性を変化させることにより抗菌作用を示す。また、高濃度では細胞の壊死性変化をもたらし、殺菌的に作用する14〜18)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ミコナゾール硝酸塩(miconazole nitrate)
化学名
- 1-[(2RS)-2-(2,4-dichlorobenzyloxy)-2-(2,4-dichlorophenyl)ethyl]-1H-imidazole mononitrate
分子式
分子量
性状
- ミコナゾール硝酸塩は白色の結晶性の粉末である。本品はN,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく、メタノールにやや溶けにくく、エタノール(95)、アセトン又は酢酸(100)に溶けにくく、水又はジエチルエーテルに極めて溶けにくい。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- miconazole, MCZ
- 化
- 硝酸ミコナゾール miconazole nitrate
- 商
- アムリード、サラシルト、フロリードD、フロリードF、フロリードゲル、フロリード腟坐剤
- 関
- 抗真菌薬、寄生性皮ふ疾患用剤
[★]
- 英
- drug、agent
- 関
- 薬、作用薬、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬剤、薬物、代理人、薬品
[★]
- 英
- lead、lead
- 関
- 通じる、導く、導出、主導
[★]
- 英
- vaginal suppository
- 関
- 腟坐薬、膣坐薬、膣坐剤
[★]
- 英
- suppository
- 関
- 坐薬、腟坐薬