ミコナゾール
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Japanese Journal
- 臨床所見よりアカントアメーバ角膜炎が疑われた9症例の治療経過
- 眼科臨床紀要 = Folia Japonica de ophthalmologica clinica 4(1), 5-8, 2011-01-15
- NAID 10031162487
- 造血器疾患に合併した深在性真菌症に対するmiconazole(フロリードF注)の臨床的検討 - 薬剤血中濃度と有用性の検討 -
- 深在性呼吸器真菌症に対するMiconazoleの臨床的検討
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- フロリードF注200mg。持田製薬株式会社の提供する医療関係者のためのホームページです。医薬品の写真、服用の手引き、注意事項などの製品情報がご覧になれます。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フロリードF注200mg
組成
- 本剤は1管(20mL)中に下記成分を含む。(組成の表参照)
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- ピモジド、キニジン、トリアゾラム、シンバスタチン、アゼルニジピン、ニソルジピン、エルゴタミン酒石酸塩、ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦・産婦・授乳婦等への投与」の項参照)
効能または効果
- クリプトコックス、カンジダ、アスペルギルス、コクシジオイデスのうち本剤感性菌による下記感染症
- 真菌血症、肺真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎
点滴静注
- 本剤を、ミコナゾールとして200mgあたり200mL以上の生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、通常、成人にはミコナゾールとして初回200mgより開始し、以後1回200〜400mgを1日1〜3回、30〜60分以上かけて点滴静注する。
ただし、輸液量が制限される場合には、ミコナゾールとして200mgあたり50mL以上の生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液で希釈し、30〜60分以上かけて点滴静注する。
また、髄膜炎の場合は髄腔内注入を併用する。
髄腔内注入
- 通常、成人にはミコナゾールとして1日1回5〜20mgを1〜7日ごとに髄腔内に注入する。
なお、年齢・症状により適宜増減する。
- 本剤を希釈せずに急速に注射した場合、一過性の頻脈又は不整脈があらわれるおそれがあるので、本剤の使用にあたっては用法・用量を厳守すること。
- 髄腔内注入は確定診断がなされた真菌髄膜炎のみに行うこと。投与に際しては観察を十分に行い、投与部位、投与速度、投与間隔等に十分注意すること。
慎重投与
- ワルファリンを投与中の患者(「重要な基本的注意」の項、「相互作用」の項参照)
- 経口血糖降下剤(グリベンクラミド、グリクラジド、アセトヘキサミド等)を投与中の患者(「重要な基本的注意」の項、「相互作用」の項参照)
- 本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を持つ患者
- 薬物過敏症の既往歴のある患者
- 肝障害、腎障害のある患者[症状を悪化させるおそれがある。]
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明)を起こすことがあるので、観察を十分に行い、悪心・嘔吐、血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難、チアノーゼ、意識低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 肝機能障害(5%未満)、黄疸(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に臨床検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 急性腎不全(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に臨床検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- QT延長、心室性不整脈(心室性期外収縮、torsades de pointesを含む心室頻拍等)(頻度不明)があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- 汎血球減少、白血球減少、血小板減少(頻度不明)があらわれることがあるので、定期的に臨床検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
真菌に対する作用
最小発育阻止濃度
- 各種真菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)は下表のとおりであった9)。
なお、本剤の適応菌種はクリプトコックス、カンジダ、アスペルギルス、コクシジオイデスである。(薬効薬理の表参照)
感染治療実験
- 対照群が10日目に全例死亡したマウス実験的カンジダ症において、ミコナゾール25及び50mg/kg尾静脈内投与により2週間後で80%以上の高い生存率が得られた。また、12.5mg/kg尾静脈内投与でも66%の生存率が得られた10)。
作用機序
- 本剤は低濃度では主として真菌の膜系(細胞膜及び細胞壁)に作用して、膜透過性の変化を起こし、高濃度では細胞の壊死性変化をもたらして殺菌的に作用するものと考えられている11〜14)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 1-[(2RS)-2-(2,4-dichlorobenzyloxy)-2-(2,4-dichlorophenyl)ethyl]-1H-imidazole
分子式
分子量
性状
- ミコナゾールは白色〜微黄白色の結晶性の粉末である。本品はメタノール、エタノール(95)又は酢酸(100)に溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けやすく、水にほとんど溶けない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- miconazole, MCZ
- 化
- 硝酸ミコナゾール miconazole nitrate
- 商
- アムリード、サラシルト、フロリードD、フロリードF、フロリードゲル、フロリード腟坐剤
- 関
- 抗真菌薬、寄生性皮ふ疾患用剤
[★]
- 英
- lead、lead
- 関
- 通じる、導く、導出、主導
[★]
フェニルアラニン phenylalanine