クエン酸第一鉄
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Related Links
- フォリロミンとは。効果、副作用、使用上の注意。鉄欠乏性貧血に効果の高い薬です。代表的なものが硫酸鉄製剤で、胃腸に徐々に鉄が放出され、胃腸障害の少ない薬です。服用後2週間ほどで効果が現れ、1~2か月で貧血は回復します ...
- フォリロミンは鶴原が製造販売するクエン酸第一鉄ナトリウムです。効果効能は鉄欠乏性貧血。フォリロミンを使用するなら知っておきたい情報を豊富に掲載しています。
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フォリロミン錠50
組成
組 成
- フォリロミン錠50は1錠中クエン酸第一鉄ナトリウム470.9mg(鉄として50.0mg)および添加物として乳糖水和物、カルメロースカルシウム、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール6000、タルク、酸化チタン、カルナウバロウを含有する。
禁忌
鉄欠乏状態にない患者
- 〔過剰症を起こすおそれがあるので、過量投与にならないよう注意する。〕
効能または効果
- 通常成人は鉄として1日100〜200mg(フォリロミン錠50 2〜4錠、フォリロミン顆粒8.3% 1.2〜2.4g)を1〜2回に分けて食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
消化性潰瘍、慢性潰瘍性大腸炎、限局性腸炎等の胃腸疾患のある患者
発作性夜間血色素尿症の患者
鉄含有製剤(鉄剤、MRI用肝臓造影剤等)投与中の患者
薬効薬理
- ●骨髄で赤芽球に取り込まれ、血色素であるヘモグロビン合成に利用される。
- ●ラット、ウサギで硫酸第一鉄やフマル酸第一鉄と同程度に血清鉄を上昇させる。
- ●他のイオン性鉄剤に比して経口投与時の吸収は胃酸や胃内pHの変動の影響を受けにくいことが認められている。
有効成分に関する理化学的知見
- クエン酸第一鉄ナトリウムは緑白色〜帯黄緑白色の結晶性の粉末である。
本品は水に溶けにくく、エタノール(95)にほとんど溶けない。
本品は希塩酸、希硝酸又は希硫酸に溶ける。
本品は光によって徐々に褐色となる。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- ferrous citrate
- 化
- クエン酸第一鉄ナトリウム sodium ferrous citrate
- 商
- アミノレバンEN配合、フェニルアラニン除去ミルク配合、フェニレン、フェネルミン、フェロステック、フェロチーム、フェロミア、フォリロミン、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合