- 英
- hydroxyzine pamoate
- 関
- ヒドロキシジン、ヒドロキシジンパモ酸塩、塩酸ヒドロキシジン
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Japanese Journal
- 林田 草太,岡 孝和,兒玉 直樹,橋本 朋子,辻 貞俊
- 心身医学 46(10), 907-913, 2006-10-01
- … 約2時間持続.このとき血漿ヒスタミン値は上昇した.職場や姑の話をした直後にも同様の蕁麻疹が生じた.支持的精神療法に加え,心身相関の気づきを促すためにかゆみの程度を記録,自律訓練法の指導,パモ酸ヒドロキシジンの内服により,増悪・寛解因子を理解し,症状が出現しない工夫ができるようになり,その結果蕁麻疹は改善し,鏡映描写試験後の血漿ヒスタミン値の上昇も軽度となった.慢性蕁麻疹のうち心理的要因に …
- NAID 110004839541
- 玉川 理沙,加藤 則人,任 恵美,岸本 三郎
- アレルギー 55(1), 34-37, 2006-01-30
- … 女性.既往歴として慢性関節リウマチ, バセドウ病, 不整脈があり, 抗リウマチ薬や抗不整脈薬などを内服していた.皮脂欠乏性湿疹にてパモ酸ヒドロキシジンの内服を開始し, 2日後より四肢および体幹に〓痒を伴う紅斑, 丘疹がびまん性に出現し, 徐々に拡大した.血液検査では好酸球の増加がみられ, 組織学的には真皮上層にリンパ球を主体とする軽度の炎症細胞浸潤を認めた.経過から薬疹を疑い, 原因として疑わし …
- NAID 110004101695
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アタラックス-Pシロップ0.5%
組成
1mL中:
有効成分
- 日局 ヒドロキシジンパモ酸塩 8.52mg
(ヒドロキシジン塩酸塩 5mgに相当)
添加物
- ソルビン酸、カルメロースナトリウム、プロピレングリコール、D-ソルビトール液、香料、黄色5号
禁忌
- 本剤の成分、セチリジン、ピペラジン誘導体、アミノフィリン、エチレンジアミン1)に対し過敏症の既往歴のある患者
- ポルフィリン症の患者2)
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人[「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照]
効能または効果
- 蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)
- 神経症における不安・緊張・抑うつ
- 皮膚科領域には、ヒドロキシジンパモ酸塩として、通常成人1日85〜128mg(ヒドロキシジン塩酸塩として50〜75mg)を2〜3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 神経症における不安・緊張・抑うつには、ヒドロキシジンパモ酸塩として、通常成人1日128〜255mg(ヒドロキシジン塩酸塩として75〜150mg)を3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
慎重投与
- てんかん等の痙攣性疾患、又はこれらの既往歴のある患者[痙攣閾値を低下させることがある。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
- 肝機能障害のある患者[肝機能障害のある患者で血中濃度半減期が延長したとの報告がある。]
- 腎障害のある患者[中等度又は重度の腎障害のある患者で血中濃度半減期が延長したとの報告がある。]
- 下記の患者[本剤の抗コリン作用により症状が悪化するおそれがある。]
- ・緑内障の患者3)
- ・前立腺肥大等下部尿路に閉塞性疾患のある患者3)
- ・重症筋無力症の患者3)
- ・認知症の患者
- ・狭窄性消化性潰瘍又は幽門十二指腸閉塞等消化管運動が低下している患者3)
- ・不整脈を発現しやすい状態にある患者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明注))
- ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、胸部不快感、喉頭浮腫、呼吸困難、顔面蒼白、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
肝機能障害、黄疸(頻度不明注))
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
中枢抑制作用
- ヒドロキシジンは、視床、視床下部、大脳辺縁系などに作用し、中枢抑制作用を示すものと考えられている8)。
ヒドロキシジンは、電気刺激による情動行動に対し優れた静穏効果を示す。
電撃闘争ラットにおける馴化作用は、クロルジアゼポキシドとほぼ同等である9)。
抗アレルギー作用
- ヒドロキシジンは、モルモット卵白感作喘息に対して、強力な抗アレルギー作用を有することが確認されている10)。
in vitro(摘出腸管)でみた抗ヒスタミン作用はジフェンヒドラミンとほぼ同程度にとどまるが、モルモットのヒスタミン致死量(皮下注射)を指標に、ヒドロキシジンの抗ヒスタミン作用を検討すると、ヒドロキシジン経口投与1時間後のヒスタミン致死量は、対照の1,200倍、24時間後のそれは600倍となり、本剤が強力で持続的な抗ヒスタミン作用を有することが明らかにされている11)。
(表1参照)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ヒドロキシジンパモ酸塩(Hydroxyzine Pamoate)
化学名
- 2-(2-{4-[(RS)-(4-Chlorophenyl)phenylmethyl]piperazin-1-yl}ethoxy)ethanol mono[4,4’-methylenebis(3-hydroxy-2-naphthoate)(1/1)
分子式
分子量
性状
- 本品は淡黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。N,N-ジメチルホルムアミドに溶けやすく、アセトンに溶けにくく、水、メタノール、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- hydroxyzine、hydroxyzine hydrochloride
[★]
- 英
- hydroxyzine pamoate
- 関
- ヒドロキシジン、パモ酸ヒドロキシジン
[★]
- 英
- hydroxyzine
- 化
- ヒドロキシジン塩酸塩 塩酸ヒドロキシジン hydroxyzine hydrochloride、パモ酸ヒドロキシジン ヒドロキシジンパモ酸塩 hydroxyzine pamoate
- 商
- アタラックス、アタラックス-P、ハタナジン
- 関
- 精神神経用剤
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
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- hydroxy
- 関
- 水酸化、ハイドロキシ
[★]
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- pamoate
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- パモ酸塩
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- ハイドロ