- 英
- chlortetracycline、chlortetracycline bisulfate、chlortetracycline hydrochloride
- 関
- 塩酸クロルテトラサイクリン、重硫酸クロルテトラサイクリン
WordNet
- a yellow crystalline antibiotic (trade name Aureomycin) used to treat certain bacterial and rickettsial diseases (同)Aureomycin
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 術後に重篤なsyndrome of inappropriate secretion of antidiuretic hormoneを合併した膵頭部癌の1例
- 武内 有城,福岡 伴樹,高見 秀樹,村上 弘城,三輪 高也
- 日本消化器外科学会雑誌 42(5), 522-527, 2009-05-01
- … 9日目に発熱と意識障害から半昏睡を来し,採血にて血清Na 104mEq/Lと著明に低下し,精査にてSIADHと診断した.同時に,敗血症も来しており,水制限は困難なため,積極的なNaの補給とフロセミド,塩酸デメチルクロルテトラサイクリンを使用し,治療開始後15日目(術後44日目)に改善した.SIADHは腫瘍や薬剤などの原因にて発症するが,大手術後に合併したものは極めて重篤になることがあり,PPI投与も原因となる可能性もあり,注意を要す …
- NAID 110007226839
- ポリマー系カートリッジおよび金属キレートクロマトグラフィーを用いた高速液体クロマトグラフィーによる濃厚色蜂蜜中のテトラサイクリン系抗生物質の残留分析法
- 藤田 和弘,伊藤 裕信,石原 三知代,犬飼 沙知,田中 廣行,谷口 誠
- 食品衛生学雑誌 49(3), 196-203, 2008-06-25
- … 後,蛍光検出器を装着した高速液体クロマトグラフにより測定した.分析法の評価のために,最も濃厚色であるそば由来の蜂蜜を用いて,オキシテトラサイクリン(OTC),テトラサイクリン(TC)およびクロルテトラサイクリン(CTC)について,各3濃度による添加回収実験を行った.その結果,すべての添加区において70%以上の回収率が得られ,また,相対標準偏差は,10%未満であった.また,定量下限値は,OTC 0.015 mg/kg, TC …
- NAID 10024453692
Related Links
- 「副作用」 ・概論 テトラサイクリン (TC) 系抗生物質は肝障害を起こし易いことが知られているが、クロルテトラサイクリン (CTC) は最も起こし易い。ただし臨床症状、肝機能検査上に異常を示すことは少ない。組織学的に肝細胞 ...
- 百科事典マイペディア クロルテトラサイクリンの用語解説 - 抗生物質。放線菌の一種が産出。開発当初は,発疹チフス,トラコーマ,オウム病,腹膜炎,尿路感染症,腸チフスなどのほか,アメーバ赤痢,再帰熱にも有効と ...
Japan Pharmaceutical Reference
販売名
組成
成分・含量 (1カプセル中)
- デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩 150mg (力価)
添加物
- トウモロコシデンプン、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ゼラチン
禁忌
- テトラサイクリン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
適応菌種
- デメチルクロルテトラサイクリンに感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、炭疽菌、大腸菌、クレブシエラ属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、軟性下疳菌、百日咳菌、野兎病菌、ガス壊疽菌群、ワイル病レプトスピラ、リケッチア属、クラミジア属、肺炎マイコプラズマ (マイコプラズマ・ニューモニエ)
適応症
- 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、乳腺炎、骨髄炎、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、肺膿瘍、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂腎炎、尿道炎、淋菌感染症、軟性下疳、性病性 (鼠径) リンパ肉芽腫、子宮内感染、涙嚢炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、猩紅熱、炭疽、百日咳、野兎病、ガス壊疽、ワイル病、発疹チフス、発疹熱、つつが虫病
- 胎児に一過性の骨発育不全、歯牙の着色・エナメル質形成不全を起こすことがある。また、動物実験 (ラット) で胎児毒性が認められているので、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
- 小児 (特に歯牙形成期にある8歳未満の小児) に投与した場合、歯牙の着色・エナメル質形成不全、また、一過性の骨発育不全を起こすことがあるので、他の薬剤が使用できないか、無効の場合にのみ適用を考慮すること。
- デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩として通常成人1日450〜600mg (力価) を2〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
- 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最少限の期間の投与にとどめること。
慎重投与
- 肝障害のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
- 腎障害のある患者[副作用が強くあらわれるおそれがある。]
- 食道通過障害のある患者[食道潰瘍を起こすおそれがある。]
- 経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者[ビタミンK欠乏症状があらわれることがあるので観察を十分に行うこと。]
- 高齢者[「高齢者への投与」の項参照]
薬効薬理
作用機序3)
- 細菌の蛋白合成系において、aminoacyl t-RNAがm-RNA・リボゾーム複合物と結合するのを妨げ、蛋白合成を阻止させることにより抗菌作用を発揮する。また、本剤は動物のリボゾームには作用せず、細菌のリボゾームの30Sサブユニットに特異的に作用することから、選択毒性を有すると報告されている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- デメチルクロルテトラサイクリン塩酸塩 (Demethylchlortetracycline Hydrochloride) 〔JAN〕
略号: DMCTC
化学名:
- (4S , 4aS , 5aS , 6S , 12aS )-7-Chloro-4-dimethylamino-3, 6, 10, 12, 12a-pentahydroxy-1, 11-dioxo-1, 4, 4a, 5, 5a, 6, 11, 12a-octahydrotetracene-2-carboxamide monohydrochloride
- 本品は、黄色の結晶性の粉末である。
本品は、水にやや溶けやすく、エタノール (99.5) に溶けにくい。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- demethylchlortetracycline DMCTC
- ラ
- demethylchlortetracyclinum
- 化
- 塩酸デメチルクロルテトラサイクリン demethylchlortetracycline hydrochloride
- 同
- デメクロサイクリン demeclocycline
- 商
- レダマイシン、Declomycin
- 関
- テトラサイクリン系抗菌薬、SIADH
[show details]
特徴
- ADH antagonist; acts as a diuretic in SIADH
構造
[★]
- 英
- chlortetracycline hydrochloride
- 関
- クロルテトラサイクリン、重硫酸クロルテトラサイクリン
[★]
- 英
- chlortetracycline bisulfate
- 関
- クロルテトラサイクリン、塩酸クロルテトラサイクリン
[★]
デメチルクロルテトラサイクリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3