- 52歳の男性。最近仕事が忙しく、食事が不規則になり、体重も減ってきた。他院で膵癌の疑いがあるといわれたので、検査データを持ってセカンドオピニオンを求めて来院した。CA19-9のみ上昇していた。CA19-9の膵癌検出の感度50%、特異度70%であり、この患者での膵癌の検査前確率を20%と仮定する。CA19-9の上昇を考慮した検査後確率に最も近いのはどれか。
- a. 25%
- b. 30%
- c. 35%
- d. 40%
- e. 45%
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 54歳の男性。日中の眠気を主訴に来院した。営業で日中は車を運転することが多く、週に1、2日は夜11時まで勤務する。毎日ビール500ml缶を5缶飲む。元来健康で人一倍体力に自信があったが、最近身体がだるく、昼間の運転中によく居眠りしそうになる。妻から睡眠時いびきが大きく、時々息をしないことがあると言われている。身長165cm、体重92kg。脈拍84/分、整。血圧142/96mmHg。血清生化学所見:空腹時血糖132mg/dl、総コレステロール224mg/dl、HDL-コレステロール38mg/dl、トリグリセライド196mg/dl、AST37単位、ALT48単位、γ-GTP86単位(基準8~50)。安静時心電図は正常。
- この患者への指導で適切でないのはどれか。
- a. ポリソムノグラフィ検査
- b. 長時間運転の制限
- c. 睡眠薬の内服
- d. 体重の減量
- e. 禁酒
[正答]
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[★]
- 53歳の男性。朝食直後に上腹部の激痛が突然出現したため救急車で搬入された。1週前から右上腹部不快感が空腹時に出現し、食事によって軽減していた。体温38.5℃。脈拍104/分、整。血圧110/60mmHg。腸雑音は消失し、腹部全体が板状硬化を呈していた。血液所見:赤血球520万、Hb15.1g/dl、白血球14,300、血小板46万。胸部エックス線写真を以下に示す。この患者の処置で最も適切なのはどれか。
[正答]
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