- 32歳の女性。浮腫を主訴に来院した。尿所見:蛋白3+、糖(-)、潜血(-)、沈渣に白血球2~3/1視野、赤血球1~3/1視野、細菌(-)。血清生化学所見:総蛋白5.2g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン0.7mg/dl。腎生検の光顕PAS染色標本と電子顕微鏡写真とを以下に示す。この患者にみられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 22歳の男性。発熱と頸部リンパ節腫脹とを主訴に来院した。1か月前から37℃台の発熱が出現し、2週前に左頸部のしこりに気付いた。意識は清明。体温38.2℃。左頸部と鎖骨上窩とに径1.5cmのリンパ節を3個、左腋窩に径1cmのリンパ節を2個、左鼠径部に径1.5cmのリンパ節を1個触知する。
- 血液所見:赤沈45mml時間、赤血球370万、Hb11.2g/dl、Ht35%、白血球6,400。血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、アルブミン4.0g/dl、尿素窒素16mg/dl、クレアチニン1.0mg/dl、尿酸7.7mg/dl、総ビリルビン0.6mg/dl、AST33単位、ALT45単位、LDH440単位(基準176~353)、ALP330単位(基準260以下)。
- 頸部リンパ節生検H-E染色標本を以下に示す。
- この患者の治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
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[★]
- 41歳の男性。3週前に生体腎移植を受けた。術後経過は順調であったが2日前から軽度の発熱と移植腎部の疼痛とが出現し、尿量が減少した。意識は清明。体温37.4℃。血圧150/90mmHg。24時間尿量800ml。血清生化学所見:尿素窒素30mg/dl、クレアチニン2.1mg/dl、Na134mEq/l、K5.0mEq/l、Cl97mEq/l、胸部エックス線写真に異常を認めない。腹部超音波ドプラ検査で移植腎の腫大と腎血流の減少とを認める。腎盂腎杯の拡張像は認めない。考えられるのはどれか。
[正答]
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