- 22歳の女性。未経産。胞状奇胎摘出後の管理目的で来院した。
- 8週前に胞状奇胎(妊娠9週)と診断され、子宮内容除去術を受けた。膣分泌物は血性、少量。
- 子宮体部は軽度腫大し、付属器は触知しない。
- 基礎体温は1相性。尿中hCG値1,600mIU/ml。経膣超音波写真を以下に示す。
- 胸部エックス線写真で右下肺野に径15mmの結節陰影を1個認める。頭部CTと腹部CTとに異常を認めない。奇胎娩出から8週間の尿中hCG値の推移を以下に示す。
- 画像:99A40B.jpg 300px
- 治療として最も適切なのはどれか。
[正答]
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[★]
- 30歳の女性。挙児を希望して来院した。26歳で結婚し、避妊していなかったが妊娠に至らない。初経12歳。月経周期28日型、整。月経痛は認めない。24歳時、右卵管妊娠で卵管温存手術を受けた。身長158cm、体重45kg。子宮は正常大で、両側付属器は触知しない。基礎体温は2相性。血中ホルモン値(月経周期7日目):LH4.8mIU/ml(基準1.8~7.6)、FSH 8.1mIU/ml(基準5.2~14.4)、プロラクチン6.2ng/ml(基準15以下)、エストラジオール34pg/ml(基準11~230)、プロゲステロン0.2ng/ml(基準0.5以下)、テストステロン42ng/ml(基準30~90)。子宮卵管造影写真を以下に示す。夫の精液検査所見:量2.5ml、精子濃度8×106/mg、運動率55%、奇形率15%。不妊の原因として考えられるのはどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
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[★]
- 35歳の女性。1回経妊、1回経産。月経痛と挙児希望とを主訴に来院した。
- 子宮は硬く手拳大に腫大し、付臓器は触知しない。血中CA125値124単位(基準35以下)。
- 骨盤部単純MRIのT2強調矢状断像を以下に示す。
- 診断はどれか。
[正答]
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