- 37歳の女性。高カルシウム血症を指摘され、原因精査を希望して来院した。1か月前に尿路結石で治療を受けた。、28歳で下垂体腺腫摘出術を受けた。また、母と姉にも尿路結石の既往がある。血清Ca12.8mg/dl、P2.1mg/dl。血漿副甲状腺ホルモン(PTH)133pg/ml(基準10~60)。この疾患でみられるのはどれか。
[正答]
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[★]
- 5歳の男児。今朝から頻回の嘔吐と腹痛とを訴えて来院した。数日後に幼稚園で発表会が予定され、本人は気にしていた。2歳ころから、叱られたり、精神的緊張が強いと嘔吐を繰り返すという。体温37.2℃。元気がなく傾眠状である。眼瞼結膜に貧血はない。心雑音はなく、呼吸音に異常はない。腹部は陥凹し、腹壁緊張は著明に低下し、腸雑音の減弱を認める。大腿動脈音を聴取する。項部硬直とKernig徴候とを認めない。神経学的所見に異常はない。尿所見:蛋白(-)、糖(-)、アセトン体3+、潜血(-)。血清生化学所見:血糖80mg/dl、尿素窒素22mg/dl、クレアチニン0.8mg/dl、Na135mEq/l、K4.5mEq/l、Cl105mEq/l。
- CRP0.2mg/dl(基準0.3以下)。この患児への対応として最も適切なのはどれか。
[正答]
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- 38歳の女性。易疲労感、便秘および月経不順を主訴に来院した。体温35.5℃。脈拍56/分、整。血圧126/86mmHg。顔面は浮腫状で、皮膚は乾燥している。びまん性の硬い甲状腺腫を触れるが、圧痛はない。血清TSH80μU/ml(基準0.2~4.0)、freeT4 0.3ng/dl(基準0.8~2.2)、血清ブロラクチン28ng/ml(基準15以下)。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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