- 同
- ductus craniopharyngeus
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Japanese Journal
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- 胎児期の頭蓋咽頭管 Rathke's pouch の遺残から発生した良性腫瘍である。良性であるが 内分泌的異常をきたす。 小児期に発症し、小児における下垂体近傍腫瘍のほとんどを 占める。 症状. トルコ鞍上部に発生するため、下垂体腺腫と類似した症状を呈する。 ...
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[★]
- 英
- craniopharyngioma
- 関
- 脳腫瘍、下垂体、ラトケ嚢
特徴
- ラトケ嚢に遺残した口腔粘膜上皮(扁平上皮細胞巣)より発生する。
疫学
- 全脳腫瘍の3-4%(2.9%(YN))。
- 全年齢に発生しうるが、小児期にやや多く(30%)、5-9歳にその40%が発生する。成人に喪見られる。
- 男性にやや多い(1.2倍)。
部位
- 鞍上部腫瘍では第2位。(小児では1位)。トルコ鞍上腫瘍の20%を占める。
- 下垂体茎のトルコ鞍内から視床下部(第三脳室前壁)の範囲に発育する。
病理
- 結節状の境界明瞭な腫瘍で、ほとんどが嚢胞を有する。
- 多くは単胞性・多胞性の嚢胞を形成
- コレステリン結晶を含む黄褐色の嚢胞液を含む
- 小児において石灰沈着が高頻度にみられる。
組織型
- エナメル上皮腫型:小児に多い
- 扁平上皮型:成人に多い。嚢胞成分が少ない。
症状
- 頭蓋内圧亢進(水頭症)、視野異常、成長障害が三徴
- 1. 眼症状(視野異常(70-80)。視神経圧迫による)
- 2. 下垂体機能低下症状(下垂体・視床下部圧迫):尿崩症(24%)。小児:低身長(30-40%)、成人:性機能不全・無月経(80%)
- 3. 頭蓋内圧亢進症状
治療
- 全摘により治癒
- 手術療法
- 手術療法(不完全摘出例) + 放射線療法
- 放射線療法(局所照射:50-60Gy)
国試
[★]
- 英
- fauces, throat
- ラ
- pharynx (K)
-
咽頭の筋の一覧
咽頭筋
[★]
- 英
- duct、tube、canal、pipe
- ラ
- ductus、vas、meatus
- 関
- 水路、チューブ、導管、道管、卵管、道
[★]
- 英
- cranium
- 関
- 頭蓋骨