アブミ骨筋反射検査
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Japanese Journal
- 腎透析患者の聴力:―とくに鐙骨筋反射を中心として―
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★リンクテーブル★
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- 英
- stapedial reflex test SR test
- 同
- 耳小骨筋反射検査 acoustic reflex test AR test、鐙骨筋反射検査
- 関
- アブミ骨筋、インピーダンスオージオメトリー。鼓膜張筋
概念
- インピーダンスオージオメトリーの1つ。
- 鼓膜のインピーダンス(コンプライアンス)からアブミ骨筋反射が起こっているかどうかを判定する検査。
- 外耳に入れる音をだんだん高くしていきある一定以上の音が鼓膜に届くと、アブミ骨筋反射が起こりアブミ骨を牽引して内耳への伝音を妨げる。同時に、これにより(出典不明であるが)鼓膜の振動も抑制される。このため、アブミ骨筋反射が起こったときに鼓膜のインピーダンスの増大(コンプライアンスの低下)として観察される。
- アブミ骨筋反射をおこす音の閾値は75-95dB(acoustic reflex threshold, ART)
診断的意義
- 顔面の障害部位の推定:病変がアブミ骨筋神経より中枢の顔面神経にある場合に陰性となる
- 伝音性難聴の判定:耳小骨の固着・離断がある場合、アブミ骨筋反射は陰性となる。
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アブミ骨筋反射検査
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- 英
- reflex
- 関
- 反射の一覧
反射中枢の存在レベルによる分類
構成要素からの分類
- cf.原始反射
原始反射
- 生命維持のためにする反射
- 正常な新生児において特徴的に観察される反射的行動を総称してこう呼ぶ。
原始反射の例
- 乳さがし反射: 口の片側を触られると、赤ん坊の頭がそちらのほうを向くという反射。
- 吸啜反射: 赤ん坊の口の中にものを入れると、すぐにそれを吸い始めるという反射。
- モロー反射: 赤ん坊の背中と頭を支えて仰向けにした状態で、上体を数cm上方に起こし、手で支えながら急に頭部を落下させると、両手と両足を左右対称的に外側に伸ばし、それに続いてゆっくりと抱き込むような上肢の運動が見られる反射。大きな音などで驚いたときにも見られる。
- バビンスキー反射: 足の裏の外縁をゆっくりと踵からつま先に向かってこすることにより、母趾(おやゆび)が背屈し他の4趾が開く(開扇現象)反射。
参考(読んでおく)
[反射]
[★]
- 関
- 検定、試験、視察、視診、調べる、調査、テスト、点検、検討、監査、診察