- 英
- clobetasone butyrate
- 関
- クロベタゾン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 酪酸クロベタゾンクリームの湿疹・皮膚炎群に対する臨床効果,安全性および有用性の検討
- 酪酸クロベタゾンローションの湿疹・皮膚炎群に対する臨床効果,安全性および有用性の検討
- Clobetasone 17‐Butyrate外用剤の湿疹・皮膚炎に対する臨床効果の検討
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- 主成分 クロベタゾン酪酸エステル 0.05%1g 剤形 白色の軟膏剤 薬価 11.00円 ... 薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すこと ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
クロベタゾン酪酸エステル軟膏0.05%「YD」
組成
- 1g中、クロベタゾン酪酸エステル0.5mgを含有する。
添加物として、流動パラフィン、ワセリンを含有する。
禁忌
(次の患者には使用しないこと)
本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎
- [穿孔部位の治癒が遅れるおそれがある。また、感染のおそれがある。]
潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷
- [皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れるおそれがある。]
効能または効果
- アトピー性皮膚炎(乳幼児湿疹を含む)
顔面、頸部、腋窩、陰部における湿疹・皮膚炎
- 通常1日1〜数回適量を患部に塗布する。
なお、症状により適宜増減する。
重大な副作用
- 眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により緑内障、後嚢白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
生物学的同等性試験
急性炎症抑制作用
- クロベタゾン酪酸エステル軟膏0.05%「YD」、標準製剤(軟膏剤、0.05%)を塗布したラットを用いて、カラゲニン足浮腫試験を行い、浮腫率を比較した結果、コントロール群に比較し、両製剤とも有意な浮腫抑制作用が認められた。また、両製剤間の効果に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。1)
また、クロベタゾン酪酸エステル軟膏0.05%「YD」、標準製剤(軟膏剤、0.05%)を塗布したラットを用いて、ヒスタミン誘発背部皮膚血管透過性を測定した結果、コントロール群に比較し、両製剤とも有意な透過抑制作用が認められた。また、両製剤間の効果に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。1)
慢性炎症抑制作用
- 背部皮下にコットンペレットを埋め込んだラットを用い、埋め込み部分にクロベタゾン酪酸エステル軟膏0.05%「YD」、標準製剤(軟膏剤、0.05%)を連続7日間塗布した。発生した肉芽腫重量を比較した結果、コントロール群に比較し、両製剤とも有意な肉芽増殖抑制作用が認められた。また、両製剤間の効果に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。1)
また、右後肢足にアジュバントを注射したラットを用い、投与箇所にクロベタゾン酪酸エステル軟膏0.05%「YD」、標準製剤(軟膏剤、0.05%)を1日1回7日間塗布し、浮腫改善率を比較した結果、コントロール群に比較し、両製剤とも有意な浮腫抑制作用が認められ、また、両製剤間の効果に有意差は認められず、両製剤の生物学的同等性が確認された。1)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロベタゾン酪酸エステル(Clobetasone Butyrate)
化学名
- 21-Chloro-9-fluoro-17-hydroxy-16β-methyl-1,4-pregnadiene-3,11,20-trione 17-butyrate
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはない。
クロロホルムに極めて溶けやすく、アセトン又は1,4-ジオキサンに溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
光により極めて徐々に着色する。
融点:約178℃
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- clobetasone
[★]
- 英
- clobetasone
- 化
- 酪酸クロベタゾン clobetasone butyrate
- 商
- キングローン、キンダベート、キンダロン、クロベタゾン酪酸エステル、クロベタポロン、パルデス、ピータゾン、ミルドベート
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
[★]
- 英
- butyric acid, butanoic acid
- 同
- ブチル酸、ブタン酸
- 関
- カルボン酸
関連物質
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
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