- 英
- clobetasone
- 化
- 酪酸クロベタゾン clobetasone butyrate
- 商
- キングローン、キンダベート、キンダロン、クロベタゾン酪酸エステル、クロベタポロン、パルデス、ピータゾン、ミルドベート
- 関
- 鎮痛,鎮痒,収歛,消炎剤
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/06/17 13:55:45」(JST)
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クロベタゾン
|
IUPAC命名法による物質名 |
(1R,2S,10S,11S,13S,14R,15S)-14-(2-chloroacetyl)-1-fluoro-14-hydroxy-2,13,15-trimethyltetracyclo[8.7.0.02,7.011,15]heptadeca-3,6-diene-5,17-dione |
臨床データ |
AHFS/Drugs.com |
Micromedex Detailed Consumer Information |
法的規制 |
?
|
投与方法 |
外用 |
識別 |
CAS番号 |
54063-32-0 |
ATCコード |
D07AB01 S01BA09 |
PubChem |
CID 71387 |
ChemSpider |
64482 |
UNII |
LT69WY1J6D |
KEGG |
D07717 |
別名 |
(8S,9R,10S,13S,14S,16S,17R)-17-(2-Chloroacetyl)-9-fluoro-17-hydroxy-10,13,16-trimethyl-7,8,12,14,15,16-hexahydro-6H-cyclopenta[a]phenanthrene-3,11-dione |
化学的データ |
化学式 |
C22H26ClFO4 |
分子量 |
408.891 |
SMILES
- ClCC(=O)[C@@]2(O)[C@@H](C)C[C@H]1[C@H]4[C@](F)(C(=O)C[C@@]12C)[C@@]/3(/C(=C\C(=O)\C=C\3)CC4)C
|
InChI
-
InChI=1S/C22H26ClFO4/c1-12-8-16-15-5-4-13-9-14(25)6-7-19(13,2)21(15,24)17(26)10-20(16,3)22(12,28)18(27)11-23/h6-7,9,12,15-16,28H,4-5,8,10-11H2,1-3H3/t12-,15-,16-,19-,20-,21-,22-/m0/s1
Key:XXIFVOHLGBURIG-OZCCCYNHSA-N
|
クロベタゾン(Clobetasone、国際一般名[1])は、湿疹や乾癬等の皮膚炎の治療に用いられる副腎皮質ホルモンである。グラクソ・スミスクラインから、Eumosone、Eumovate[2]、またはTrimovate[3]の商標名で、クロベタゾン酪酸塩が発売されている。
トリモベート(Trimovate)は、他に抗生物質のオキシテトラサイクリンや抗真菌薬のナイスタチンも含んでいる[4][5]。
出典
- ^ United Nations Statistics Division - Classifications Registry - Alphabetical index for HS 2002 Entries starting with 'C' (page 310 of 422)
- ^ Eumovate cream/ointment, NetDoctor.co.uk
- ^ Trimovate cream, NetDoctor.co.uk
- ^ 30g Trimovate Cream Box, GSK
- ^ Medicines.org.uk - Trimovate info
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- クロベタゾン酪酸エステル軟膏の製剤学的評価 : 先発品とジェネリック品との比較
- 山本 佳久
- 製剤機械技術学会誌 = Journal of pharmaceutical machinery and engineering 23(4), 336-341, 2014
- NAID 40020345548
- P1-521 各種クロベタゾン酪酸エステル軟膏に使用される白色ワセリン基剤の鑑別(ジェネリック医薬品,ポスター,一般演題,岐路に立つ医療〜千年紀の目覚め〜よみがえれ!ニッポン!薬の改革は我らが手で!)
- 山本 佳久,深水 啓朗,目鳥 幸一,大貫 義則,小出 達夫,香取 典子,鈴木 豊史,伴野 和夫
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 22, 353, 2012-10-10
- NAID 110009618594
- 酪酸クロベタゾンクリームの湿疹・皮膚炎群に対する臨床効果,安全性および有用性の検討
- CBB研究会
- 西日本皮膚科 52(4), 776-780, 1990
- … 湿疹·皮膚炎群を対象にして酪酸クロベタゾンクリーム(岩城製薬株式会社提供)の臨床効果, 安全性, および有用性についてopen studyにより検討した。 …
- NAID 130004830750
Related Links
- キンダベートとは?クロベタゾン酪酸エステルの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番:薬事典版) ... 用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。 すべての副作用を掲載しているわけでは ...
- 薬価 1gあたり11円 ※この薬はジェネリック医薬品です 剤形 白色の軟膏剤 シート記載 TF-MV 製薬会社 日医工株式会社 主成分(一般名) クロベタゾン酪酸エステル(Clobetasone butyrate) Google Scholarで論文を検索 PubMedで論文を検索
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分の名称
含量
添加物
禁忌
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
- 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒が遅れるおそれがある。また、感染のおそれがある。]
- 潰瘍(ベーチェット病は除く)、第2度深在性以上の熱傷・凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れるおそれがある。]
効能または効果
- アトピー性皮膚炎(乳幼児湿疹を含む)
顔面、頸部、腋窩、陰部における湿疹・皮膚炎
- 通常1日1〜数回適量を患部に塗布する。
なお、症状により適宜増減する。
重大な副作用
(頻度不明)
- 眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障を起こすことがあるので注意すること。大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法(ODT)により、緑内障、後嚢白内障等があらわれることがある。
薬効薬理
- キングローン軟膏0.05%は、ラットを用いた急性炎症試験(カラニゲン足浮腫試験、血管透過性亢進抑制試験)及び慢性炎症試験(コットンペレット試験、アジュバント関節炎試験)において有意な抑制作用を示す。1)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- クロベタゾン酪酸エステル(Clobetasone Butyrate)
化学名
- 21-Chloro-9-fluoro-17-hydroxy-16β-methyl-1,4-pregnadiene-3,11,20-trione 17-butyrate
分子式
分子量
融点
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはない。
クロロホルムに極めて溶けやすく、アセトン又は1,4−ジオキサンに溶けやすく、メタノール又はエタノール(99.5)にやや溶けにくく、ジエチルエーテルに溶けにくく、水にほとんど溶けない。
光により極めて徐々に着色する。
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