- 関
- 大腿ヘルニア
UpToDate Contents
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- 1. 成人における鼠径ヘルニアおよび大腿ヘルニアに対する治療の概要 overview of treatment for inguinal and femoral hernia in adults
- 2. 腹壁ヘルニアの概要 overview of abdominal hernias
- 3. 小児における鼡径ヘルニアの概要 overview of inguinal hernia in children
- 4. 鼠径ヘルニアおよび大腿ヘルニアの分類、臨床症状、および診断 classification clinical features and diagnosis of inguinal and femoral hernias in adults
- 5. 鼡径ヘルニアおよび大腿ヘルニア修復の合併症の概要 overview of complications of inguinal and femoral hernia repair
Japanese Journal
- 股ヘルニア新手術術式
- 外科治療 23(1), 22-29, 1970-07
- NAID 40017714190
- 股ヘルニアの5症例について
- 東京女子医科大学雑誌 30(11), 2636-2643, 1960-11
- NAID 120002363124
- 股ヘルニアの5症例について
- 東京女子医科大学雑誌 30(8), 1629-1630, 1960-08-25
- NAID 120002362985
Related Links
- 世界大百科事典 第２版 股ヘルニアの用語解説 - →大腿(だいたい)ヘルニア...
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| 関連記事 | 「ヘルニア」 |
「大腿ヘルニア」
概念
疫学
- 鼡径ヘルニアの十数%を占める。
- 中年以降。女性に多い。多産もリスク。幼児にはほとんどない。 → 女性は骨盤が大きいが故に、大腿輪も大きい。分娩による大腿管組織の脆弱化。(SSUR.485)
- 比較的右側に多い。右60-70%
解剖
- ヘルニア門：大腿輪(血管裂孔の内側1/3でリンパ管が通っている。大腿輪中隔で仕切られている) ← ヘルニア門が狭く嵌頓を起こしやすい。
- ヘルニア内容：大網、小腸
症状
- 嵌頓による症状が初発のことが多い。
- 診察では鼠径靭帯の下で、かつ大腿動脈の内側に膨隆を触知するが、ヘルニアが小さく気づかない場合もある。
鑑別診断
- 鼡径リンパ節炎、Nuck管水腫
検査
- 超音波エコー：鑑別に有用
治療
- 嵌頓の頻度が高いため、外科手術を行う。
- クーパー靭帯と腸骨恥骨筋を縫合して大腿輪を縫縮する方法、或いはメッシュやプラグで大腿輪を閉鎖する方法がある。
- 死冠が存在する場合、大腿ヘルニアの嵌頓を解除するために、裂孔靭帯を無神経に内側に切開すると出血を起こすことがあるので注意(SSUR.485)
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
国試
参考
- CT image
「ヘルニア」
- 英
- hernia
- 同
- 脱腸
- 関
- 真性ヘルニア true hernia
- 鼡径部ヘルニア
- 十二指腸傍ヘルニア 傍十二指腸窩ヘルニア
- 盲腸周囲ヘルニア
- S状結腸間膜窩ヘルニア
- 網嚢孔ヘルニア
- 腸間膜裂孔ヘルニア
- 横隔膜ヘルニア