- ラ
- corona mortis (Z)
- 関
- 内腸骨動脈、大腿ヘルニア
- 下腹壁動脈枝と閉鎖動脈恥骨枝の吻合が発達した異常血管のこと。
- 死冠が存在する場合、大腿ヘルニアの嵌頓を解除するために、裂孔靭帯を無神経に内側に切開すると出血を起こすことがある。
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Japanese Journal
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[★]
- 英
- femoral hernia, crural hernia
- 同
- 股ヘルニア
- 関
- ヘルニア、鼠径ヘルニア、閉鎖孔ヘルニア
概念
- 大腿部に膨隆を起こすヘルニア。鼡径ヘルニアとの鑑別が困難な場合がある
- 前腹壁の弱い部分である大腿管で、腹部内臓が大腿輪を通って大腿管に突き出る。
疫学
- 鼡径ヘルニアの十数%を占める。
- 中年以降。女性に多い。多産もリスク。幼児にはほとんどない。 → 女性は骨盤が大きいが故に、大腿輪も大きい。分娩による大腿管組織の脆弱化。(SSUR.485)
- 比較的右側に多い。右60-70%
解剖
- ヘルニア門:大腿輪(血管裂孔の内側1/3でリンパ管が通っている。大腿輪中隔で仕切られている) ← ヘルニア門が狭く嵌頓を起こしやすい。
- ヘルニア内容:大網、小腸
症状
- 嵌頓による症状が初発のことが多い。
- 診察では鼠径靭帯の下で、かつ大腿動脈の内側に膨隆を触知するが、ヘルニアが小さく気づかない場合もある。
鑑別診断
検査
治療
- 嵌頓の頻度が高いため、外科手術を行う。
- クーパー靭帯と腸骨恥骨筋を縫合して大腿輪を縫縮する方法、或いはメッシュやプラグで大腿輪を閉鎖する方法がある。
- 死冠が存在する場合、大腿ヘルニアの嵌頓を解除するために、裂孔靭帯を無神経に内側に切開すると出血を起こすことがあるので注意(SSUR.485)
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
国試
参考
- https://epos.myesr.org/esr/viewing/index.php?module=viewing_poster&task=viewsection&pi=143217&ti=509497&si=1720&searchkey=
[★]
- 英
- crown
- 関
- 歯冠、クラウン