- 関
- 水痘・帯状疱疹ウイルス、水痘、帯状疱疹
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 帯状疱疹患者における水痘抗原皮内反応とツベルクリン反応
- Purified Protein Derivativeおよび水痘抗原刺激によるLeukocyte Procoagulant Activityの検討
- 岡田 昌彦,林 正
- アレルギー 34(10), 955-961, 1985-10-30
- … type hypersensitivity の in vitro における検査法の一つとして, PPD および水痘抗原(VVA)を用いこれらの抗原刺激により産生される LPCA を測定し, 抗原に対する特異性またその活性発現の機序について検討した.その結果, 特異性に関しては, PPD による LPCA はツ反陽性者に, VVA による LPCA は水痘既往者にそれぞれ有意の活性増加を認め, LPCA は DTH の in vitro での検査法として有用であると考えられた.また LPCA の発現機序に関し …
- NAID 110002414679
- 27 PPDおよび水痘抗原によるLymphocyte procoagulant activity(LPCA)とDelayed type hypersensitivity(DTH)との関連について
Related Links
- 水痘抗原製品情報:田辺三菱製薬の医療関係者向け製品情報サイト。添付文書、インタビューフォーム、薬価、使用期限検索、製剤写真、患者用資材など。 ... 販売名 水痘抗原「ビケン」/0.2mL×1本 薬効分類名 抗原類 成分名 有効 ...
- 薬効 6351 抗原類 一般名 水痘抗原 英名 Varicella skin test antigen BIKEN 剤形 注射液 薬価 0.00 規格 0.2mL1瓶 メーカー ... 使用制限等 1. 蔓延性の皮膚病、皮内反応検査を行うことが不適当な状態 記載場所: 使用上の注意 注意 ...
- 作成又は改訂年月 **2010年4月改訂(第9版) *2009年10月改訂 日本標準商品分類番号 876351 再審査結果公表年月(最新) 1999年3月 薬効分類名 抗原類 承認等 販売名 水痘抗原「ビケン」 販売名コード 635140AA1029 承認・許可 ...
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
水痘抗原「ビケン」
組成
製法の概要
- 本剤は、弱毒生水痘ウイルス(岡株)をヒト二倍体細胞(MRC-5)で培養増殖させ、その培養液を加熱処理し超遠心等の操作を加え、TCM-199で希釈した液剤である。
なお、本剤は製造工程でウシの血液由来成分(血清)、ヒツジの毛由来成分(コレステロール)及びブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。
組成
有効成分
- 弱毒生水痘ウイルス(岡株)由来の糖たん白(活性物質gpIII及びgpIVを含む1)) 参照品と同等以上※
希釈剤
- TCM-199 残量
エリスロマイシンラクトビオン酸塩:ウシの乳由来成分。
細胞の培養に用いるBME培地には、1mL中カナマイシン硫酸塩50μg(力価)及びエリスロマイシンラクトビオン酸塩15μg(力価)を含む。
※本剤の力価は、酵素免疫測定法により、その含量を測定するとき、参照品と同等以上である。
効能または効果
- 本剤は、水痘に対する免疫能の検査に用いる。
- 本剤は、通常、その0.1mLを1回皮内に注射する。
- 皮内反応の判定は注射後およそ24時間後に判読する。
- ただし、24時間後に陰性の場合は、更に48時間後に判読する。
判読
判読の基準は、以下のとおりとする。ただし、1mm未満は四捨五入する。
- 反応: 判定: 符号
発赤の長径4mm以下: 陰性: (−)
発赤の長径5mmから9mmまで: 陽性: (+)
発赤の長径10mm以上: 中等度陽性: (++)
発赤の長径10mm以上で硬結に二重発赤を伴うもの: 強陽性: (+++)
本剤の使用に当たっては、次のような条件下においては、水痘皮内反応が弱められることが知られている。
高齢、栄養不良、胸腺の発育不全症、ウイルス感染症、悪性腫瘍、薬剤(免疫抑制剤、副腎皮質ホルモン剤、制癌剤等)の投与中。
薬効薬理
- 自然感染、あるいは乾燥弱毒生水痘ワクチン接種により、細胞性免疫が成立しているものに本剤を皮内注射した場合、遅延型アレルギー反応の一種である皮内反応を引き起こし、注射局所に一過性の腫脹、発赤が生じる。この発赤の直径を測定し細胞性免疫の状態を診断する3), 4)。
★リンクテーブル★
[★]
- 日
- すいとう
- 英
- varicella, chickenpox
- 同
- 水疱瘡(みずぼうそう)
- 関
- 水痘・帯状疱疹ウイルス、帯状疱疹、水痘生ワクチン
特徴
病原体
潜伏期間
感染経路
- 空気感染?
- 接触感染・飛沫感染→結膜・気道粘膜 (SMB.528)
疫学
- 年齢:5-9歳。(熱帯、亜熱帯では成人が感染する)。ほとんどが10歳以前に感染
- 季節性:12-1月ピーク。8-10月谷。
- 感染率:家族内感染70-90%
- 新生児の死亡率は30%
- 白血病児では死亡率が高い。
- 米:130-200人死亡/年。白血病児の死亡率:7-28%
- 日:白血病児の死亡数、死亡率:水痘 36/118(30.5%)、帯状疱疹 1/48(2.1%)、麻疹 7/48(12.1%)
症状
- 全身倦怠感、小紅斑(掻痒感。頭皮にも出現。口腔粘膜、眼瞼粘膜。紅斑→丘疹→水疱→膿疱→痂皮→瘢痕無し)
合併症
- 脳炎
- 小脳失調症
- (1000例中1例以下)
- 成人での合併例が多い 20%
母子感染
- 母胎は水痘に感染しやすい。発症したらアシクロビルによる治療を行う。
先天性水痘症候群
- 妊娠初期に罹患した例の5%(61例中3例)で起こる
- 眼症状、大脳萎縮、皮膚瘢痕、四肢欠損、萎縮
周産期及び新生児期水痘
母胎の発症 新生児の発症
-----------------------------
出産5日以前 生後0-4日 →正常
前4日-後2日 生後5-10日 →重症 播種性・出血性水痘 死亡率30%
-----------------------------
- 水痘の既往やワクチン投与のない妊婦が分娩5日前-分娩2日後に水痘を発症した場合、胎児の水痘が重症化する(死亡率30%)
- →抗体が母体から新生児に移行しないため
- 分娩間近や分娩前の発症:母胎に免疫グロブリンを投与。
- 産後2日以内の発症 :新生児に免疫グロブリンの投与
経過
治療
- アシクロビル、ビダラビン
- 感染から72時間以内:水痘ワクチン接種→60-80%の発症阻止 (NDE.428)
- 感染から一週間以内:抗ウイルス薬の服用→軽症化 (NDE.428)
検査
- 水痘皮内反応。8hrで判定できる。陰性ならワクチン接種。
予防
- 免疫の獲得率が90%程度。水痘の感染防除、帯状疱疹の発症予防にも効果有り
- 免疫不全症患者も接種可能。ただし全く免疫が0の患者にはいけない。
出席停止の解除(学校保険法)
[★]
- 英
- antigen Ag
- 関
- 抗体
分類
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- 英
- proto
- 関
- プロト、元